ウドちゃんの旅してゴメン

エンタメ~テレクション
ウドちゃんの旅してゴメン

あたたかな笑い、優しさ、ほのぼの、キュンとする気持ち…。
ウドちゃんの笑いと優しさがいっぱいの行き当たりばったりの旅。

ウドちゃんの旅してゴメン

日本 時間 HD

"忘れかけていた気持ちを、ウドちゃんが気ままな旅を通じてみなさんにお届けします。出会った人々も気さくに接してくれる、台本のない旅。「旅番組」というよりは「旅のドラマ番組」。ユニークな人々との出会いによって、旅が予期せぬ方向にむかうことも!?ウドちゃんの笑いと優しさがいっぱいの行き当たりばったりの旅、お楽しみ下さい。

※新型コロナウィルスの影響で、事前に連絡を取った上でおじゃまする「決まっててゴメン」を放送しています。

On Air Schedule
エンタメ~テレ☆シネドラバラエティ オンエアスケジュール

3
2024 March

#643
7(木)15:10-

#644
10(日)12:30-

#645
14(木)15:10-

#646
21(木)15:10-

#647
24(日)12:30-

#648
28(木)15:10-

#690
1(金)15:00-

#691【解説放送】
5(火)15:00-(初)

#692
12(火)15:00-(初)
15(金)15:00-

#693
19(火)15:00-(初)
22(金)15:00-

#694
26(火)15:00-(初)
29(金)15:00-

4
2024 April

#649
11(木)15:10-

#650
14(日)12:30-

#651
18(木)15:10-

#652
21(日)12:30-

#653
25(木)15:10-

#654
28(日)12:30-

#691【解説放送】
7(日)12:30-

#695
2(火)15:00-(初)
5(金)15:00-

#696
9(火)15:00-(初)
12(金)15:00-

#697
16(火)15:00-(初)
19(金)15:00-

#698
23(火)15:00-(初)
26(金)15:00-

#699
30(火)15:00-(初)

この番組は、「スカパー!サービス(CS301)」「スカパー!プレミアムサービス」「スカパー!プレミアムサービス光」「ひかりTV」「J:COM」「エンタメ~テレ導入のケーブルテレビ」にてご視聴いただけます。
※「SPOOX」「Amazon Prime Videoチャンネル」ではご視聴いただけません。
番組表はこちらから

Cast
出演

ウド鈴木
血液型:AB型
星座 :やぎ座
性格 :竹を割ってまたくっつけたような性格
好き :豚のしょうが焼き定食、綿棒、上戸彩ちゃん、エントランス
嫌い :アップルパイ、落ちているトイレットペーパーの芯、生きたシャコ、手前に引くドア

Episode
番組内容

#643 3月ONAIR

#643:番外編 決まっててゴメン 愛知・長久手市

今回も旅の情報をもとに、あらかじめ連絡を取りお邪魔する『決まっててゴメン!』

まず訪ねたのは、50年前からある「安立ピアノ&ハープ研究所」。
出迎えてくれたのは安立さんと、娘でハーピストの桜さん。全国的にも珍しいハープのレッスンを行っているんだとか。
安立さんのハープは、金箔が貼られ金色に輝いており、その音色を間近で聞き、ウドちゃん感動!
深爪のウドちゃん、人生初のハープ演奏に挑戦します。桜さんに教えていただき、『きらきら星』のほんの一節だけ弾けて、大満足!

続いては、洋食一筋60年のマスターがいる「グリルまどか」へ。
79歳で岡山出身のマスターは、18歳で名古屋に来て腕を磨いたという大ベテラン。もともと御園座の近くに店を構えていたため、歌舞伎役者や新派俳優が多く通ったお店で、1991年に長久手市に移転してからもファンが絶えない名店です。
マスターが他店とは違うことをやりたいと思い始めたメニューは『当店独特料理』と名付けられ、中でも“ロースたまり焼き"はこれを目当てに通う人が多い看板メニュー。たまりじょうゆで焼いたことで独特の香ばしさが感じられる逸品なんです!
さらに1週間かけて煮込んだという“ハヤシライス"もいただいたウドちゃん。初めて来た気がしないと思えるほど、居心地よく、どこか懐かしさも感じるお店でした。

最後は、日本を代表する仏師!?江場琳觀さんのいる「江場仏像彫刻所」へ。
訪れると、予想に反してモダンな建物であることにビックリのウドちゃん。「江場仏像彫刻所」では伝統的な仏像を作っている一方で、現代の美意識に合わせた『これまでにない仏像』も手掛けています。
例えば、撮影時には製作中だった“はすのうへ"という仏像は、お寺や仏壇だけではなく、リビングなど日常的な空間にもなじむように作られた、まさに令和の仏像。
他にも展示室で見られる仏像は、現代的な表現手法を取り入れられたものばかり。『布は風が吹けばたなびくように』、『肌は触れればへこむように』と彫られた世界観が注目されているんです。
保育園の頃から仏像のようなものを彫っていたという琳觀さん。そんな仏師のスーパースターの生い立ちが気になるウドちゃんでした。

ウドちゃんの旅してゴメン

#644 3月ONAIR

#644:番外編 決まっててゴメン 愛知・蟹江町

今回も旅の情報をもとに、あらかじめ連絡を取りお邪魔する『決まっててゴメン!』

まずは、「陶芸の概念を覆すほど独創的!」という陶芸家 原田さんの工房へ向かいます。
15歳で陶芸を始め、伊賀焼の会社や益子焼の窯元で修業を積んだ原田さん、15年ほど前に独立し、蟹江町に工房を開きました。
「すごい!これ…陶芸なんですよね…」と原田さんの作品を目の前に驚きと感動が溢れでるウドちゃん。
『自分にしかできない陶芸』を模索していった結果、20代の頃には、遊び心溢れた現在の作風の原型にたどり着いたそうなんです。
陶芸への想い、奥さんの支え、優しい笑顔で語る原田さんに「なんでそんなに優しくてあったかいんですか」とウドちゃん。最後は原田さんの人間性にも虜にされちゃいました。

続いて向かったのは 「日本なわとびアカデミー」。 元縄跳びアジアチャンピオンの粕尾さんと7重跳びのギネス記録を持つ森口さんが縄跳び教室を開催。縄の握り方などの基本から、高難易度の技まで楽しく学べ、今では教え子の中からも世界チャンピオンが誕生したそうなんです。
素晴らしい肩書の両先生の縄跳びの技を拝見!「どうしちゃったんですか!粕尾さん!」と粕尾さんのフリースタイル演技にウドちゃん大興奮!
さらに、「え… 何が起こったんですか?」森口さんの縄跳びはもはや何が起こったのか分からない!「僕の中の縄跳びの常識をはるかに超えちゃって別世界ですね」と大感動!誰もがやったことのある縄跳びの新たな世界を知ることができました。

最後は、“いちじく寿司"が食べられる「味彩もへの」へ。
寿司職人の大将と創作料理の修業を積んだ息子さん、名コンビのふたりが作った“いちじく寿司"は、蟹江の名物を作るために名産の白イチジクをつかった巻き寿司。ふたりの想いが詰まっています。
ウドちゃん、初めての“いちじく寿司"をいただきます。「イチジクの甘みと生ハムの塩気が合う!」意外な組み合わせで、想像の上をいく味に大満足!大将と息子さんの蟹江への愛をひしひしと感じながら、新感覚のお寿司を噛みしめました。

ウドちゃんの旅してゴメン

#645 3月ONAIR

#645:番外編 決まっててゴメン 愛知・岡崎市

今回も旅の情報をもとに、あらかじめ連絡を取りお邪魔する『決まっててゴメン!』

まず最初は、明治3年創業の「小山矢」へ。
昔ながらの技術を受け継ぎ伝統的な竹の矢を作る数少ない製造元。昨年完成したばかりという販売店にお邪魔すると、ズラリと並ぶ弓道の矢!「人生で今一番矢を見てますよ!」とウドちゃん。
矢の軸となる部分を『の』といい、現在はアルミやカーボンなどの素材を使うのが主流。微妙に曲がった自然の竹をまっすぐ矯正するのに高度な技術が必要なんだそうです。
ご主人が案内してくださったのは、販売所のすぐ隣に併設された試射場。初心者向けに大きくて近い的を狙う“半弓チャレンジコース"に挑戦させていただくことに!
本格的に弓を構えるのはほぼ初めてというウドちゃん!手取り足取り教えていただきながら矢を射ると…なんとか的には命中!簡易な体験コースですが、集中力の重要性に気付かされた様子のウドちゃんでした。

続いては、100年続く老舗菓子屋で、『ありがとう。かりんとう。』というブランドを立ち上げているかりんとう専門店へ。お店のすぐ隣が製造工場なので、タイミングが合えばできたての温かいかりんとうを買うことができるとのこと。
できたてを特別に試食させてもらうと、「温かい!美味しい!」普通とはまた違ったできたての食感を堪能!3代目の夫婦の明るいキャラクターに和みながら甘くて美味しいひとときを過ごさせてもらいました。

最後は、「レストラン安兵衛」というレトロな洋食店。70年ほど前に創業したときは岡崎でも洋食店は数えるほどで、先代から受け継いだ味をそのまま引き継いでいるそうです。
ウドちゃん、悩みに悩んで"Bランチ"を注文!スープを一口「美味しい!」、ポークカツを食べて「美味しい!」と小さい頃に憧れた洋食屋さんの料理を大人になって再び満喫しているウドちゃん♪
そして、最後はこちらも女将さんが先代から受け継いたという手作りのジュース。「このジュース一体何が入っているんでしょう?」「秘密です」と女将さん。「パイナップル?マンゴー?」との問いかけにも決して秘伝のレシピを明かさない女将さん!もう一度味わいたくなる不思議な魅力が詰まった洋食店でした。

ウドちゃんの旅してゴメン

#646 3月ONAIR

#646:番外編 決まっててゴメン 愛知・扶桑町

今回も旅の情報をもとに、あらかじめ連絡を取りお邪魔する『決まっててゴメン!』

最初に訪れたのは、五平餅と米粉のガトーショコラが絶品のお米屋さん「酒と米のおぜき」へ。
全国各地のおいしいお米と地酒などを扱うお店で、イートインスペースでは“自家製の五平餅"や“ガトーショコラ"がいただけます。
地元産の味噌を使った特製クルミだれを塗りながら香ばしく焼き上げる五平餅。「平たくなくて棒状なんですね?」と聞くと、「平たいと子ども達が食べてる途中で崩れてしまうので、食べやすい『きりたんぽ』のような棒状にしました」と話す奥さん。
奥さんは五平餅が大好きで、長野や岐阜へ五平餅の食べ歩きに出かけ、いろんな五平餅と出会い、「これなら米屋の私たちにも美味しい五平餅がつくれるはず」と研究を始め、今の形と味になったという。
「小麦粉アレルギーのお子さんたちにも食べてもらえるスイーツを作ろう」という事から米粉でケーキを作ろうとしたが、中々納得のいくケーキができず、たまたまチョコを加えてみたらこれが大成功!
冷凍で長期保存ができるうえ、凍ったままでもスライスできて食感はまるでチョコアイス。溶けてきたらガトーショコラ、温めればフォンダンショコラになるという『全温度で楽しめる』ケーキが完成したのだそう。
夫婦二人三脚で仲睦まじくお店を切り盛りする様子を見て、「まるで五平餅とガトーショコラのようなピッタンコのご夫婦ですね!」とウドちゃん大満足♪

続いては、住宅街にある小さなアイシングクッキーのお店「Jolis Fils」へ。
小さな可愛いお店に並ぶのは人形、新幹線、星、ドングリなどの形をしたアイシングクッキーたち。ウドちゃんも「これ全部食べられるんですか!?」とその可愛さにビックリ!ソフトに焼き上げたクッキーの表面に、粉糖・メレンゲ・天然色素や野菜の色を使ったアイシングをデコレーション。
もともとお菓子作りが好きだった國分さん。「クッキーの形にとらわれず、デコレーションで自由な表現ができるので作ってても楽しいです」と、クッキーの抜き型も自分で鉄板を曲げ、溶接して作るそう。
ビールジョッキのアイシングクッキーをいただきます。アイシングのパリっとした感覚と、ほどよくソフトなクッキーの食感が楽しい♪「ここに来て実際にアイシングクッキーを見て、國分さんとお話して、それから食べるっていうのが一番楽しいでしょうね」とウドちゃん感激!

最後は、『名古屋名物“鉄板イタリアン"のようで、まったくオリジナルな味の“新生風スパ"が絶品』という情報をもとに、「新生」という喫茶店へ。
お店に入ってまず驚いたのは店の奥の壁画。ヨーロッパ風の街並みが描かれ、その一角に『Shinsei』という看板のお店が。カナダとオーストリアの風景を足して2で割って描いていただいて、実際には存在しない町なんです」と息子さん。マスターがこの店を建てたときに壁画を依頼したという。
「ぜひ食べてみたいんです!」と“新生風スパ"を注文!アツアツの鉄板の縁でフツフツ弾ける卵、少し太めのスパゲッティの上にたっぷりのオリジナルソース、そしてウインナーが3本。「このウインナー、お父さん、お母さん、そして息子さんということですね?」とウドちゃん♪
アツアツを頬張り、喋れないウドちゃん。「猫舌なんですけど、これはアツアツをいただきたい!!」
食べてみて、なんとかこのソースの秘密を探りだそうとするが、当てられたのはベースのタマネギと隠し味の醤油だけ。
“新生風スパ"は、マスターが脱サラして喫茶店を始めた頃、「何か店オリジナルのメニューを作ろう」と決心し、当時他の喫茶店でも人気だった名古屋名物の『鉄板イタリアン(通称:イタスパ)』をヒントにオリジナルのソース作りに没頭。数年かけてやっと納得のいく“新生風スパ"を完成させたものだという。
「これは新生さんに来ないと味わえないですね」と初めての味に大興奮のウドちゃんでした。

ウドちゃんの旅してゴメン

#647 3月ONAIR

#647:番外編 決まっててゴメン 愛知・刈谷市

今回も旅の情報をもとに、あらかじめ連絡を取りお邪魔する『決まっててゴメン!』

最初に伺うのは、おもちゃの修理を行っている「刈谷おもちゃ病院」。
自動車部品メーカー・デンソーの元職員・石川さんが、修理すればまだ使えるおもちゃたちが廃棄されてしまう様子や、保育園に壊れたおもちゃがたまっている様子を見たことをきっかけに始まったおもちゃ病院。
元々は保育園などへおもちゃの出張修理を行っていましたが、その活動が刈谷市に認められ、2007年に刈谷おもちゃ病院が完成。今では年間およそ1000件も修理するなど、刈谷を中心に子どもたちにとって、なくてはならない場所となったんです。
現在は30人ほどのドクターがボランティアでおもちゃを修理し、3Dプリンターなどの最先端技術も使いこなす姿にびっくり!「いつか自分も壊れたら治してほしい」と無理なお願いをするウドちゃん。

続いては、食べられるスプーン“PACOON"を作る「勤労食」へ。
企業や市役所などで食堂を運営する会社。濱崎さんは会社の新たな取り組みとして、ゴミが出ないことからアウトドアにも最適で、食育やエコにもつなげたいという思いで、食べられるスプーン“PACOON"を開発!2020年10月から販売し、いま話題になっているんです。
ウドちゃん、珍しい“いぐさ味のPACOON"でプリンをいただくことに!ほんのり香るいぐさに、カレーやシチューを食べてもふやけることのない、しっかりとした歯ごたえの"PACOON“を堪能しました。

最後は、どんな生き物も箱にしてしまう社長がいる「都築紙器」へ。
3代続く「都築紙器」では、石鹸やおかしなど紙箱を作っているのですが、3代目社長の都築さんは200種類以上の動物の紙箱を考案!ペーパークラフトになっており、組み立てるとすべての動物が箱に大変身。
魚の背中がふたになっていたり、サメのあごを引き抜くと箱が現れたりと、発想がとてもユニーク!しかも、のりやハサミを使わずに組み立てられるように設計されているんです。現在は購入できるのは4種類あり、「碧南海浜水族館」や会社で直接購入できるんだとか。

都築社長のサプライズで、大きなサメの箱を開けると、ウドちゃんのペーパークラフトが登場!本当にどんな生き物でも箱にしてしまう社長に、大興奮のウドちゃんでした♪

ウドちゃんの旅してゴメン

#648 3月ONAIR

#648:番外編 決まっててゴメン 愛知・尾張旭市

今回も旅の情報をもとに、あらかじめ連絡を取りお邪魔する『決まっててゴメン!』

尾張旭市の市民の憩いの場「城山公園」から旅をスタート。
天気が良くて気持ちいいので、公園をぶ~らぶら♪

まずは、“竹筆"を作っている松原さんに会いに行きます。
筆の持ち手はもちろん、穂先まで竹でできている竹筆。その竹筆作家さんは全国でも数えるほどしかいないんです。
「竹を手で裂いとるんだよ」と、筆の穂先まですべて竹で出来ている竹筆は、地道に手作業で竹を裂いて仕上げる、時間のかかる代物。その魅力は、自然なかすれ感を表現できることといわれています。
松原さんは竹筆を初めて見た時から5年の歳月をかけ、筆づくりを独学で修得。その後30年以上 ほとんど毎日制作をつづけているんです。
「誰かが喜んでくれれば」と無償で竹筆を市に寄贈する職人・松原さんの心意気に感心するウドちゃん。

続いて向かったのは、数々の独創的なウクレレを趣味で作っているという杉浦さんのお宅へ。
杉浦さんと共に出迎えてくれたのは、かわいい動物の形やダブルネック、手のひらサイズなど、個性豊かなウクレレたち。
自分の好きなようにウクレレを作りたいという想いから販売はせず、『趣味』と断言する杉浦さん。サラリーマンとして働きながら作ってきた個性豊かなウクレレは20年でおよそ50本!全国のアマチュア作家が集まるコンテストで優勝したこともあるという!
なんと奥さんとの出会いもウクレレ!頭の中には常にウクレレがあるそうなんです。
かわいいウクレレで杉浦さんとセッション!即興で歌い始めるウドちゃん♪

最後は、モーニングならぬ、朝ごはんの専門店「ヨンヒキノネコ」へ。
女将の持田さんが長年の夢を叶えて、一日中朝ごはんを食べられるお店を始めたんです。
気になるメニューを開くと、5種類の朝ごはんが!「迷いますね~こういう時は女将さんにお任せしましょう!」と、今回は女将さん手作りのぬか漬けが自慢!愛情が詰まった“ぬか漬け茶漬け"をいただきます。
優しい女将さん、どこか明るく心地のいいお店の雰囲気にほっこり旅を締めくくるウドちゃんでした。

ウドちゃんの旅してゴメン

#649 4月ONAIR

#649:番外編 決まっててゴメン 愛知・東栄町

今回も旅の情報をもとに、あらかじめ連絡を取りお邪魔する『決まっててゴメン!』

まず最初に訪れたのは、世界的にも希少な“セリサイト"という高級ファンデーションの原料を採掘している「粟代鉱山」へ。3代にわたって粟代鉱山で採掘事業を営んでいる三崎社長に坑道を案内していただきます。
粟代鉱山は基本的に手作業で掘り進めて採掘するため比較的規模は小さく、資材や採掘した鉱石の運搬もトロッコを使用。「一番奥まで200mぐらいありますよ」と三崎社長とどんどん奥に進むウドちゃん。
採掘現場に到着すると、トロッコに積まれた掘りたてのセリサイト!セリサイトは精製するとキメが細かく絹糸のような光沢を帯びる鉱石なんですが採掘時は泥のような状態。しっとりとしたケーキのような不思議な感触に驚きます。
鉱山の魅力を多くの人に知ってもらおうと始めたのがウドちゃんも体験した鉱山見学。手作りコスメの体験と共に予約が殺到するほど人気なんだという。
絹雲母を粉にしたものを手に塗ってもらいました。キラキラと光って、触るとサラサラで気持ちいいとウドちゃん♪
山の岩盤に囲まれた異空間を体感し、鉱山の魅力を満喫しました。

続いては、名前が個性的な料理店「古民家ダイナー月猿虎」へ。
出迎えてくださったのはお店を営むご主人とアメリカ出身の奥様、タナさん。元々名古屋で音楽活動をしていた2人は、700年もの歴史を受け継ぐ奥三河の伝統芸能『花祭』の素朴で情熱的な伝統に触れ、東栄町のパワーを感じ、東栄町の魅力に惹かれ移り住んできたんだそうです。
ウドちゃんが食べさせていただいたのは、土日限定のランチと奥さんが畑で育てているお野菜などの料理。カブのお漬物や四角豆のフリットなどにウドちゃん舌鼓!「漬物は誰かに習ったんですか?」「古い本を読んだり人に聞いたり…」と奥様。
さらに、1年ものの手作りゆべしにウドちゃん驚きが隠せません!「美味しいですね!」手間がかかるため最近は作る人が少なくなったので、自分で作ってしまったんだそうです。好奇心旺盛なお二人の絶品料理を満喫させていただきました。

そして最後は、標高約700mの絶景を望むテラスが自慢という「そば処茶禅一」へ。
元々はお茶屋さんとして4代続く老舗なんですが、東栄町にもっと人が来てほしいという思いから、そば屋さんを始め、自前のお茶から作った“茶そば"が人気に!4年前には自前のお茶を使ったかき氷で若者も足を運ぶ話題のお店になりました。
東栄町の山々が織りなす絶景を眺めながら、今回は特別にテラスで、茶そばを食べさせていただきました。「ええ!?2層になってる!どういうことですか?!」おそば大好きなウドちゃんが驚いたのは普通のそばと茶そばが一体になったいわゆる昼夜そば。お店の看板メニューとして人気なんだそうです。
「美味しい!」と大絶賛のウドちゃんに、「父と二人で東京に修業してきました」と4代目のご主人。いくつになっても新しいことに挑戦するご主人とお父さんに感心しきりのウドちゃんでした。

ウドちゃんの旅してゴメン

#650 4月ONAIR

#650:番外編 決まっててゴメン 愛知・津島市

今回も旅の情報をもとに、あらかじめ連絡を取りお邪魔する『決まっててゴメン!』

初めに訪れたのは、副住職の才能が大爆発し、大迫力の御朱印が全国的に人気になった「牛王山 観音寺」。
まずは、ご本尊の「不動明王」にご挨拶。ご住職が「天王通り沿いにギャラリーがあるから見てほしい」とおっしゃるので、副住職の案内で訪れてみると、何とそこには大迫力の劇画調の仏画が!
副住職は、手塚治虫先生の漫画『ブッダ』に影響を受け、「仏教を絵で伝えたい」と思うように。やっていた漫画アシスタントを辞めて自宅でもある観音寺に戻り、劇画タッチで描き出した御朱印がネットなどを通じて大人気になったという!
ウドちゃんもその絵の迫力にビックリ!大興奮!!「僕のキャイ~ンポーズをこの迫力で描いてもらえたら…」というと、副住職は「すぐに描けますよ」と乗り気。墨絵で描かれたウドちゃんのキャイ~ンポーズの迫力は圧巻!

次は、1840年代に発明された写真の技法を今でも受け継ぐ「イトウ写真館」へ。
創業90年以上の「イトウ写真館」。4代目の悠吾さんが写真館の未来を見据え、銀版写真などデジタルデータではなく、ガラス板や紙などモノに思い出を残すことが大切なんだと気付き、2015年の改築と共にあえて、180年以上前の『古典的写真技法』にこだわったスタジオを作りました。その撮り方ができる写真館は、日本ではここだけだという。
世界で初めての『商用ダゲレオタイプカメラ』を中に人間が入れるサイズに拡大したカメラを自作!
特別にカメラの中に入らせてもらうウドちゃん。「ティム・バートンの世界から出てきたみたい」と4代目がこだわり尽くして作り上げたカメラ、写真館に感動!

最後は、天然素材にこだわったキャンドルを作るアーティストのお店「エニシキャンドル」へ。
10年ほど前、東京で暮らしていた頃に野外フェスで灯されるローソクの幻想的な風景に魅せられ、独学でキャンドル作りを研究。家族の都合で津島市に戻って来て、天然素材を重視したキャンドル工房とカフェを開業した住田さん。
店内は夏みかんのような丸いものなど、カラフルなキャンドルが並んでいます。旅の情報にあったコーヒー豆を組み合わせたキャンドルは美味しそうな見た目!ドライフラワーのキャンドルは、花瓶がキャンドルになっていました。野外イベント用の巨大キャンドルだそう。
夜が寂しいんじゃなくて待ち遠しくなるようなキャンドルに癒されたウドちゃんでした。

ウドちゃんの旅してゴメン

#651 4月ONAIR

#651:番外編 決まっててゴメン 愛知・日進市

今回も旅の情報をもとに、あらかじめ連絡を取りお邪魔する『決まっててゴメン!』

最初に伺うのは、白山宮にある「足王社」。足腰の神様として有名で、足腰の痛みをとってくれるという伝説の石があるんだとか。
出迎えてくれたのは宮司の加藤さん。白山宮の本殿でお参りしてから、「足王社」に案内していただきました。
境内にある巨大な絵馬にサッカー日本代表のエンブレムが描かれていて、通称『サッカー神社』とも呼ばれているんだとか。サッカー選手を始め、スポーツをする人たちも参拝に訪れているそうです。
そして、神社とは思えないくらいオシャレで斬新な「足王社」の社殿に、ウドちゃんびっくり!グッドデザイン賞も受賞していて、その社殿を上空から見ると、わらじのかたちになっているんです。
そんな「足王社」に祀られている痛みとり石には、「石をなで、自分の体の痛い部分をさすると痛みを取り除いてくれる」といわれ、弱っている足腰をさすると、“キャイ~ン"のキレも良くなった気がしたウドちゃん!

続いては、知る人ぞ知る!絶品の林檎ハンバーグを食べにカフェ「星の王子さま」へ。
店主の岬佳さんがDIYで作ったという家具や、お兄さんのお店から引き継いだという家具が並ぶログハウス調のお店。
店主の兄・宏和さんが喫茶店として始めた「星の王子さま」。しかし、1997年には自分のお店を建てるも、その年に病で亡くなってしまったんです。そんなお兄さんが開発した林檎ハンバーグはファンが多く、復活を望む声もあったことから、2006年に妹の岬佳さんが兄のレシピのまま復活させました。
ウドちゃんは「林檎のみじん切りを形成して作ったハンバーグ」と想像していましたが、不正解!林檎を隠し味とし、揚げ焼きにしたハンバーグだったんです。後味がとてもさっぱりいただけるハンバーグで、ウドちゃんあっという間に完食!

最後は、「染川製作所」へ。日進市を愛する異業種3人の社長が、キャンプ用品の“サムグリル"を作っているという。
鉄工所の染川社長、建築塗装を行う豊田社長、資源回収などを行う権田社長の社長3人が、趣味や得意な分野を生かして開発!製造・販売をすべて日進市で行うなど、『メイドイン日進市』にこだわったキャンプ用品なんです。
試行錯誤の末に出来上がった“サムグリル"は、鶏を1羽まるごと刺して丸焼きにもできちゃうそうで、実際に丸鶏を準備してくれていました。
焼いた鶏をいただきながら、サムグリルの名前の由来を聞くと、「色んな物が焼けるようにと英語の“SOME"、そして染川社長のソメ=SOMEをかけ合わせた」と教えてくれました。
日進愛にあふれた3人の社長と話していると、自分も仲間になれた気がしたウドちゃんでした。

ウドちゃんの旅してゴメン

#652 4月ONAIR

#652:番外編 決まっててゴメン 静岡・磐田市

今回も旅の情報をもとに、あらかじめ連絡を取りお邪魔する『決まっててゴメン!』

まず最初に訪れたのは、老舗の和菓子店「又一庵」がオープンしたきんつばのカフェ「マタイッコタベタイカフェ」。約100年の歴史あるきんつばを今に伝える老舗がパンケーキを考案し、若い世代に注目を集めているんだとか。
四角いフィルムを外すと、白いソースがトロリと流れ出してきて…「うわ!すごい!あふれ出てきました」とあま~いパンケーキと伝統のあんこに大満足のウドちゃん!大粒のあずきが自慢のきんつばも食べさせていただきました。
最後にウドちゃんがトレーを返却した時、「マタイッコ~」とカフェスタッフから掛け声が!「返却時にいつもみんなでやってるんです」と老舗らしからぬキュートな合言葉にウドちゃんもメロメロ♪

続いては、約70年地元に愛されつづける昭和なセルフの定食屋さん「とん汁 桝形」へ。
およそ70年前から地元で親しまれる早くて美味しい庶民のお店。素材に妥協しないご主人のこだわりや早朝から時間をかけて仕込む自慢のとん汁は、ファミリーや若い人にも人気なんだそう。
ショーケースの中に並んだ小鉢はどれも魅力的!「うわ~どうしよう」とウドちゃん迷いに迷って、“鯖の醤油煮"をチョイス!体の芯から温まるとん汁に癒やされ、小鉢の気取らない家庭的な味にも舌鼓!
ウドちゃんの唐突な「お二人はどうやって結ばれたんですか?」との質問に、「僕の一目ぼれです」と即答するご主人!気さくで優しいお二人に癒やされたウドちゃん。

最後は、昆虫を説明する手書きのポップがユニークで分かりやすいという竜洋昆虫自然観察公園の「こんちゅう館」へ。
昆虫好きの子どもたちに大人気の施設。館内におじゃましてすぐウドちゃんの目に止まったのは、「ヘラクレスですか!かっこいい~」と中南米に生息する世界最大のカブトムシに大興奮!
他にも世界の珍しいクワガタや昆虫を丁寧に説明していただき、親しみやすい手書きポップにも関心しきりのウドちゃん。
『タランドゥスオオツヤクワガタ』は、ツヤツヤな殻を持つアフリカのクワガタムシ。ポップには、「ワックスかけてません。元からこのツヤです。」との文字。昆虫のことをより身近に感じてほしいと工夫を重ねた展示にウドちゃんも興味深々でした。

ウドちゃんの旅してゴメン

#653 4月ONAIR

#653:番外編 決まっててゴメン 三重・いなべ市

今回も旅の情報をもとに、あらかじめ連絡を取りお邪魔する『決まっててゴメン!』

まず訪れたのは、狛犬ならぬ『狛猿』がいるという「鳴谷神社」。
山神さまの使いとして『神猿』と書いて『まさる』と読み、地域の人達に大切にされているという。ウドちゃんの大親友、よゐこの濱口さんが『まさる』なのでひときわ親近感を感じながら神社へ。
宮司さんの案内で境内を進むと、大正時代に寄進されたという狛猿さんがお出迎え。
向かって右側のまさるさんは子どもを抱えたお母さん。左側のまさるさんはお父さん。台座に「見ざる・言わざる・聞かざる」が彫られており、宮司さんによると「悪いものは見ない、悪口を言わない、悪いことは聞かない」という教えだという。
本殿にお参りをした後、おみくじを引いてみることに。ここのおみくじは、可愛いお猿さんの形で、ずらりと並んだ中から目が合ったお猿さんを選ぶ。ウドちゃんが選んだお猿さんの中に入っていたのは、『よく考えて行動しなさい』と書かれた末吉。
「僕、何も考えずに行動しちゃうからなあ」と反省するウドちゃん。

次は、一日に500個売れることもある“ブリオッシュ"が大人気の町のパン屋さん「ベーカリー米藤」。
なんとパンの中の具が“パン"という変わり種とのこと。ブリオッシュというパンを知らなかったウドちゃんは期待に胸を膨らませてお店へ。
「こんにちは!」と明るく出迎えてくれたのは3代目となる奥さま。
元々お米屋さんだったお店をお母さんの代にパン屋さんにシフトチェンジ。お父さんが試行錯誤の末、完成させたのが、ブリオッシュ生地の中にシナモン風味の蒸しケーキという特製の“ブリオッシュ"。
特別に店内でいただくことに!出てきたのはまん丸なブリオッシュ。そしてもう1個は、きれいに半分にカットして持ってきてくれました。
その中身を見たウドちゃん、「おお!まさにパンの中にパン!」と感激!食感の違う2種類のパンを同時に味わえる激ウマのブリオッシュに思わず、「僕もこの中身のパンになってブリオッシュに包まれたい!」

最後は、田植え・稲刈りなどの農繁期は長期休業するという「農業喫茶マロン」。自家製のお米といなべ市産の食材を使った“ガパオライス"のランチセットがオススメとのこと。
祖父の代から米農家という代表の伊藤さんは、父が44年前にはじめた喫茶店を数年前に受け継ぎました。そこに来るお客さん達から「もう田んぼを続けられない」という話を聞き、「何としても地元の米を守る!」という強い思いで地域の米作りを引き受けることに。
お店も自分達の手でリノベーションしたが、内装や一枚板のカウンターなどは地域の職人の皆さんの温かい心遣いがなければできなかったという。
自家製のお米といなべ市の野菜を使ったガパオライスのセットは野菜たっぷり!いなべ市の“さくらポーク"を使い、タイで仕入れたスパイスを使った本格派。
こんもり盛られたご飯の上には目玉焼き、その様子を見て、「これは…藤原岳ですか?」とウドちゃん。
「やっぱお米が美味い!」というと、スタッフの児玉さんは「それが何より嬉しい言葉です!」
落ち着く雰囲気の店内と代表、児玉さんとの明るく楽しいやりとりで、「長居したくなるお店ですね」と大満足したウドちゃんでした。

ウドちゃんの旅してゴメン

#654 4月ONAIR

#654:番外編 決まっててゴメン 愛知・北名古屋市

今回も旅の情報をもとに、あらかじめ連絡を取りお邪魔する『決まっててゴメン!』

まずは、まるで絵本のテーマパークのような「こども古本店」を目指します。
店主の中島さんと女性スタッフ2人が元気にお出迎え!お店に入ってすぐ目につくのは、木でできたトラック型の本棚。運転席で試し読みが出来るようになっていて、スタッフの方がウドちゃんと一緒に乗りたいとリクエストがあったので、ドライブごっこ♪
ここは大人も童心に帰ることができる本屋で、店主の中島さんが子どもに笑顔を届けたい一心で、古本に特化した絵本屋さんを2011年に創業。もともと移動販売やネット販売を中心に、古本の絵本を子どもたちに届け、2021年に北名古屋市に店舗をオープンしました。
また、読まれなくなった絵本を全国から買い取り、店内にある『絵本クリーニング工房』で、職人の手によってきれいに再生もしているんです。その他にも読み聞かせなどのイベントを開催しています。
子どもたちの中にはスタッフさんに会いに来る子もいるんだとか。そんな心温まる本屋さんにまた来たいと思うウドちゃん。

続いて訪れたのは、大正4年創業の「名古屋バナナ加工」。
バナナの追熟加工を中心に、さまざまな果物をスーパーなどに卸しているほか、天津甘栗や干し柿、干しいも、ドライフルーツなどの加工品まで扱っている会社。初代社長の森瀬一雄さんをはじめとする有志の方々が、「もっとバナナを自由に日本に輸入したい」と国に掛け合ったことで、日本でバナナが日常的に食べられるようになったんだとか!
ウドちゃんはバナナの追熟加工を行うバナナ室(むろ)を見学させていただきました。
そして、会社に併設されたアンテナショップ「ハピネスバナナ」にお邪魔すると、バナナへの思いが人一倍大きい店長が!「バナナで楽しく幸せになってほしい」という気持ちを込めてお店の名前をつけたそうです。
店内にはフルーツの販売のほか、さまざまなフルーツジュースも注文でき、ウドちゃんは一番人気の“バナナミルク"を注文!なんとウドちゃん、人生初のバナナミルクだそうで、そのおいしさに感動!まさにハピネスになれました!

最後は、わらび餅が好きすぎて各地のわらび餅を食べ歩き、お店まで始めたという「たなか屋」へ。
爽やかに歓迎してくれたご主人、実はわらび餅専門店と本業で造園土木業をやっているという二刀流。
ご主人は小さい頃からわらび餅が大好きで、名古屋市東区の「喜来もち」というわらび餅屋さんのわらび餅に感動!それをきっかけに、元中日ドラゴンズの選手で「喜来もち」店主の山田喜久夫さんに弟子入りし、造園業の傍らで1年間修業し、念願のお店をオープンしたんです。
「たなか屋」では、ほうじ茶、抹茶、ココアなどの珍しいわらび餅もありますが、ウドちゃんは定番の“きな粉わらび餅"を注文。特徴はその大きさ!食べ応えのあるわらび餅を口いっぱいにほおばるも、とろけて消えていくような感覚のわらび餅に大満足のウドちゃんでした。

ウドちゃんの旅してゴメン

#690 3月ONAIR

#690:番外編 決まっててゴメン 愛知・東浦町

事前に連絡をとった上でお邪魔する「決まっててゴメン!」
今回は、徳川家康の母・於大の方の生誕地でもある愛知・東浦町の旅。

まず初めに訪れたのは、『食堂ひとつむぎ』。
出迎えてくれた店主・前田さんは会社員、農業、世界一周の旅を経験して2008年にお店をオープン。現在は奥さんや女性従業員とともにお店を切り盛りしています。地元野菜を使ったランチが人気で、2週間ごとにお総菜メニューを考案し続け、これまでに300種類以上のレシピを作ってきたんだとか。奥さんの亜弥さんが基本となるレシピを考え、ご主人がアレンジするなど夫婦協力して作っていますが、「長く勤めている従業員や家族など周りの人たちに支えられながらやれている」という奥さん。ウドちゃんは早速2週間限定のランチをいただきます。
5つの小鉢には、夫婦が考えたお総菜が盛り付けられ、どれもごはんが進むメニューばかり!常連客のなかにはお酒のあてにしている人もいるんだそうです。
ごはんもお酒も進むお総菜をあっという間に完食したウドちゃん、またいつか違うお総菜メニューが食べられることを楽しみに、食堂ひとつむぎを後にします。

続いては、東浦町の住宅地で陶芸家として活動する滝上一家を訪ねます。
母・真由美さんは『陶房玄 滝上』という屋号で陶人形を作製。娘のためにひな人形を作ったことをきっかけに陶人形作家となったそうで、元陶芸家でもある夫の一夫さんが相談役や釜焚きなど裏方的なポジションで真由美さんを支えています。あえて釉薬を使わずに土本来の色合いを生かした柔らかく優しさあふれる陶人形を作っているんです。
一方、元グラフィックデザイナーで長男の玄野さんは、『STUDIO.ZOK』を立ちあげ、“陶植"と名付けられた陶器を主に作製。新進気鋭の陶芸作家として斬新な作品を生み出しています。
“陶植"という名前の通り、サボテンなどの観葉植物を陶器で再現するなど、母・真由美さんの作品同様に土本来の色味を生かした、まるで本物の植物かのような質感が特徴なんです。ウドちゃんもその完成度に「すごいですね!」と感動。
家族だからこそ言えるさまざまな意見があり、その環境は他にはないものなんだとウドちゃんも実感。今後の家族3人の活躍を楽しみにしているウドちゃんでした。

ウドちゃんの旅してゴメン

#691 3月ONAIR4月ONAIR

#691【解説放送】:番外編 決まっててゴメン 愛知・東海市

事前に連絡をとった上でお邪魔する「決まっててゴメン!」
旅の舞台は名古屋市のお隣で、近年は住みやすい町として注目を集める「愛知・東海市」。

まずウドちゃんが向かうのは、昭和38年創業の老舗『シロキヤ洋菓子店』、昭和レトロな雰囲気がSNSで注目され、全国からレトロ好きな若者がやってくるお店なんだそうです。
「雰囲気がね~」レトロ感あふれる雰囲気、ショーケースに並ぶ昔懐かしのケーキに魅了されるウドちゃん。そして店内には「喫茶部」の文字、シロキヤ洋菓子店には店内で飲み物や軽食がいただける「喫茶部」があるんです。「いいですね~このソファの色!」こだわりの店内にウドちゃんも興奮気味。
創業当時から変わらないメニュー表の中からウドちゃんは大好物のモンブランとあったかいオレンジエードに舌鼓。「また新しい美味しさとの出会いだ!」
初めて来たのにどこか懐かしい雰囲気に終始癒されるウドちゃんでした。

続いて向かうのは、老舗のダンススタジオが営むたこ焼き屋さん『DancingTAKO 大ちゃん』
ダンスファミリーならではのたこ焼きが大人気なんだそうです。
迎えてくれたのは、名古屋の大御所ダンサーDAISKEさんと奥さんの直美さん、息子のKEIさん、〝ダンスとたこ焼き〟二足の草鞋を履くファミリーです。
そんなダンサーファミリーのたこ焼きが、「元祖 イイダコ焼き」!イイダコをまるごと1匹使った逸品で驚くのはその見た目、タコの足が上にズドンととび出し、まるでタコがブレイクダンスをしているかのようなインパクトのあるたこ焼きなんです。アツアツのたこ焼きを頬張り思わず踊りだすウドちゃん! 最後は、ダンススタジオでインストラクターも務めるKEIさんの指導で、ウドちゃんポップダンスに挑戦!「明日起きたら筋肉痛になってるような・・」と初めてのポップダンスに戸惑いながらも、直美さんに褒めていただきなんとか踊りきったウドちゃんなのでした。

ウドちゃんの旅してゴメン

#692 3月ONAIR

#692:番外編 決まっててゴメン 長野・野沢温泉村

事前に連絡を取った上でおじゃまする「決まっててゴメン!」今回は長野・野沢温泉村の旅!
村内には30余りもの源泉が湧く、言わずとしれた信州を代表する名湯の一つ。そして日本で唯一名前に「温泉」がつく村でもあります。野沢菜発祥の地としても知られ、海外からも注目を集める人気のスノーリゾート。
そんな雪を待ちわびるゲレンデのふもとから旅をスタートしたウドちゃん。すぐ近くにある野沢温泉の源泉の一つ麻釜(おがま)へ。ゆらゆらと湯気が立つ源泉を眺めつつ麻釜の説明看板を読むと「湯につけて麻の皮を剥いたことが語源」とわかりウドちゃんも思わず納得!野沢温泉は観光資源としてだけでなく地元住民の野菜の洗い場や洗濯場として古くから村民の生活と深くかかわってきた世界的にも珍しい温泉地なんだそうです。
そんな麻釜近くにある『なっぱカフェ』を目指すウドちゃん。野沢菜をきざんでご飯にのせた素朴な「なっぱご飯」が看板メニューなんだとか。早速食べさせていただくとご飯の上に2種類のきざんだ野沢菜漬け。「緑の方はきざんだ野沢菜漬け。飴色の方は油で甘辛く炒めた炒め菜です」本来はまかないなどで食べる素朴なメニューで地元の人にとっても欠かせない冬の食材なんだそうです。野沢菜大好きなウドちゃんも大満足!
さらに毎年1月に行われる道祖神祭りのお話をうかがいびっくり仰天!厄年の男と村民が火の付いた松明を叩き合う激しいお祭り。わざわざ外国から観光客が足を運ぶ人気のお祭りなんだそうです。

続いては、野沢温泉村のメインストリート「大湯通り」を通って『松葉の湯』へ。道中、温泉まんじゅうをいただいたり山ぶどうの木について地元の方にお話をうかがったり…。
『松葉の湯』に到着すると1階は洗濯場で野菜を洗っている方に遭遇。「この野沢菜を洗ってから漬けるんですよ」野沢温泉村では今でも各家庭それぞれの味付けで漬けているそうで冬に向けての準備で忙しくなります。
野沢温泉には13箇所の外湯があり『松葉の湯』もそのうちの一つ。江戸時代から村の人達によって守られてきた野沢温泉の象徴として大切に受け継がれ、地元の人も観光客も天然温泉100%のかけ流しを堪能できます。ウドちゃんもちょっと熱めの温泉でしたがゆっくり浸かって大満足!久々に訪れた野沢温泉村を堪能できました。

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#693 3月ONAIR

#693:番外編 決まっててゴメン 長野・木島平村

事前に連絡を取った上でおじゃまする「決まっててゴメン!」今回は長野県の北部、北信地区に位置する木島平村の旅!
米どころであり蕎麦どころでもある木島平は「名水の郷」でもあり、その名水が育てた木島平米は「幻の米」と呼ばれる最高級品。蕎麦はこの地方独自のツナギ「雄山火口(おやまぼくち)」を使い、腰があり喉ごしなめらか。雄山火口はヤマゴボウの葉の裏の繊維だけを手間ひまかけて取り出したもの。最近では作れる人が減って貴重品となっています。
その蕎麦と米を両方食べられるのが最初に訪れた『樽瀧』。一番人気は「名水火口そば」と木島平米のおにぎり、山の幸の天ぷらがセットになった「樽瀧セット」。ウドちゃんはソバの美味しさを感じる一方、「りんごの天ぷら」の美味しさにビックリ!そして米つぶがツヤツヤのおにぎりも一気に食べて大満足なウドちゃんなのでした!

次に訪れたのは『内山手すき和紙体験の家』、この地方に江戸時代前期から伝わる和紙作りを体験できるんです。ここを運営する上埜さんは、手漉き和紙作りがどうしてもやりたくて探していたところ、この施設を運営する人の後任にどうかと声をかけられて、二つ返事で請け負ったという。
庭先に植えたコウゾを育て、刈り取り、煮て樹皮を剥くところから紙を漉き上げて作品にするまでを村の人達に手伝ってもらいながらほぼ一人で行っているのだそう。美しい和紙に仕上げるには、木島平の清らかな湧き水が欠かせないという。ウドちゃんも絵はがき作りに挑戦!何度も失敗しながら、上埜さんに時に優しく、時に厳しく教えてもらいながらなんとか完成。あまりにも不器用なウドちゃんに、なぜかシンパシーを感じたのか、上埜さんから「私もウドちゃんと同じ髪型にする」と爆弾発言!そして出来上がった絵はがきは楽しい体験をさせてもらったお礼にと上埜さんにプレゼント。

日本の原風景を残す木島平村は、空気、水、人柄の全てが清らかな平和で穏やかな宝物のような場所なのでした。

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#694 3月ONAIR

#694:番外編 決まっててゴメン 三重・四日市市

事前に連絡を取った上でおじゃまする「決まっててゴメン!」今回は三重県・四日市市の旅!
「海蔵川」のほとりからスタート。春になると1.4kmにわたり500本の桜が咲き誇り多くの花見客でにぎわうスポットです。
まず初めに訪れたのは、『蒼築舎』という左官屋さん。
訪れると、作業小屋の外壁がきれいに土壁に仕上げられています。土が好きすぎる松木社長は、16歳で左官の世界に入り、21歳で起業!これまでに住宅だけでなく、「伊賀上野城」や国宝を有する「高田本山専修」の土壁も手掛けていましたが、近年は左官の仕事が少しずつ減少。そこで土壁の技術を生かしてワインセラーや野菜蔵、かまどなどさまざまなアイデア商品を開発しているんです。
実際に「コヘッツイHAJIME」という“持ち運べるかまど"を作っている様子を、社長の息子で専務の一真さんに見せていただきました。専務は、社長が作ったプロトタイプの土壁かまどをよりリーズナブルに改良。さらに、土を塗った“壁掛け"なども製作。こちらはアート作品として話題を呼び、国内外で個展やワークショップを開くほどワールドワイドに活動しているんです。
土の可能性は無限大であり、ウドちゃんも「培う」ってこのことなんだと感心したのでした。

続いてお邪魔したのは、テレビやラジオの修理業を行っていた斉藤勝さん(84歳)のお宅。勝さんと奥さんの陽子さん、三女の千里さんが出迎えてくれました。
体調を崩して寝たきり状態の生活が続いていた勝さんですが、82歳の時、千里さんが「ミシンを修理してほしい」とお願いすると、テレビの修理を行っていた技術を生かしミシンを修理。試運転のために勝さんが布キレを縫ってみると、ミシンの楽しさに生まれて初めて気付いたんです!そこから裁縫にのめり込むと、ブックカバーやマスク、娘さんやお孫さんのための化粧ポーチなど何百もの作品を作り上げていきます。
そして、どんどん腕を上げていき「がま口バッグ」を商品化するまでに!さらにお孫さんが勝さんの製作している様子をSNSで公開すると大反響!なんと、800件ほどの注文が一気に舞い込み、今では大ヒット商品に!
奥さんや娘さん、家族総出でがま口バッグ作りを手伝い、愛のこもったバッグを全国に届けると、次第にファンレターが届くように。感謝や励ましの言葉が綴られた手紙は勝さんたちの“元気"になっているそうで、そんな心温まるお話にウドちゃん思わず涙が・・・。
勝さんやがま口バッグから元気をもらったウドちゃんなのでした。

ウドちゃんの旅してゴメン

#695 4月ONAIR

#695:番外編 決まっててゴメン 三重・菰野町

連絡を取った上でおじゃまする「決まっててゴメン!」今回は紅葉シーズンに賑わう御在所ロープウエイや開湯1300年の歴史を誇る湯の山温泉で知られる三重・菰野町。ウドちゃん、近鉄湯の山線の菰野駅から旅をスタートします。
まずは、本場ドイツで金賞を受賞したハム・ソーセージを親子で作る『角屋(かどや)』へ。伊勢志摩サミットでも海外の政府関係者に提供された菰野町でも人気の有名店なんだそうです。もともと地元ではお肉屋さんとして親しまれ、3代目がハム・ソーセージ作りに挑戦。本格的なハム・ソーセージがまだ少なかった当時の日本で次第に話題となり4代目となる息子さんも本場ドイツで修業を積みました。4代目の奥様いわく「最初食べた時、こんなに美味しいものがあるんだ!」と感動し、すっかりハム・ソーセージの虜になったとのこと。ウドちゃんも受賞したソーセージを食べさせていただくと…「おいしい!確かに奥さんの気持ちわかります」と大満足!3代目の夫婦と4代目の夫婦4人が仲良く角屋を営んでいる様子に温かい気持ちになったウドちゃんなのでした。

続いては、木を削り漆を塗るまでの工程を一人で行うお椀作家、笹浦さんを訪ねます。一生使えるような特別なお椀をセミオーダーで製作していて『おわんのささうら』で作品を見ることができます。「漆と言っても様々な色があるんですね」すずの粉をかけたものや漆にチタンを混ぜたものなどあまり見たことがない作風にウドちゃんも興味津々!「木で物を作る仕事をしたい」という思いから木製漆器の一大産地、石川県の山中温泉地区で修業にはげみ、木工ろくろの技術から下地、漆塗りなどそれぞれの技術を習得。一般的には専門の職人が分業で行っているんですが、それを一人でこなす笹浦さん。こうしたお椀作家は全国的にも珍しいんだそうです。さらに元大工のお父さんと共同で曲げわっぱのお弁当作りも行っていて「笹浦さんのバイタリティーすごいですね!」自らのこだわりのために何でも自分でこなしてしまうものづくり作家としての情熱にウドちゃんも感服!
家族・親子で一つのことに取り組む様子に感激しっぱなしの菰野の旅でした。

ウドちゃんの旅してゴメン

#696 4月ONAIR

#696:番外編 決まっててゴメン 滋賀・彦根市

連絡を取った上でおじゃまする「決まっててゴメン!」今回は滋賀県彦根市の旅!
彦根城の内堀にかかる大手門橋のたもとからスタート。

『夢京橋キャッスルロード』を久しぶりに自由に歩いてみると、ウドちゃんの目に留まったのは『政所園』というお茶やさんの店頭にあった「金箔ソフトクリーム」。
お店にいきなり取材許可をもらうのも久しぶりで「緊張しますねー」といいつつ、社長さんに許可をもらいお話を聞きます。
「羽柴秀吉と石田三成の出会いの茶」といわれる「三献の茶」の話を聞き、「〝三〟成だから〝三〟杯のお茶だったんですかね?」と新説?珍説?を披露。社長は「今後、お客さんにウドちゃん説として話します」と納得の様子。
最後は金箔の乗ったソフトクリーム『HINOMARU源三郎』をいただきます。金箔が乗ったソフトクリームを初めて食べるウドちゃんは唇が金箔でゴージャスに!大満足で久しぶりのぶらり歩きを堪能したのでした。

最初に目指すのは、世界で最初の自転車、陸舟奔車を発明した平石久平次の墓がある萬年山 『長松院』。陸舟奔車の〝乗れる〟レプリカも存在するという。住職にお話を聞くと、平石久平次は彦根藩の奉行で、和算や天文学に秀でた発明家で、その著書の中に「ペダル式の自転車」の設計図があったという。その〝乗れるレプリカ〟は、実は彦根市立図書館に保存されているという。住職と一緒に彦根市立図書館を訪れると、特別に集会室に用意をしていただきました。
このレプリカはテレビ朝日の『ビートたけしの こんなはずでは!』という番組で平石久平次を取り上げた際に番組で製作し、彦根市に寄贈されたものなんだそう。その番組ではたけしさんが六本木の街をこのレプリカで走り回ったという。「殿が乗ったんですか…」と感慨深げなウドちゃん、恐る恐る「僕も乗ってみていいですかね…」と聞くと、館長も快く許可をくれました。
大興奮でワーワー言いながら陸舟奔車のレプリカ操縦を楽しんだウドちゃんなのでした。

次は、彦根市民しか知らない ご当地グルメ「ブールヌードル」が食べられる、『カジュアルカフェ あらびか』へ。ブールヌードルって何?と聞いたこともないメニューに興奮気味のウドちゃん。お店に入ると、まず驚いたのは店内の半分を占める巨大な楕円のカウンター。ブールヌードルとは一見、オムレツのような見た目だが中身は特製の平打ち玉子麺。オリジナルのソースをたっぷりかけていただきます。表面の玉子を破って開くとヌードルが現れ、麺もソースもオリジナル。47年前に店長のお父さんが開発し、ソースはずっと継ぎ足してコクを深めてきた絶品!食べたことのない味にウドちゃんも大感激。
別れ際に出てきてくれた創業者のお父さんに「どうやって開発したんですか?」と聞くと
「他にないモノを作れば競争せず生き残れる」とこれまた深いお言葉をいただき、独自のやりかたを見つけなければ、と再認識させられるウドちゃんなのでした。

ウドちゃんの旅してゴメン

#697 4月ONAIR

#697:番外編 決まっててゴメン 滋賀・豊郷町 甲良町

連絡を取った上でおじゃまする「決まっててゴメン!」滋賀県で最も小さな町「豊郷町」とそのお隣「甲良町」の旅!
豊郷町の吉田地区を歩き始めると、畑で育てられている大きな大根に遭遇。冬に大根を見るとおでんが恋しくなるウドちゃん。さらに昔ながらの風情ある町並みを歩いていると、「愛知神社」があり、お参りすることに。この地域では「愛知=あいち」ではなく「愛知=えち」と読むそうです。お参りさせていただき、1件目の目的地『岡村本家』へ。
実は2014年の豊郷町の旅で一度訪れている酒蔵さんなんです。ウドちゃんが以前伺ったあとに開発された「玄米100%」は、精米をいっさいせずに造った日本初のお酒なんだとか。
お邪魔すると出迎えてくれたのは6代目の岡村博之さん。
先代までは製造一筋でしたが、博之さんは父の反対を押しのけて、仕込み蔵を見学できるように改装したり、物置だった蔵の2階を活用し試飲会や音楽ライブを開催。酒蔵からにぎわいある町を作ろうとしているんです。
ウドちゃんは蔵を見学し、お目当ての「玄米100%」のお酒を試飲させていただくことに。精米していない玄米は皮つきなので水分が入りにくく、麹菌も入りにくいため、発酵させるのが難しいそうですが、岡村本家では3年以上かけて開発したんだとか。
穀物の豊かで芳醇な風味が楽しめ、「今まで嗅いだことのない不思議な日本酒の香り!うまい!」とウドちゃん大絶賛!

続いて訪れた「甲良町」は、藤堂高虎を生んだ、歴史ある町。
ゆずづくしのランチが大人気の『ゆずのだいどこ』を目指します。訪れると、にぎやかなお母さん、お父さんが総出でお出迎え。『ゆずのだいどこ』がある「長寺(おさでら)地区」では、昔からゆずをおかずとして食べるなど、ゆず好きが多い町なんだとか。そうした理由から、2000年頃からゆず栽培を開始。さらに2019年には、地域の集会所をリフォームし、ゆずづくしの料理が楽しめる『ゆずのだいどこ』をオープンしたんです。
早速、町の人が大好きだという食べ方でいただくことに。それは、ゆずにしょうゆと唐辛子をかけて食べるという、甲良町独自の食べ方。ゆずの酸っぱさと醤油がマッチして、おかずとして食べるご家庭もあるんだとか。ウドちゃんは酸っぱいものが苦手なため、少々苦戦・・・。
しかし、ゆずをふんだんに使ったランチは、チキンステーキにはゆず塩、レンコンにはゆず味噌、サラダにはゆずドレッシング、味噌汁には刻んだゆず皮などが添えられており・・・「うまい!最高!」と、ウドちゃんはどれも美味しくいただくことができました!
甲良町のお母さん、お父さんと楽しくおしゃべりしながらいただくゆずづくしのランチに、大満足のウドちゃんなのでした。

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#698 4月ONAIR

#698:番外編 決まっててゴメン 愛知・岡崎市 額田

事前に連絡を取った上でおじゃまする「決まっててゴメン!」今回は愛知・岡崎市の山間部にある額田エリアを訪ねるウドちゃん。今、再び脚光を浴びている武将「徳川家康」生誕の地として知られる岡崎。中でも額田地区は夏のシーズンには「くらがり渓谷」をはじめ天然水を使ったかき氷を求める観光客で賑わいます。
以前も訪れたことがあるくらがり渓谷から旅をスタートしたウドちゃん。夏は涼しい風が吹く自然の豊かな渓谷ですが…「冬は寒いですね!」早々に引き上げ1軒目におじゃまする『エトセ工房』へ向かいます。
くらがり渓谷からほど近いところにある『エトセ工房』はパンを焼く石窯を専門に設計・製作している工房で全国のパン職人から依頼が寄せられるんだそうです。ウドちゃんがお邪魔すると早速、火を入れているパン窯を見せてくださいました。「メラメラ燃える火を見ていると落ち着きますよね」とウドちゃん。石窯職人の磯貝さんも火の魅力に惹かれて25年ほど前に家具職人から転向したんだそうです。石窯がまだまだ国内には少なかった当時、手探りで情報をかき集めて技術を習得。今では全国のパン職人から注文が寄せられる数少ないパン窯専門の工房として知られるようになりました。「南は沖縄から北は秋田まで窯を作りに行きました」と磯貝さん。さらに「ある日突然窯が変わって美味しいパンが焼けるようになる瞬間がある」とのこと。微妙な湿度の変化で窯の中の状態が変わりパンの味に影響するんだとか…奥深い石窯の世界に感心しきりなウドちゃんなのでした。

続いては下関出身の店主が作る「瓦そば」が看板メニューの『シガ食堂』へ。岡崎ののどかなエリアにありながら若い女性が足を運ぶ人気店なんです。訪ねてみると「看板がカッコイイ!のれんもおしゃれ!」と感心していると…「みんな自分でマジックで書きました」と店主の志賀さん。手作り感も含めておしゃれなお店!ここで志賀さん「実は開店のきっかけは天野さんの言葉が…」以前、ウドちゃんの相方天野さんが「瓦そば好き」を公言したそうで、「下関市民にとっては日常的な食べ物に対してそのように思ってもらえることに驚いた」そうです。ウドちゃんも「確かに言っていたかも!」単に熱した瓦の上でそばを焼くだけでなく、地元の茶そばや地元の卵などにこだわったシガ食堂の瓦そば。「そばの風味とおつゆの相性抜群!」とウドちゃんも大満足!岡崎の新しい名物に出会えた旅になりました。

ウドちゃんの旅してゴメン

#699 4月ONAIR

#699:番外編 決まっててゴメン 愛知・岡崎市

今回は愛知・岡崎市の旅!
今再び注目を集めている武将「徳川家康」のふるさととして知られ、生誕の地として有名な岡崎城や徳川将軍家の位牌を祀る大樹寺など家康ゆかりの史跡があふれる街です。
まず最初に向かうのは家康が創建した『松應寺』。その門前にあるレトロな横丁が岡崎の新名所として話題なんだとか。まずは松應寺横丁の代表を務める柴田さんにご案内していただきながら松應寺を参拝させていただきます。
家康の父、松平広忠公が岡崎城で亡くなり、埋葬されたこの地に松平家の繁栄を願い、家康自ら一本の小松を植えたと言われています。後に岡崎城主となった家康は大きく育った松を見て「我が祈念に應ずる松なり」として松應寺と命名しました。ウドちゃんも初めて聞いた家康のエピソードに深く関心を持った様子。広忠公の御廟所にお参りさせていただきました。そして松應寺横丁の雑貨店や鉄板ナポリタンが名物の『松本なかみせ亭』におじゃまします。「この天井に穴があるでしょ」と柴田さん。その昔、松應寺横丁の界隈は花街として賑わっていて、ここなかみせ亭の建物もその一つ。「わざわざ階段を使わなくてもいいようにお銚子をここから上げたりしていた」のだそうです。当時の賑やかさをまた違う形で取り戻そうとしている横丁の人たちにほっこりしたウドちゃんなのでした。

続いては今も活版印刷の機械を導入してアナログな印刷手法で印刷をしているという『昭和印刷』へ。扉を開けると自動織機のような機械音が〝ガッシャンガッシャン〟と耳に飛び込んで来ます。エネルギッシュな動作音にウドちゃんも大興奮!その昔は活字を一文字ずつ並べて文章を作っていましたが、今は真鍮などでオリジナルの版を作って印刷するのが主流。もともとは広告などの企画をするのが本業という昭和印刷の山本さん。8年ほど前に活版印刷の美しさに惹かれるまま中古機械を購入し、試行錯誤しながら技術を磨いてきました。「欧米ではまだ一般的な印刷方法ですが日本では少ない」とのこと。あえて強い圧力を加えて立体感のある文字に見せる手法も海外の若者の間では流行っているんだそうです。そして今回ウドちゃんの旅ゴメ名刺を作って用意してくださいました。「ウド鈴木」ではなくあえて本名の「鈴木任紀(ひでき)」の文字に「すごい!優しく控えめで芯の強さを感じる!」と とっても嬉しそうなウドちゃん。自分の名前が美しく印刷されている様子に不思議な感動を覚えたウドちゃんなのでした。

ウドちゃんの旅してゴメン

(C) メ~テレ

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