ウドちゃんの旅してゴメン

エンタメ~テレクション
ウドちゃんの旅してゴメン

あたたかな笑い、優しさ、ほのぼの、キュンとする気持ち…。
ウドちゃんの笑いと優しさがいっぱいの行き当たりばったりの旅。

ウドちゃんの旅してゴメン

日本 時間 HD

"忘れかけていた気持ちを、ウドちゃんが気ままな旅を通じてみなさんにお届けします。出会った人々も気さくに接してくれる、台本のない旅。「旅番組」というよりは「旅のドラマ番組」。ユニークな人々との出会いによって、旅が予期せぬ方向にむかうことも!?ウドちゃんの笑いと優しさがいっぱいの行き当たりばったりの旅、お楽しみ下さい。

On Air Schedule
エンタメ~テレ☆シネドラバラエティ オンエアスケジュール

10
2024 October

#685
3(木)15:10-

#686
10(木)15:10-

#687
17(木)15:10-

#688
24(木)15:10-

#689
31(木)15:10-

#721
1(火)15:00-(初)
4(金)15:00-

#722
8(火)15:00-(初)
11(金)15:00-

#723
15(火)15:00-(初)
18(金)15:00-

#724
22(火)15:00-(初)
25(金)15:00-

#725
29(火)15:00-(初)


11
2024 November

#690
7(木)15:10-

#692
14(木)15:10-

#693
21(木)15:10-

#694
28(木)15:10-

#725
1(金)15:00-

#726
5(火)15:00-(初)
8(金)15:00-

#727
12(火)15:00-(初)
15(金)15:00-

#728
19(火)15:00-(初)
22(金)15:00-

#729(最終回)
26(火)15:00-(初)
29(金)15:00-

この番組は、「スカパー!サービス(CS301)」「スカパー!プレミアムサービス」「スカパー!プレミアムサービス光」「ひかりTV」「J:COM」「エンタメ~テレ導入のケーブルテレビ」にてご視聴いただけます。
※「SPOOX」「Prime Video」ではご視聴いただけません。
番組表はこちらから

Cast
出演

ウド鈴木
血液型:AB型
星座 :やぎ座
性格 :竹を割ってまたくっつけたような性格
好き :豚のしょうが焼き定食、綿棒、上戸彩ちゃん、エントランス
嫌い :アップルパイ、落ちているトイレットペーパーの芯、生きたシャコ、手前に引くドア

Episode
番組内容

#685 10月ONAIR

#685:番外編 決まっててゴメン 岐阜・多治見市

番組放送20年目に突入した1ヵ所目は岐阜県多治見市。
町並が一望できる『虎渓公園』の展望台から旅を始めます。
まず訪れたのは、多治見市が全国屈指の生産量を誇る「モザイクタイル」の未来の形「タイルジュエリー」を生産・販売する『鈴木タイル店 七窯社』。元は建物の角に使われる「役物」と呼ばれるコーナータイルを専門に作る会社ですが、何かタイルを使った雑貨が作りたい、と社員やインターンシップからアイディアを募ったところ「アクセサリーはどうか」ということになり、2013年に美濃焼の製法や描画手法を使ってアクセサリーを開発。
社長の鈴木さんは「デザイナー自身が『身につけたい』と思う作品を作ってほしい」とお願いしているんだそう。2022年、コーナータイルの製造工程で生まれる端材や産業廃棄物として処理するしかなかった廃釉薬など「もったいないモノ」を再利用し、さらに価値を生み出す目的で貴金属と高度な技術を使って「ジュエリー」を開発。「捨てるはずだった釉薬を焼いてみたら、色んな色が混ざって不思議なグレーになった」という社長に「白黒ハッキリさせるのも大事だけど、いろいろ混ざって生まれるグレーな判断を許容する心も大切ですね…」とウドちゃん。何時になく深い話になったところで「アクセサリーやジュエリーを身につけタイル!」と落としてお別れしたのでした。

次に訪れたのは「多治見市を世界一の紅葉の町にしたい!」と願い、植林を続けモミジを原料にした食品や飲料を生産・販売する『もみじかえで研究所』。所長の本間さんは大学時代、ふと窓の外を見ると真っ赤なモミジが。「ちょっと調べてみようかな…」と研究してみたところ、紅葉したモミジにどっぷりはまってしまい、モミジの可能性について研究を続け、29歳で独立して研究所を設立するほどに。
「食べられるモミジ」「世界初のモミジサイダー『もゆるは』」「モミジクッキー」「モミジ茶」などを地元の企業やお店とコラボして開発、イベントなどに出展して人気を博しているのだとか。
モミジの葉60枚分の成分を含み、キレイな紅色のモミジサイダー『もゆるは』を試飲してみたウドちゃんは「おいしい!後味は紅茶のような… 紅いからかな?」と驚きの様子。
研究所の窓から見える植林したモミジを見ながら「『多治見と言えばモミジ』と言われるくらいにしたいですね」と壮大な展望を語った本間さん。
ふと思いつくキッカケはどこにでもあっても、それを形にして成功するのは奇跡的。
多治見市でそんな奇跡に2つ出会ったウドちゃんなのでした。

ウドちゃんの旅してゴメン

#686 10月ONAIR

#686:番外編 決まっててゴメン 静岡・森町

事前に連絡をとった上でお邪魔する「決まっててゴメン!」今回は、自然や町並み、歴史文化が京都に似ていることから「遠州の小京都」と呼ばれる静岡県森町の旅。
1400年以上の歴史を有する小國神社の参道から旅をスタート。実は2009年の森町の旅で1度訪れたことがあり、約13年ぶりにお参りさせていただくことができました。神社の方に話を聞くと、現在は「令和のお屋根替え」という40年に一度の社殿群の屋根を葺き替えているところだったんです。

そんな小國神社から歩いてすぐの場所にある『久米吉』さんを訪ねます。
出迎えてくれたのは専務倉島さんとその娘さん。こんにゃく専門店として、およそ170年前に創業した久米吉では、看板商品に、栽培が難しく収穫までに3年かかるという希少品種「和玉」を使用。そんな和玉にこだわる理由は、風味・うま味がほかのこんにゃく芋に比べて飛び抜けているからなんだとか!
また直売所に併設された食事処『宮前田楽』では、娘さんがさまざまなアイデアを考え、バリエーション豊かなこんにゃく料理が楽しめます。ウドちゃんが注文したランチセットには、冷やしおでんにレモンをかけていただくメイン料理に、こんにゃくを焼きそば風やナポリタン風にしたサイドメニューが添えられていました。「おでんにレモン!こんにゃくっていろんな料理にあいますね!」と、ますますこんにゃくが好きになったウドちゃんなのでした。

続いて田園風景が広がる場所を歩き目指すのは『野末農園』。
森町の特産品でもあるとうもろこし「甘々娘」や、レタス、お米を作るほか、毎年およそ20,000個の梨を栽培・収穫しており、直売所で販売すると、即完売になるなど、人気の農園なんです。
そんな野末さんが去年作ったのが、規格外の梨を使った梨ビールで、これまた入荷すると即完売になるほど人気の商品なんだとか。
「ペアビア」という商品名で、今年分ができたばかり!ご主人の野末さんもまだ飲んでいないということで、なんとウドちゃんが今年初テイスティング。梨もビールも大好きなウドちゃんは「おいし~!!!」と大絶賛! ほんのり梨の香りが残り、とても爽やか&フルーティな味わいに、あっという間に飲み干してしまうウドちゃん。
また、おしゃれな直売所の黒板には野末さんの娘さんが描いた可愛らしい絵があり、ウドちゃんは興味津々。娘さんは調理学校でスイーツの勉強をしていて、野末さんが作った梨でタルトを作ったりしてくれるんだとか。
そんな優しい家族に囲まれる野末さんに、癒されたウドちゃんなのでした。

ウドちゃんの旅してゴメン

#687 10月ONAIR

#687:番外編 決まっててゴメン 静岡・袋井市

事前に連絡をとった上でお邪魔する「決まっててゴメン!」旅の舞台は「静岡・袋井市」、千年以上の歴史を誇る遠州三山に、旧東海道の宿場で、江戸と京都のちょうど真ん中にあたる「ど真ん中袋井宿」など見どころ満載の街。

まずウドちゃんが向かうのは、袋井市が誇る「静岡クラウンメロン」を栽培する農家が直営する、その名も『メロンカフェ』。 近年はじめたメニューの「メロンカツカレー」が絶品なんだそうです。迎えてくれたのは店主の村松さんと江川さん、おそろいの服で同じような背格好で、阿佐ヶ谷姉妹ならぬ「袋井姉妹」!二人の絶妙な掛け合いに「ちょっと袋井姉妹のお二人!」ウドちゃん笑顔がこぼれます。メロンカツカレーは、〝メロンのカツ〟がのった驚きの逸品、村松さんがクラウンメロンの魅力を広めたいとはじめたメニューなんです。「インパクトだけではなく、美味しさを追求したい」との想いからレシピはプロの料理人が監修、まさにメロンの為のカレーなんです。
「かつて見たことがありますか、メロンがカレーの上に浮かんでいることを!」メロンカツをカレーにくぐらせ、ひと口。糖度15度の果汁が溢れ、スパイシーなカレーと絶妙にマッチ!
「おいしい!合うんです!」ウドちゃんの声も高らか。
「これからもクラウンメロンをお願いします!」袋井姉妹に別れを告げ、次の旅路に。

続いて向かうのは、お茶の栽培が盛んな小笠山のふもとにある『安間製茶』。 元ライターという異色の経歴で、婿入りした3代目が手掛ける希少な白いお茶、「白葉茶」が話題なんです。
白葉茶は、収穫前にタイミングを見計らって遮光資材を3重掛けし、暗室の状態を作ることで生まれる〝白い茶葉〟から生まれるお茶で、普通のお茶に比べて旨み・甘みが3倍ほどになるんだそう。手間やコストがかかるため、全国的にみても作っている農家はほとんどおらず、超希少なお茶なんです。
「キレイですね~このような世界観の色があるんですね」透きとおったプラチナゴールドの高級茶に思わず息をのむウドちゃん。果たしてその味は…
そんな白葉茶を販売する安間孝介さんは元ライターで、お茶農家に婿入り後、お茶を学ぶために学校に通い、若者と共に学んだという異色の経歴の持ち主。「白葉茶にも興味ありますけど、僕 安間さんに興味が出てきちゃって…」ウドちゃんの興味は安間さんに。
「今が一番楽しい」と嬉しそうに語る安間さんの話に感銘を受けっぱなしのウドちゃんなのでした。 

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#688 10月ONAIR

#688:番外編 決まっててゴメン 京都市

連絡を取った上でおじゃまする「決まっててゴメン!」今回は京都市の旅!これまで何度も旅をした千年の都と呼ばれる歴史と文化の街「京都」。伝統的な工芸品との出会いも京都を旅する楽しみのひとつ。
というわけでウドちゃん、まずは京金網の工房『辻和金網(つじわかなあみ)』におじゃまします。店内にはひと編みずつ手作業で作られた金網の数々!「金網、金網…金網がいっぱい!」京都の金網の歴史は平安時代までさかのぼるといわれ、湯どうふ杓子(しゃくし)や網かご等をはじめとした生活用品として親しまれてきました。そんな中、近年はコンロでパンを焼ける焼き網が若い世代からも注目を集めているんだそうです。直火で焼いても焦げにくいよう目の細かい網が張られていて、香ばしく仕上がるとのこと。実際にパンを焼いてくださいました。「ほんとだ!いい香りがする」金網の良さがSNSなどの口コミで話題になり今では辻和金網の一番のヒット商品にまでなったんだそうです。4代目にあたる社長の息子さんにもお話をうかがうと…「社長の真似だけだと追い抜けないんで、追い越せるように頑張ります」との言葉にジーンと感動したウドちゃんなのでした。

続いては祇園の名物おはぎ店を受け継ぎ再オープンしたお店『小多福(おたふく)』へ。もともとは80代のおばあさんが営んでいたお店でしたが高齢のために引退を決意。親交のあったお豆腐屋さんの娘が弟子入りし、おはぎづくりをイチから勉強。素材や製法などと共に小多福の味を受け継いだんだそうです。「地元の人からも全国のファンからも親しまれたお店がなくなるのはさみしい」と未経験の和菓子作りの道に入った華奈江さん。定番の粒あん、きな粉はもちろんアールグレイやピスタチオ、西京味噌など様々な〝おはぎ〟を新たに開発しました。「味噌とあんこが意外と合いますね!おいしい」とウドちゃんも大満足。
京都の伝統と新しい味覚に感激したウドちゃんなのでした。

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#689 10月ONAIR

#689:番外編 決まっててゴメン 京都市

連絡を取った上でおじゃまする「決まっててゴメン!」千年の都 京都市の旅!
スタートは二条城 東大手門前広場。お堀沿いに西に進み、かつては平安宮の中にあったといわれる「神泉苑」のすぐそばにあるのが『京こま 雀休』。京こまとは、安土桃山時代から続く伝統工芸品で、木の心棒にテープ状の布を巻き付けていって作る独楽。布を巻き付けて作る独楽は全国でも京都にしかなく、木で独楽を作ってそこに布を貼るだけと思っていたウドちゃんはビックリ!
かつては着物の端布を用いて作り、お座敷で手で静かに回して遊んでいたという。独楽には「和(輪)を尊ぶ」「世の中がうまく回る」などお正月の縁起のいい遊びにもなっているんだそう。
店主の中村佳之さんは3代目。父親も京こま職人だったが、観光みやげとしての京こまの需要が減り、廃業。子どもの頃から父親を手伝って京こまを作りそれを気に入ってくれる人がいた時の感動が忘れられず35歳で脱サラ、周囲の反対を押し切って京こま職人として生きる道を選びました。最初は反対していた父も、亡くなる前の数年は佳之さんと一緒に京こま作りを手伝ってくれたのが嬉しかったそうです。
佳之さんの優しい指導のもと、ウドちゃんも京こま作りにチャレンジ。結局佳之さんに手伝ってもらいながら作った京こまのテーマは「田んぼ」。緑、黄、茶色、水色の同心円がとても美しいと褒めて貰って大満足のウドちゃんなのでした。

次に訪れたのは、「一条通」にある「大将軍(たいしょうぐん)商店街」。一条通はかつて平安京の時代北の端で、それより北は真っ暗な闇の世界であり、ヒトと妖怪が出会う境目の道だったそうだ。有名なのは「百鬼夜行」で、ヒトに捨てられた古道具たちが妖怪になり一条通を練り歩いたという伝説。ウドちゃんが待ち合わせしたのは、嵯峨美術大学の講師で「妖怪文化研究家」の河野隼也さん。商店街を「一条通り妖怪ストリート」と称して、賛同してくれる店舗の前にそれぞれの店に会わせたオリジナルの妖怪像を置きました。ウドちゃんはドキドキしながらも河野さんに商店街を案内してもらい、黒い「妖怪コロッケ」をいただいたりしながら河野さんの拠点でお店でもある『百妖箱』へ。店内にズラリと並べられた河野さん製作の妖怪のかぶり物の不気味さと面白さに哀愁を感じるウドちゃん。コロナ禍で一躍有名になった「アマビエ」が、実は「アマビコ(天彦)」の誤字だったと聞いてビックリ!さらに河野さんが創作したアマビエのモデルが奥さまだと聞いて「…本当はかわいい方なんでしょうね」と優しくフォロー。実は奥さまは怖いものが大嫌いで自宅は「妖怪持ち込み禁止」なんだそう。それでも、子どもの頃から妖怪好きでそのまま大学の講師にまでなった河野さんを支える奥さまの優しさにほっこりするウドちゃん。
伝統を守る事、物を大切にする心を妖怪を通じて知った京都の旅なのでした。

ウドちゃんの旅してゴメン

#690 11月ONAIR

#690:番外編 決まっててゴメン 愛知・東浦町

事前に連絡をとった上でお邪魔する「決まっててゴメン!」
今回は、徳川家康の母・於大の方の生誕地でもある愛知・東浦町の旅。

まず初めに訪れたのは、『食堂ひとつむぎ』。
出迎えてくれた店主・前田さんは会社員、農業、世界一周の旅を経験して2008年にお店をオープン。現在は奥さんや女性従業員とともにお店を切り盛りしています。地元野菜を使ったランチが人気で、2週間ごとにお総菜メニューを考案し続け、これまでに300種類以上のレシピを作ってきたんだとか。奥さんの亜弥さんが基本となるレシピを考え、ご主人がアレンジするなど夫婦協力して作っていますが、「長く勤めている従業員や家族など周りの人たちに支えられながらやれている」という奥さん。ウドちゃんは早速2週間限定のランチをいただきます。
5つの小鉢には、夫婦が考えたお総菜が盛り付けられ、どれもごはんが進むメニューばかり!常連客のなかにはお酒のあてにしている人もいるんだそうです。
ごはんもお酒も進むお総菜をあっという間に完食したウドちゃん、またいつか違うお総菜メニューが食べられることを楽しみに、食堂ひとつむぎを後にします。

続いては、東浦町の住宅地で陶芸家として活動する滝上一家を訪ねます。
母・真由美さんは『陶房玄 滝上』という屋号で陶人形を作製。娘のためにひな人形を作ったことをきっかけに陶人形作家となったそうで、元陶芸家でもある夫の一夫さんが相談役や釜焚きなど裏方的なポジションで真由美さんを支えています。あえて釉薬を使わずに土本来の色合いを生かした柔らかく優しさあふれる陶人形を作っているんです。
一方、元グラフィックデザイナーで長男の玄野さんは、『STUDIO.ZOK』を立ちあげ、“陶植"と名付けられた陶器を主に作製。新進気鋭の陶芸作家として斬新な作品を生み出しています。
“陶植"という名前の通り、サボテンなどの観葉植物を陶器で再現するなど、母・真由美さんの作品同様に土本来の色味を生かした、まるで本物の植物かのような質感が特徴なんです。ウドちゃんもその完成度に「すごいですね!」と感動。
家族だからこそ言えるさまざまな意見があり、その環境は他にはないものなんだとウドちゃんも実感。今後の家族3人の活躍を楽しみにしているウドちゃんでした。

ウドちゃんの旅してゴメン

#692 11月ONAIR

#692:番外編 決まっててゴメン 長野・野沢温泉村

事前に連絡を取った上でおじゃまする「決まっててゴメン!」今回は長野・野沢温泉村の旅!
村内には30余りもの源泉が湧く、言わずとしれた信州を代表する名湯の一つ。そして日本で唯一名前に「温泉」がつく村でもあります。野沢菜発祥の地としても知られ、海外からも注目を集める人気のスノーリゾート。
そんな雪を待ちわびるゲレンデのふもとから旅をスタートしたウドちゃん。すぐ近くにある野沢温泉の源泉の一つ麻釜(おがま)へ。ゆらゆらと湯気が立つ源泉を眺めつつ麻釜の説明看板を読むと「湯につけて麻の皮を剥いたことが語源」とわかりウドちゃんも思わず納得!野沢温泉は観光資源としてだけでなく地元住民の野菜の洗い場や洗濯場として古くから村民の生活と深くかかわってきた世界的にも珍しい温泉地なんだそうです。
そんな麻釜近くにある『なっぱカフェ』を目指すウドちゃん。野沢菜をきざんでご飯にのせた素朴な「なっぱご飯」が看板メニューなんだとか。早速食べさせていただくとご飯の上に2種類のきざんだ野沢菜漬け。「緑の方はきざんだ野沢菜漬け。飴色の方は油で甘辛く炒めた炒め菜です」本来はまかないなどで食べる素朴なメニューで地元の人にとっても欠かせない冬の食材なんだそうです。野沢菜大好きなウドちゃんも大満足!
さらに毎年1月に行われる道祖神祭りのお話をうかがいびっくり仰天!厄年の男と村民が火の付いた松明を叩き合う激しいお祭り。わざわざ外国から観光客が足を運ぶ人気のお祭りなんだそうです。

続いては、野沢温泉村のメインストリート「大湯通り」を通って『松葉の湯』へ。道中、温泉まんじゅうをいただいたり山ぶどうの木について地元の方にお話をうかがったり…。
『松葉の湯』に到着すると1階は洗濯場で野菜を洗っている方に遭遇。「この野沢菜を洗ってから漬けるんですよ」野沢温泉村では今でも各家庭それぞれの味付けで漬けているそうで冬に向けての準備で忙しくなります。
野沢温泉には13箇所の外湯があり『松葉の湯』もそのうちの一つ。江戸時代から村の人達によって守られてきた野沢温泉の象徴として大切に受け継がれ、地元の人も観光客も天然温泉100%のかけ流しを堪能できます。ウドちゃんもちょっと熱めの温泉でしたがゆっくり浸かって大満足!久々に訪れた野沢温泉村を堪能できました。

ウドちゃんの旅してゴメン

#693 11月ONAIR

#693:番外編 決まっててゴメン 長野・木島平村

事前に連絡を取った上でおじゃまする「決まっててゴメン!」今回は長野県の北部、北信地区に位置する木島平村の旅!
米どころであり蕎麦どころでもある木島平は「名水の郷」でもあり、その名水が育てた木島平米は「幻の米」と呼ばれる最高級品。蕎麦はこの地方独自のツナギ「雄山火口(おやまぼくち)」を使い、腰があり喉ごしなめらか。雄山火口はヤマゴボウの葉の裏の繊維だけを手間ひまかけて取り出したもの。最近では作れる人が減って貴重品となっています。
その蕎麦と米を両方食べられるのが最初に訪れた『樽瀧』。一番人気は「名水火口そば」と木島平米のおにぎり、山の幸の天ぷらがセットになった「樽瀧セット」。ウドちゃんはソバの美味しさを感じる一方、「りんごの天ぷら」の美味しさにビックリ!そして米つぶがツヤツヤのおにぎりも一気に食べて大満足なウドちゃんなのでした!

次に訪れたのは『内山手すき和紙体験の家』、この地方に江戸時代前期から伝わる和紙作りを体験できるんです。ここを運営する上埜さんは、手漉き和紙作りがどうしてもやりたくて探していたところ、この施設を運営する人の後任にどうかと声をかけられて、二つ返事で請け負ったという。
庭先に植えたコウゾを育て、刈り取り、煮て樹皮を剥くところから紙を漉き上げて作品にするまでを村の人達に手伝ってもらいながらほぼ一人で行っているのだそう。美しい和紙に仕上げるには、木島平の清らかな湧き水が欠かせないという。ウドちゃんも絵はがき作りに挑戦!何度も失敗しながら、上埜さんに時に優しく、時に厳しく教えてもらいながらなんとか完成。あまりにも不器用なウドちゃんに、なぜかシンパシーを感じたのか、上埜さんから「私もウドちゃんと同じ髪型にする」と爆弾発言!そして出来上がった絵はがきは楽しい体験をさせてもらったお礼にと上埜さんにプレゼント。

日本の原風景を残す木島平村は、空気、水、人柄の全てが清らかな平和で穏やかな宝物のような場所なのでした。

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#694 11月ONAIR

#694:番外編 決まっててゴメン 三重・四日市市

事前に連絡を取った上でおじゃまする「決まっててゴメン!」今回は三重県・四日市市の旅!
「海蔵川」のほとりからスタート。春になると1.4kmにわたり500本の桜が咲き誇り多くの花見客でにぎわうスポットです。
まず初めに訪れたのは、『蒼築舎』という左官屋さん。
訪れると、作業小屋の外壁がきれいに土壁に仕上げられています。土が好きすぎる松木社長は、16歳で左官の世界に入り、21歳で起業!これまでに住宅だけでなく、「伊賀上野城」や国宝を有する「高田本山専修」の土壁も手掛けていましたが、近年は左官の仕事が少しずつ減少。そこで土壁の技術を生かしてワインセラーや野菜蔵、かまどなどさまざまなアイデア商品を開発しているんです。
実際に「コヘッツイHAJIME」という“持ち運べるかまど"を作っている様子を、社長の息子で専務の一真さんに見せていただきました。専務は、社長が作ったプロトタイプの土壁かまどをよりリーズナブルに改良。さらに、土を塗った“壁掛け"なども製作。こちらはアート作品として話題を呼び、国内外で個展やワークショップを開くほどワールドワイドに活動しているんです。
土の可能性は無限大であり、ウドちゃんも「培う」ってこのことなんだと感心したのでした。

続いてお邪魔したのは、テレビやラジオの修理業を行っていた斉藤勝さん(84歳)のお宅。勝さんと奥さんの陽子さん、三女の千里さんが出迎えてくれました。
体調を崩して寝たきり状態の生活が続いていた勝さんですが、82歳の時、千里さんが「ミシンを修理してほしい」とお願いすると、テレビの修理を行っていた技術を生かしミシンを修理。試運転のために勝さんが布キレを縫ってみると、ミシンの楽しさに生まれて初めて気付いたんです!そこから裁縫にのめり込むと、ブックカバーやマスク、娘さんやお孫さんのための化粧ポーチなど何百もの作品を作り上げていきます。
そして、どんどん腕を上げていき「がま口バッグ」を商品化するまでに!さらにお孫さんが勝さんの製作している様子をSNSで公開すると大反響!なんと、800件ほどの注文が一気に舞い込み、今では大ヒット商品に!
奥さんや娘さん、家族総出でがま口バッグ作りを手伝い、愛のこもったバッグを全国に届けると、次第にファンレターが届くように。感謝や励ましの言葉が綴られた手紙は勝さんたちの“元気"になっているそうで、そんな心温まるお話にウドちゃん思わず涙が・・・。
勝さんやがま口バッグから元気をもらったウドちゃんなのでした。

ウドちゃんの旅してゴメン

#721 10月ONAIR

#721:旅してゴメン 愛知・南知多町

自由気まま♪行き当たりばったり「旅してゴメン!」今回の舞台は、愛知・南知多町。県内有数の水揚げを誇るなど、漁業を中心に発展してきた町で、新鮮で美味しい魚介類が町の自慢。また、およそ1トンもの「鯛神輿」が町や海の中を練り歩く「豊浜鯛祭り」は、夏の風物詩として知られています。

前回は、『日間賀島』でイルカとの触れ合いやお風呂を満喫したウドちゃん。今回は、『日間賀島の東港』からフェリーに乗り、『師崎港』へ♪到着後は、南知多町のコミュニティバス「海っ子バス」に乗り込み、『花ひろば』を目指すことに。海岸線を走るバスに揺られながら、『花ひろば・総合体育館前』で下車し、歩くこと4分ほど…広大な畑一面に咲くひまわりに遭遇しました。畑の側に設置された台からの光景を見たウドちゃんは、「うわー!すごい!」ひまわりの大観衆が歓迎してくれているような気分になり、大興奮!ひまわりの大観衆の前で、「キャイ~ンポーズ」を披露♪その後立ち寄った管理棟で、受付の反対方向から入ってきたことを知るウドちゃん。敷地が広大すぎるため、今回のウドちゃんのように受付に気づかず入ってきてしまうお客様も多いんだとか…。そんな『観光農園花ひろば』は、農家だった社長が、北海道・美瑛のラベンダー畑に感動し、南知多でも同じような景色を作りたいと始めたのだそう。あらためて入園料をお支払いし、お礼を伝えたウドちゃんは、『観光農園花ひろば』に向かう車窓で見かけた『豊浜魚ひろば』に向かうことに♪

どんな海鮮がいただけるのか…楽しみにお邪魔するも、なんとこの日は休み前の大掃除のため、食事処はすべて早閉め。次の行き先に迷っていると、鮮魚店の方が、近くの『豊浜漁港』で「競り」が行われることを教えてくれました。午後3時から行われるという珍しい「競り」。威勢の良い掛け声や活きの良い魚介類の数々…活気ある様子にウドちゃんも大興奮!この地の豊かな海の恵みや漁港にあふれるエネルギッシュさに感動したのでした。

最後は、何を食べられるのか?誰に会えるのか?想像もつかないまま、フェリーに乗って『篠島』へ行くことに!夕方5時のチャイムが島内に鳴り響く中、コマのような形をした巨大な器具を発見したウドちゃん。ちょうど工場から出てきた社長の筒井さんにお話を聞き、この正体が通称「標識ブイ」と呼ばれる、ノリ養殖を船舶の往来から守るためなどに使用される夜間灯火も可能なブイだということを教えていただきました。その後も工場内を見学させていただいていると、外からウドちゃんを呼ぶ声が。
声の主は、20年前の南知多町の旅で町案内をしてもらったのを縁に、篠島に来る度、何度もお会いしている「天野さん」でした!数年ぶりにご自宅へお邪魔し、奥さんや娘さんへも再会したウドちゃん。
夢のような出来事に「またゆっくり来たい」…小雨降る中、心温まる出来事にしみじみと感じた旅となりました。

ウドちゃんの旅してゴメン

#722 10月ONAIR

#722:旅してゴメン 岐阜・郡上八幡

自由気まま♪行き当たりばったり「旅してゴメン!」今回の舞台は、岐阜・郡上八幡。日本最古の木造で再建された城『郡上八幡城』や、およそ420年もの間、歌い・踊り継がれてきた「郡上おどり」、そして豊かな水や風情ある町並みも郡上八幡の魅力です。

久しぶりの郡上市、「長良川鉄道」の『郡上八幡駅』前から旅をスタート♪駅舎のすぐ隣に、『駅舎カフェ』と『観光案内所』の文字を見つけたウドちゃんは、早速中へ。元々は長良川鉄道の古くからの資料館で、観光案内も兼ねてカフェを開業されたんだそう。メニューの種類も豊富!その中で気になるメニューを発見。「GJ8(ジージェーエイト)マン?」…なんでも漫画家のさくらももこさん考案の「郡上愛」からできたキャラクターなのだそう。まずは、モーニングセットで腹ごしらえをすることにしたウドちゃん。すると、駅のホームに「長良川鉄道」の車両が入構してきました!素朴で温かみのあるローカルな「長良川鉄道」の姿を眺めながら、「いいですねぇ」とほっこり♪

お腹も満たされたウドちゃん、続いては城下町を巡る循環バス「まめバス」に乗り、『小野八幡神社』へ。参拝を終え、長良川の支流で郡上の市街地を流れる『吉田川』の透明度に感動しながら歩いていると、鮎の友釣りをしている地元の方に遭遇。「今日はダメ、曇りの時は…」鮎は、晴れた時に成長した新鮮な苔を食べに集まるからとのこと、男性の説明に納得のウドちゃん!またひとつ、鮎のことを学んだのでした。

記憶を頼りに先へと進んでいくと、『郡上八幡城』への入り口に到着!が、案内図に描かれた道の様子から不安になったウドちゃん、タクシーで向かうことにしました。『郡上八幡城下町プラザ』を訪ね、タクシーでお城を目指そうと、これまで何度もお世話になった名物運転手「小椋さん」に連絡を取ってもらったのですが…辞められていたとのこと。小椋さんとの最初の出会いは20年前、個性的なキャラクターでウドちゃんと大の仲良しになった思い出の方でした。タクシーに乗り込み、数分…『郡上八幡城』の駐車場から上へ上へと歩を進めていくと、久々の『郡上八幡城』にたどり着きました。戦国時代の末期に起源を持つ『郡上八幡城』は、明治の廃城まで水の町のシンボルとして親しまれてきました。昭和に入ると再建の気運が高まり、木造の再建城として日本最古の城となりました。今年の春、およそ5か月にわたった大掛かりな耐震補強工事を終え、リニューアルオープンした『郡上八幡城』。木造の再建城としての風格はそのままに、お城の歴史や文化を学べるように生まれ変わりました。
最上階の空間に吹き抜ける爽やかな風を感じつつ、窓の向こうに広がる自然や町並みを見下ろしながら、「歴史を振り返りながら、学びながら、お城に登れることは幸せ」思いを巡らせるウドちゃんでした。

ウドちゃんの旅してゴメン

#723 10月ONAIR

#723:旅してゴメン 岐阜・郡上八幡 ※2週連続

自由気まま♪行き当たりばったり「旅してゴメン!」今回の舞台は、岐阜・郡上八幡。豊かな水と「郡上おどり」で知られる城下町で、前回は、日本最古の木造の再建された城『郡上八幡城』にのぼって、眼下に広がる風景を楽しんだウドちゃん。今年4年ぶりに通常通り開催されることとなった『郡上踊り』にも興味津々…さてどんな旅になるのでしょうか?

『郡上八幡城』から下りてきたウドちゃんは、タクシーを呼んでくださった『郡上八幡城下町プラザ』で一息入れることに。お土産コーナーで見つけた「郡上八幡天然サイダー」をいただきました♪石灰岩の山から湧き出る天然水を使用したサイダーは、爽やかな喉ごしで、火照った体もリフレッシュ!

元気も回復したところで、『郡上八幡博覧館』を目指します。到着すると、10年前に訪問した時もご一緒したスタッフさんから大歓迎を受け、「郡上おどり」の実演も見学することに。10曲10種あるという「郡上おどり」のうち、一番覚えやすい「春駒」という踊りを教えてもらったウドちゃん。20分踊ると2キロやせるそう…「頑張って踊ったお礼に」と参加証をいただきました♪

博覧館を出て踊りの余韻に浸っていると、道の向こう側から子ども達に声をかけられたウドちゃん。「郡上おどり、踊れますか?」と聞くと、「うん!」踊って見せてくれる様子に、「ちょっと寄ってみましょう」と突撃!小学6年生のご家族と、そこに遊びに来ていた友達のようで、子ども達の話によると、最近は学校に踊りの先生が来て、「郡上おどり」の講演会もあるとのこと。ご両親も地元の方で、子どもの頃からこの時期になると毎日のように踊っていて、自然に踊れるようになったそう。自然と体に馴染むかのように、生活の一部として「郡上おどり」があるということを知り、しみじみ感じるウドちゃん。最後にみんなと一緒に、覚えたての「春駒」を踊りました♪

続いて、「郡上鮎」が食べたいウドちゃんは、散策中に出会った町の方から食べられそうなお店の情報をゲット!早速向かいます。創業140年の老舗旅館「吉田屋」に併設された「美濃錦」は、季節に応じた地元の旬の食材を使った料理が絶品のお店。鮎の塩焼きと姿盛りをビールとともにいただきます♪鮎のお刺身は活け造り!先ほどさばいたばかりとのことで、ぴちぴちと動く姿に大興奮のウドちゃん!ビールもぐびぐびと進みます♪天然ものの塩焼きは、頭からガブリ!「最高ですね…」鮎の旨味を存分に味わいました。

昔から続く「郡上おどり」のエネルギッシュさ、また豊かな自然に恵まれ育った食材のフレッシュさ…郡上八幡の魅力を存分に味わったウドちゃんでした♪

ウドちゃんの旅してゴメン

#724 10月ONAIR

#724:旅してゴメン 愛知・西尾市

自由気まま♪行き当たりばったり「旅してゴメン!」今回の舞台は、愛知・西尾市。全国有数の抹茶の産地で、夏の暑い時期にピッタリな抹茶のスイーツはもちろん、近海で水揚げされる海の幸などグルメも充実!また、毎年8月に開催される「三河一色大提灯まつり」は、西尾の夏の風物詩です。
バス停『紅樹院』の前から旅をスタート!…のはずが「暑いですね…」とつぶやくウドちゃん、「日本茶インストラクターのいる店」の看板に誘われ、すぐ目の前のお店『賓水園』を訪れます。明治30年創業の老舗で、自社農園で栽培した茶葉でつくる「抹茶」はもちろん、西尾で唯一、茶の実から育てた樹齢100年の木から作る珍しい抹茶も手掛けているのだそう。この時期のおすすめは、「ソフトクリーム」。抹茶をそのままトッピングしたもののほか、「お茶の実」のオイルを使った珍しいものも販売しており、迷ったウドちゃんはどちらもいただくことに!抹茶の濃厚な味わい、また「お茶の実」のまろかな風味にご満悦のウドちゃんでした♪

お店を後にし、バス停の名前にもあった『紅樹院』を目指します。「紅樹院」に到着すると、目の前に「西野町抹(マ)ップ」という地元の小学生が描いた地図を発見!子ども達のおすすめスポットについて、その場所のポイントとあわせて描かれていました。『紅樹院』も紹介されており、「西尾茶の原樹が今でも境内で見られる」の言葉に惹かれます。室町時代創建の『紅樹院』は、150年ほど前、当時の住職「足立順道」が宇治から茶の種を運び、西尾に茶産業を広めたことから「茶祖の寺」として知られてます。参拝後には原樹も拝見。西尾茶の歴史や文化を学んだのでした。

続いて、「西野町抹(マ)ップ」に描いてあった『稲荷山』、「西尾市の茶畑の半分がここにある」「山頂の公園から見える茶畑の景色が見どころ」のポイントに興味津々のウドちゃん♪住宅街をしばらく進むと、『稲荷山茶園公園』の看板を発見!到着すると、目の前には色鮮やかな緑の茶畑が広がっていました。ひんやりと心地良い風と茶畑の色合いに、心癒やされるウドちゃんでした。

その後向かった先は、『西尾駅』周辺。街並みを散策しながら進んでいると、お洒落な建物を発見します。すると…「あれ?」何かを思い出すウドちゃん。お店の方に訪ねてみることにし、店内へ。なんと、「旅ゴメ」20年の歴史で4回もお邪魔していた洋食店『あい』があった場所だったのです!
お店の方にお礼を言い、素敵な出逢いに感心しながら歩いていると、後ろからウドちゃんを呼ぶ声が…振り向くとそこには、『あい』の店主であった大家さんの姿が!懐かしい再会に自然と笑みがこぼれるウドちゃん。美味しい西尾茶と、心温まる出来事に、ほっこり安らぐ旅となりました♪

ウドちゃんの旅してゴメン

#725 10月ONAIR11月ONAIR

#725:旅してゴメン 愛知・西尾市 ※2週連続

自由気まま♪行き当たりばったり「旅してゴメン!」今回の舞台は、愛知・西尾市。その南部に位置する『吉良町』では、三河湾を一望できる温泉で癒やされたり、『吉良ワイキキビーチ』で南国リゾートの雰囲気を味わったりすることができます。

前回は、西尾市ならではの抹茶ソフトクリームを食べ、西尾に茶産業を広めたお寺と知られる『紅樹院』を訪ねたり、「旅してゴメン」で過去お世話になった方に再会したりと、西尾市を満喫したウドちゃん。

今回は『名鉄 西尾駅』周辺から旅を再開!駅の東側で観光案内板を見て、「吉良温泉ね…いいね温泉」と、温泉に入り、夕陽を眺めに行くことに決めたウドちゃん。駅前の広場にそびえる、灯台のような白い時計塔が、海のある吉良へ向かうために後押ししてくれているようです。

広場付近の大通りから遠くに見える山の上に、『あずまや』らしき建物を見つけたウドちゃん。吉良へ向かう前にその山を目指すことに!タクシーの運転手さんによると、『八ツ面山』という場所のよう…運転手さんとお話しているうちに、10分ほどで到着しました。山頂にある展望台を登ってみると…そこに広がっていたのは、西尾市内から名古屋方面まで360度見渡せる絶景!風がとても気持ちよく展望吹き抜ける展望台からは、先ほど駅前で見た白い時計塔も見つけることできました♪

絶景を堪能したウドちゃんは、吉良町へ!海を望む吉良温泉街へやってきました。坂を下っていくと、『吉良ワイキキビーチ』に到着!ビーチの周りを拝見していると、向かいにあるカフェから手を振ってくれるスタッフさんを見つけ、お邪魔することに。実は、2015年にも一度訪れたことがあるお店で、ウドちゃんのことを覚えててくださっていました。今回は、夏限定のスイーツ「桃プレミアムダッチベイビー」を注文♪パンケーキの上には、レアチーズケーキ入りの桃がまるごと1個!桃の下にはもちもちの求肥生地や甘酸っぱいカシスアイスが敷いてあり、食感だけでなく様々な風味が合わさった逸品に、ウドちゃんもあっという間に完食しちゃいました♪

雨上がりの気持ちの良い風を感じながら、日帰り入浴できる場所を探すウドちゃん。『民宿はや河』と書かれた建物を見つけ、聞いてみるとやっているとのこと。海が見えるというお風呂に入らせていただき、身体をほぐします♪窓を開けると、目の前には海が!「あぁ…いいですね~」その後、風呂上りの1杯を飲むため、地元客でにぎわう居酒屋さんへ!キンキンに冷えたビールが、ほてった身体に染みわたります♪

お店をあとにし向かったのは、『夕陽の見えるスポット』。夕焼けの空が眩しいほどのオレンジ色に染まっています。この時期ならではの絶景を見ながら、西尾市の旅を締めくくりました。

ウドちゃんの旅してゴメン

#726 11月ONAIR

#726:旅してゴメン 三重・亀山市

自由気まま♪行き当たりばったり「旅してゴメン!」今回の舞台は、三重・亀山市。奈良時代には『鈴鹿関(すずかのせき)』が設けられ、江戸時代には『関宿』として栄えた要衝の街。精一杯などの意味で使われる「関の山」という言葉の語源といわれる「関宿祇園夏まつり」や、三重県で唯一現存する城郭建造物のある『亀山城跡』も見どころです。

ウドちゃんは、『関宿』の東端で東海道と伊勢街道の分岐点となる『東の追分』から旅をスタート♪ミンミンと元気よく鳴くセミの声を聴きながら歩いていると、『古民家かふぇ きーぷ』を発見!旅は始まったばかりですが、涼ませていただくことに。古民家を改装した店内の奥で、半世紀前の「初期型モンキー」を発見!ウドちゃんのバイクにまつわる昔話から、「お店の奥にもいっぱいあるよ!」と拝見させていただくことに。このお店は、バイクをこよなく愛するご主人が営んでおり、地元の人以外にもバイク好きのお客さんの憩いの場になっているそう。お店の裏手には、ホンダの名車「CB750」の姿が…またがらせてもらったウドちゃんは、さらに大興奮!さらに奥のガレージには、店内にもあった「初期型モンキー」のレストア(復元)前のバイクがズラリ!店内でアイスコーヒーをいただきながら、元々『鈴鹿サーキット』でレーサーだったご主人の話を伺い、昔の旅人の気持ちを想像するウドちゃんでした。

お店をあとにし、さらに『東海道関宿』を進んでいくと、「おでんの販売機」を見つけました。夏場に売られている「おでん缶」が気になったウドちゃんは迷わず購入。食べられる場所を探していると、以前にも番組で伺ったことのあるカフェを発見!「おでん缶」の話をしていると「開けましょうか?」、優しいお言葉に甘えて特別に店内でいただくことに。アツアツのおでんとともに、おいしいと評判の「抹茶ミルクティー」も♪ほかにも、淹れたての「アッサム」をアイスティーとしていただきました。温かく迎えてくださる気持ちにお礼を伝え、さらに旅を続けます。

「あ…」ウドちゃんが立ち止まった先には、「関宿祇園夏まつり」で宿場を巡行する山車(やま)を収めている蔵が。最盛期には16基もの山車が練り歩き、山車の豪華さやお祭りが賑わう様子が「関の山」という言葉の由来だそう…よく耳にする言葉の語源に驚きつつ、またひとつ学んだウドちゃん。その後も、『関宿』の街並みを一望できる展望台からの眺めを楽しみました♪

さらに歩を進めていくと、見たことのある風景に「あれ…?」、以前おじゃましたことのある古民家の宿でした!明るいご主人と雰囲気のある縁側で涼みながら、おしゃべりを楽しんだウドちゃん。
懐かしい出会いと亀山市の人々の温かさを感じる旅となりました。

ウドちゃんの旅してゴメン

#727 11月ONAIR

#727:旅してゴメン 三重・亀山市

自由気まま♪行き当たりばったり「旅してゴメン!」今回の舞台は、三重・亀山市。東海道47番目の宿場町『関宿』は風情ある街並みが東西に1.8km続き、国の伝統的建造物群保存地区にも認定されています。古い歴史と新しい文化の融合する街です。

今回は『関宿』の中間地点、『関郵便局』のある『関宿高札場跡』から旅をスタート!午後の気温は35℃を超える真夏日…昔の夏の様子を想像しながら歩いていると、「名物志ら玉」というのれんを発見。早速おじゃまさせていただくことに。「志ら玉」はこしあん入りのお餅のことで、旅人に愛された江戸末期から伝わる銘菓とのこと。白いお餅の上の色合いで、四季を表しているそうです。今回は、「志ら玉」をかき氷にのせた「志ら玉氷」をいただきました♪実は2004年にも訪れたことのあるお店。あの頃と変わらぬ優しい甘さとひんやりとした氷に、暑さも吹き飛んだウドちゃんでした。

『西の追分』を目指し歩いていると、ふと足を止めたウドちゃん。「ちょっとここ行ってみましょうかね」脇道へ入ってみることに。街道を外れて歩いていると、自宅の畑に水やりをしている男性と出会いました。この先に無料で入れる足湯があるという情報をゲット!教えられたとおりに探していると、駐車場の横に足湯らしき建物を発見!ところが、この日は月曜日…残念ながら休業日でした。地下1300mから汲み上げられた温泉は、鉄分と塩分に富み、疲労回復の効果があると言われる足湯。「またのお楽しみに」と、『西の追分』まで踏破することを目標にしたウドちゃん。改めて東海道へ戻り、歩き続けると、ついに『西の追分』に到着しました!

目標を達成したウドちゃんは、『JR亀山駅』前へ♪2022年にリニューアルされた駅前にある『亀山市立図書館』のスタイリッシュでモダンな外観に驚くウドちゃん!展望できるようなスペースは無いようで、次へ向かおうとした時、「ウドちゃん!」声をかけてくださったのは、『瑞宝軒』の店員さんで、2015年におじゃまし「ロシアケーキ」をいただいたお店でした。その当時販売されていた「ロシアケーキ」は、残念ながら終売…現在は、駅前の再開発を機に、歴史ある和菓子「亀乃尾」と、伊勢神宮に奉納するお米「結びの神」の米粉を用いた「龍乃髭」と名付けられたバームクーヘンに特化したお店にリニューアルされたそうです。

続いて、以前訪れた時の記憶をたどって、『亀山城跡』を目指すことにしたウドちゃん。途中、寄った亀山宿の東屋で亀山城らしき建物の位置を確認!途中出会った子連れのお母さんに話を伺い、かつての外堀や三重県内に唯一現存する城郭建築『多門櫓』を拝見。涼しい風を感じながら街の風景を堪能した帰り道、先ほどの親子に遭遇。お礼を伝えると、なんとサプライズが…!街の人との交流を通じ、ほっこり温かい気持ちになった旅となりました。

ウドちゃんの旅してゴメン

#728 11月ONAIR

#728:旅してゴメン 岐阜・岐阜市

自由気まま♪行き当たりばったり「旅してゴメン!」今回の舞台は、岐阜・岐阜市。『金華山』にそびえたつ『岐阜城』は、街のシンボル。伝統の「長良川鵜飼」や情緒あふれる『川原町』など、見所が満載です。

今回は『柳ヶ瀬』のバス停前から、元気に楽しく♪旅をスタート!まず、目の前にある『柳ヶ瀬商店街』へ入ってみることにしたウドちゃん。『柳ヶ瀬商店街』は昭和の面影を残しつつ、新たなお店も続々とオープンする、今注目のスポットです。「昭和名作シネマ上映会…」ウドちゃんの目に留まったのは、大好きな昭和の大スターが描かれた映画館の看板と、『コメディアン』という喫茶店の看板。「僕を呼んでくれたのかしら」運命的なものを感じ、興味津々のウドちゃんは、まず『ロイヤル劇場』へおじゃますることにしました。劇場内に入ると、支配人の小野さんがお出迎え!こちらでは、昭和の時代中心の全国的にも珍しい35mmのフィルム上映を行っており、当時を懐かしむお客さんだけでなく、レトロな雰囲気を楽しむ若者も集まる場所なんだとか。また、入場料600円で、上映作品を1日中見放題で楽しめるそうです。昔懐かしい雰囲気に心引き込まれるウドちゃん、先ほど見た『コメディアン』の看板についても聞いてみると、「実は萩本欽一さん、いらっしゃったことがあるんです」これにはビックリ!同じ事務所の大先輩も来店されたとは…と『コメディアン』に向かうことに。着いてすぐ萩本さんの座った席を伺い、大将が頼んだであろうホットコーヒーを、同じ席でいただくウドちゃん。萩本さんとの思い出に浸り、ホッと一息…。

次の目的を迷いつつ、「岐阜に来たなら」と『岐阜城』を目指すことにしたウドちゃん。
『金華山』のふもとに到着!『岐阜城』のある金華山山頂は、歩いて1時間ほどで登ることができますが、御年53のウドちゃんはロープウェーで登ることに。山頂の駅から『岐阜城』へは15分ほど歩いて登るのですが、なかなかハードな道のり…道行く人に励まされながら、なんとか岐阜城の天守閣にたどり着いたウドちゃん!「素晴らしい!大きな、豊かな、眩しき岐阜の街!」天守閣からの眺めに大興奮!絶景と気持ちよく吹き抜ける風に癒やされました♪

金華山のふもとに降りてきたウドちゃんは、旅の情報から『くわがた村』を目指すことに。
お店の看板を奥へと進むと、ウッドハウスのお洒落な外観を発見。中に入ってみると、お客さんの子ども達や店主の野平さんが笑顔で迎えてくれました♪その奥には、世界中のカブトムシやクワガタがズラリ!カブトムシもクワガタも大好きなウドちゃん、「ヘラクレス!」「インドアンタエウス!」かっこいい昆虫に大興奮!昆虫への愛が止まりません。ウドちゃんが見たいというミヤマクワガタを実際に手に取って触れ合うことで、改めて昆虫の美しさや凄さを学び、新たな思いを巡らせたウドちゃんでした。

ウドちゃんの旅してゴメン

#729 11月ONAIR

#729:旅してゴメン 岐阜・高山市【最終回】

自由気まま♪行き当たりばったり「旅してゴメン!」今回の舞台は、岐阜・高山市。第1回目の放送から数え、過去13回も訪れるなど、ウドちゃんにとっては特別な街。江戸時代の面影が残り、歴史と文化を感じられる風光明媚なその地は、多くの旅人を魅了し続けています。

今回は『JR高山駅』前から元気よく!「最終回ですけども1回目のつもりで頑張ります!」、14回目の高山市の旅をスタートしました♪最初に立ち寄ったのは、『4の65』という昭和レトロな喫茶店。気になる店名の由来は、お店の住所の番地からとったそうで、地元常連客だけでなく、外国人観光客もふらりと訪れるのだそう。元気で明るい女性2人との話に花が咲き、またひとつ馴染みの場所ができたウドちゃんでした♪

散策を続けていると、ショーウインドーに学生服を着たマネキンを発見!学生服を扱っているお店のようで、店内には懐かしの学生帽も。その学生帽、実は「白線流し」で有名な斐太高校のもので、卒業式の日に、学生帽の白線とセーラー服の白いスカーフを1本に結んで川に流すことをお店の方に教えてもらいました。

「なんだか横を向いたプードルみたい!」青空にもこもこと浮かぶ雲の様子も楽しみながら歩を進めます♪自然の緑の中で映える『赤い中橋』を見ながら、宮川沿いを歩いてると、酒蔵さんの裏口で従業員の方から声をかけられました。『原田酒造場』という屋号で、江戸時代末期から代々酒造りを続けている高山を代表する酒造のひとつ。築200年を越える建物では蔵の中を見学できるなど、酒蔵の雰囲気を味わうことができます。日本酒が飲みたくなったウドちゃん、試飲用のコップに注がれた代表銘柄「山車(純米吟醸)」の花酵母造りを…フワッとした甘味と爽やかさに、顔もほころびます♪

続いて訪れたのは、『久田屋』。もともと郷土料理をいただけるお宿として創業し、今はランチのみ営業を行っているお店で、「飛騨牛すき焼き膳」をいただくことに。飛騨牛が層になって、鍋の中でグツグツ♪ 「お肉の旨味が割り下とともに意気投合して、私の中で微笑んでいます!」と大満足!

元気いっぱいになったウドちゃんは、宮川で泳ぐ鯉や、青空をバックに可愛く咲くサルスベリの花に癒やされながら、第1回目の旅でおじゃまし、その後も何度かお世話になった『飛騨総社』へ。手水舎へ向かうと、カラフルな陶器の玉がたくさん浮かんでいました。色鮮やかで涼しげな様子を楽しんだウドちゃんは参拝させていただき、お礼をし、『飛騨総社』をあとにしました。
「いつも何か見守ってくれている、そして原点に帰らせてくれる、高山は大事な場所」これまでの感謝の思いを胸に、最後の旅を締めくくったウドちゃんでした。

ウドちゃんの旅してゴメン

(C) メ~テレ

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