ウドちゃんの旅してゴメン

エンタメ~テレクション
ウドちゃんの旅してゴメン

あたたかな笑い、優しさ、ほのぼの、キュンとする気持ち…。
ウドちゃんの笑いと優しさがいっぱいの行き当たりばったりの旅。

ウドちゃんの旅してゴメン

日本 時間 HD

"忘れかけていた気持ちを、ウドちゃんが気ままな旅を通じてみなさんにお届けします。出会った人々も気さくに接してくれる、台本のない旅。「旅番組」というよりは「旅のドラマ番組」。ユニークな人々との出会いによって、旅が予期せぬ方向にむかうことも!?ウドちゃんの笑いと優しさがいっぱいの行き当たりばったりの旅、お楽しみ下さい。

※新型コロナウィルスの影響で、事前に連絡を取った上でおじゃまする「決まっててゴメン」を放送しています。

On Air Schedule
エンタメ~テレ☆シネドラバラエティ オンエアスケジュール

4
2024 April

#649
11(木)15:10-

#650
14(日)12:30-

#651
18(木)15:10-

#652
21(日)12:30-

#653
25(木)15:10-

#654
28(日)12:30-

#691【解説放送】
7(日)12:30-

#695
2(火)15:00-(初)
5(金)15:00-

#696
9(火)15:00-(初)
12(金)15:00-

#697
16(火)15:00-(初)
19(金)15:00-

#698
23(火)15:00-(初)
26(金)15:00-

#699
30(火)15:00-(初)


5
2024 May

#655
2(木)15:10-

#656
5(日)12:30-

#658
9(木)15:10-

#659
12(日)12:30-

#660
16(木)15:10-

#661
19(日)12:30-

#662
23(木)15:10-

#663
26(日)12:30-

#664
30(木)15:10-

#699
3(金)15:00-

#700
7(火)15:00-(初)
10(金)15:00-

#701
14(火)15:00-(初)
17(金)15:00-

#702
21(火)15:00-(初)
24(金)15:00-

#703
28(火)15:00-(初)
31(金)15:00-

この番組は、「スカパー!サービス(CS301)」「スカパー!プレミアムサービス」「スカパー!プレミアムサービス光」「ひかりTV」「J:COM」「エンタメ~テレ導入のケーブルテレビ」にてご視聴いただけます。
※「SPOOX」「Amazon Prime Videoチャンネル」ではご視聴いただけません。
番組表はこちらから

Cast
出演

ウド鈴木
血液型:AB型
星座 :やぎ座
性格 :竹を割ってまたくっつけたような性格
好き :豚のしょうが焼き定食、綿棒、上戸彩ちゃん、エントランス
嫌い :アップルパイ、落ちているトイレットペーパーの芯、生きたシャコ、手前に引くドア

Episode
番組内容

#649 4月ONAIR

#649:番外編 決まっててゴメン 愛知・東栄町

今回も旅の情報をもとに、あらかじめ連絡を取りお邪魔する『決まっててゴメン!』

まず最初に訪れたのは、世界的にも希少な“セリサイト"という高級ファンデーションの原料を採掘している「粟代鉱山」へ。3代にわたって粟代鉱山で採掘事業を営んでいる三崎社長に坑道を案内していただきます。
粟代鉱山は基本的に手作業で掘り進めて採掘するため比較的規模は小さく、資材や採掘した鉱石の運搬もトロッコを使用。「一番奥まで200mぐらいありますよ」と三崎社長とどんどん奥に進むウドちゃん。
採掘現場に到着すると、トロッコに積まれた掘りたてのセリサイト!セリサイトは精製するとキメが細かく絹糸のような光沢を帯びる鉱石なんですが採掘時は泥のような状態。しっとりとしたケーキのような不思議な感触に驚きます。
鉱山の魅力を多くの人に知ってもらおうと始めたのがウドちゃんも体験した鉱山見学。手作りコスメの体験と共に予約が殺到するほど人気なんだという。
絹雲母を粉にしたものを手に塗ってもらいました。キラキラと光って、触るとサラサラで気持ちいいとウドちゃん♪
山の岩盤に囲まれた異空間を体感し、鉱山の魅力を満喫しました。

続いては、名前が個性的な料理店「古民家ダイナー月猿虎」へ。
出迎えてくださったのはお店を営むご主人とアメリカ出身の奥様、タナさん。元々名古屋で音楽活動をしていた2人は、700年もの歴史を受け継ぐ奥三河の伝統芸能『花祭』の素朴で情熱的な伝統に触れ、東栄町のパワーを感じ、東栄町の魅力に惹かれ移り住んできたんだそうです。
ウドちゃんが食べさせていただいたのは、土日限定のランチと奥さんが畑で育てているお野菜などの料理。カブのお漬物や四角豆のフリットなどにウドちゃん舌鼓!「漬物は誰かに習ったんですか?」「古い本を読んだり人に聞いたり…」と奥様。
さらに、1年ものの手作りゆべしにウドちゃん驚きが隠せません!「美味しいですね!」手間がかかるため最近は作る人が少なくなったので、自分で作ってしまったんだそうです。好奇心旺盛なお二人の絶品料理を満喫させていただきました。

そして最後は、標高約700mの絶景を望むテラスが自慢という「そば処茶禅一」へ。
元々はお茶屋さんとして4代続く老舗なんですが、東栄町にもっと人が来てほしいという思いから、そば屋さんを始め、自前のお茶から作った“茶そば"が人気に!4年前には自前のお茶を使ったかき氷で若者も足を運ぶ話題のお店になりました。
東栄町の山々が織りなす絶景を眺めながら、今回は特別にテラスで、茶そばを食べさせていただきました。「ええ!?2層になってる!どういうことですか?!」おそば大好きなウドちゃんが驚いたのは普通のそばと茶そばが一体になったいわゆる昼夜そば。お店の看板メニューとして人気なんだそうです。
「美味しい!」と大絶賛のウドちゃんに、「父と二人で東京に修業してきました」と4代目のご主人。いくつになっても新しいことに挑戦するご主人とお父さんに感心しきりのウドちゃんでした。

ウドちゃんの旅してゴメン

#650 4月ONAIR

#650:番外編 決まっててゴメン 愛知・津島市

今回も旅の情報をもとに、あらかじめ連絡を取りお邪魔する『決まっててゴメン!』

初めに訪れたのは、副住職の才能が大爆発し、大迫力の御朱印が全国的に人気になった「牛王山 観音寺」。
まずは、ご本尊の「不動明王」にご挨拶。ご住職が「天王通り沿いにギャラリーがあるから見てほしい」とおっしゃるので、副住職の案内で訪れてみると、何とそこには大迫力の劇画調の仏画が!
副住職は、手塚治虫先生の漫画『ブッダ』に影響を受け、「仏教を絵で伝えたい」と思うように。やっていた漫画アシスタントを辞めて自宅でもある観音寺に戻り、劇画タッチで描き出した御朱印がネットなどを通じて大人気になったという!
ウドちゃんもその絵の迫力にビックリ!大興奮!!「僕のキャイ~ンポーズをこの迫力で描いてもらえたら…」というと、副住職は「すぐに描けますよ」と乗り気。墨絵で描かれたウドちゃんのキャイ~ンポーズの迫力は圧巻!

次は、1840年代に発明された写真の技法を今でも受け継ぐ「イトウ写真館」へ。
創業90年以上の「イトウ写真館」。4代目の悠吾さんが写真館の未来を見据え、銀版写真などデジタルデータではなく、ガラス板や紙などモノに思い出を残すことが大切なんだと気付き、2015年の改築と共にあえて、180年以上前の『古典的写真技法』にこだわったスタジオを作りました。その撮り方ができる写真館は、日本ではここだけだという。
世界で初めての『商用ダゲレオタイプカメラ』を中に人間が入れるサイズに拡大したカメラを自作!
特別にカメラの中に入らせてもらうウドちゃん。「ティム・バートンの世界から出てきたみたい」と4代目がこだわり尽くして作り上げたカメラ、写真館に感動!

最後は、天然素材にこだわったキャンドルを作るアーティストのお店「エニシキャンドル」へ。
10年ほど前、東京で暮らしていた頃に野外フェスで灯されるローソクの幻想的な風景に魅せられ、独学でキャンドル作りを研究。家族の都合で津島市に戻って来て、天然素材を重視したキャンドル工房とカフェを開業した住田さん。
店内は夏みかんのような丸いものなど、カラフルなキャンドルが並んでいます。旅の情報にあったコーヒー豆を組み合わせたキャンドルは美味しそうな見た目!ドライフラワーのキャンドルは、花瓶がキャンドルになっていました。野外イベント用の巨大キャンドルだそう。
夜が寂しいんじゃなくて待ち遠しくなるようなキャンドルに癒されたウドちゃんでした。

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#651 4月ONAIR

#651:番外編 決まっててゴメン 愛知・日進市

今回も旅の情報をもとに、あらかじめ連絡を取りお邪魔する『決まっててゴメン!』

最初に伺うのは、白山宮にある「足王社」。足腰の神様として有名で、足腰の痛みをとってくれるという伝説の石があるんだとか。
出迎えてくれたのは宮司の加藤さん。白山宮の本殿でお参りしてから、「足王社」に案内していただきました。
境内にある巨大な絵馬にサッカー日本代表のエンブレムが描かれていて、通称『サッカー神社』とも呼ばれているんだとか。サッカー選手を始め、スポーツをする人たちも参拝に訪れているそうです。
そして、神社とは思えないくらいオシャレで斬新な「足王社」の社殿に、ウドちゃんびっくり!グッドデザイン賞も受賞していて、その社殿を上空から見ると、わらじのかたちになっているんです。
そんな「足王社」に祀られている痛みとり石には、「石をなで、自分の体の痛い部分をさすると痛みを取り除いてくれる」といわれ、弱っている足腰をさすると、“キャイ~ン"のキレも良くなった気がしたウドちゃん!

続いては、知る人ぞ知る!絶品の林檎ハンバーグを食べにカフェ「星の王子さま」へ。
店主の岬佳さんがDIYで作ったという家具や、お兄さんのお店から引き継いだという家具が並ぶログハウス調のお店。
店主の兄・宏和さんが喫茶店として始めた「星の王子さま」。しかし、1997年には自分のお店を建てるも、その年に病で亡くなってしまったんです。そんなお兄さんが開発した林檎ハンバーグはファンが多く、復活を望む声もあったことから、2006年に妹の岬佳さんが兄のレシピのまま復活させました。
ウドちゃんは「林檎のみじん切りを形成して作ったハンバーグ」と想像していましたが、不正解!林檎を隠し味とし、揚げ焼きにしたハンバーグだったんです。後味がとてもさっぱりいただけるハンバーグで、ウドちゃんあっという間に完食!

最後は、「染川製作所」へ。日進市を愛する異業種3人の社長が、キャンプ用品の“サムグリル"を作っているという。
鉄工所の染川社長、建築塗装を行う豊田社長、資源回収などを行う権田社長の社長3人が、趣味や得意な分野を生かして開発!製造・販売をすべて日進市で行うなど、『メイドイン日進市』にこだわったキャンプ用品なんです。
試行錯誤の末に出来上がった“サムグリル"は、鶏を1羽まるごと刺して丸焼きにもできちゃうそうで、実際に丸鶏を準備してくれていました。
焼いた鶏をいただきながら、サムグリルの名前の由来を聞くと、「色んな物が焼けるようにと英語の“SOME"、そして染川社長のソメ=SOMEをかけ合わせた」と教えてくれました。
日進愛にあふれた3人の社長と話していると、自分も仲間になれた気がしたウドちゃんでした。

ウドちゃんの旅してゴメン

#652 4月ONAIR

#652:番外編 決まっててゴメン 静岡・磐田市

今回も旅の情報をもとに、あらかじめ連絡を取りお邪魔する『決まっててゴメン!』

まず最初に訪れたのは、老舗の和菓子店「又一庵」がオープンしたきんつばのカフェ「マタイッコタベタイカフェ」。約100年の歴史あるきんつばを今に伝える老舗がパンケーキを考案し、若い世代に注目を集めているんだとか。
四角いフィルムを外すと、白いソースがトロリと流れ出してきて…「うわ!すごい!あふれ出てきました」とあま~いパンケーキと伝統のあんこに大満足のウドちゃん!大粒のあずきが自慢のきんつばも食べさせていただきました。
最後にウドちゃんがトレーを返却した時、「マタイッコ~」とカフェスタッフから掛け声が!「返却時にいつもみんなでやってるんです」と老舗らしからぬキュートな合言葉にウドちゃんもメロメロ♪

続いては、約70年地元に愛されつづける昭和なセルフの定食屋さん「とん汁 桝形」へ。
およそ70年前から地元で親しまれる早くて美味しい庶民のお店。素材に妥協しないご主人のこだわりや早朝から時間をかけて仕込む自慢のとん汁は、ファミリーや若い人にも人気なんだそう。
ショーケースの中に並んだ小鉢はどれも魅力的!「うわ~どうしよう」とウドちゃん迷いに迷って、“鯖の醤油煮"をチョイス!体の芯から温まるとん汁に癒やされ、小鉢の気取らない家庭的な味にも舌鼓!
ウドちゃんの唐突な「お二人はどうやって結ばれたんですか?」との質問に、「僕の一目ぼれです」と即答するご主人!気さくで優しいお二人に癒やされたウドちゃん。

最後は、昆虫を説明する手書きのポップがユニークで分かりやすいという竜洋昆虫自然観察公園の「こんちゅう館」へ。
昆虫好きの子どもたちに大人気の施設。館内におじゃましてすぐウドちゃんの目に止まったのは、「ヘラクレスですか!かっこいい~」と中南米に生息する世界最大のカブトムシに大興奮!
他にも世界の珍しいクワガタや昆虫を丁寧に説明していただき、親しみやすい手書きポップにも関心しきりのウドちゃん。
『タランドゥスオオツヤクワガタ』は、ツヤツヤな殻を持つアフリカのクワガタムシ。ポップには、「ワックスかけてません。元からこのツヤです。」との文字。昆虫のことをより身近に感じてほしいと工夫を重ねた展示にウドちゃんも興味深々でした。

ウドちゃんの旅してゴメン

#653 4月ONAIR

#653:番外編 決まっててゴメン 三重・いなべ市

今回も旅の情報をもとに、あらかじめ連絡を取りお邪魔する『決まっててゴメン!』

まず訪れたのは、狛犬ならぬ『狛猿』がいるという「鳴谷神社」。
山神さまの使いとして『神猿』と書いて『まさる』と読み、地域の人達に大切にされているという。ウドちゃんの大親友、よゐこの濱口さんが『まさる』なのでひときわ親近感を感じながら神社へ。
宮司さんの案内で境内を進むと、大正時代に寄進されたという狛猿さんがお出迎え。
向かって右側のまさるさんは子どもを抱えたお母さん。左側のまさるさんはお父さん。台座に「見ざる・言わざる・聞かざる」が彫られており、宮司さんによると「悪いものは見ない、悪口を言わない、悪いことは聞かない」という教えだという。
本殿にお参りをした後、おみくじを引いてみることに。ここのおみくじは、可愛いお猿さんの形で、ずらりと並んだ中から目が合ったお猿さんを選ぶ。ウドちゃんが選んだお猿さんの中に入っていたのは、『よく考えて行動しなさい』と書かれた末吉。
「僕、何も考えずに行動しちゃうからなあ」と反省するウドちゃん。

次は、一日に500個売れることもある“ブリオッシュ"が大人気の町のパン屋さん「ベーカリー米藤」。
なんとパンの中の具が“パン"という変わり種とのこと。ブリオッシュというパンを知らなかったウドちゃんは期待に胸を膨らませてお店へ。
「こんにちは!」と明るく出迎えてくれたのは3代目となる奥さま。
元々お米屋さんだったお店をお母さんの代にパン屋さんにシフトチェンジ。お父さんが試行錯誤の末、完成させたのが、ブリオッシュ生地の中にシナモン風味の蒸しケーキという特製の“ブリオッシュ"。
特別に店内でいただくことに!出てきたのはまん丸なブリオッシュ。そしてもう1個は、きれいに半分にカットして持ってきてくれました。
その中身を見たウドちゃん、「おお!まさにパンの中にパン!」と感激!食感の違う2種類のパンを同時に味わえる激ウマのブリオッシュに思わず、「僕もこの中身のパンになってブリオッシュに包まれたい!」

最後は、田植え・稲刈りなどの農繁期は長期休業するという「農業喫茶マロン」。自家製のお米といなべ市産の食材を使った“ガパオライス"のランチセットがオススメとのこと。
祖父の代から米農家という代表の伊藤さんは、父が44年前にはじめた喫茶店を数年前に受け継ぎました。そこに来るお客さん達から「もう田んぼを続けられない」という話を聞き、「何としても地元の米を守る!」という強い思いで地域の米作りを引き受けることに。
お店も自分達の手でリノベーションしたが、内装や一枚板のカウンターなどは地域の職人の皆さんの温かい心遣いがなければできなかったという。
自家製のお米といなべ市の野菜を使ったガパオライスのセットは野菜たっぷり!いなべ市の“さくらポーク"を使い、タイで仕入れたスパイスを使った本格派。
こんもり盛られたご飯の上には目玉焼き、その様子を見て、「これは…藤原岳ですか?」とウドちゃん。
「やっぱお米が美味い!」というと、スタッフの児玉さんは「それが何より嬉しい言葉です!」
落ち着く雰囲気の店内と代表、児玉さんとの明るく楽しいやりとりで、「長居したくなるお店ですね」と大満足したウドちゃんでした。

ウドちゃんの旅してゴメン

#654 4月ONAIR

#654:番外編 決まっててゴメン 愛知・北名古屋市

今回も旅の情報をもとに、あらかじめ連絡を取りお邪魔する『決まっててゴメン!』

まずは、まるで絵本のテーマパークのような「こども古本店」を目指します。
店主の中島さんと女性スタッフ2人が元気にお出迎え!お店に入ってすぐ目につくのは、木でできたトラック型の本棚。運転席で試し読みが出来るようになっていて、スタッフの方がウドちゃんと一緒に乗りたいとリクエストがあったので、ドライブごっこ♪
ここは大人も童心に帰ることができる本屋で、店主の中島さんが子どもに笑顔を届けたい一心で、古本に特化した絵本屋さんを2011年に創業。もともと移動販売やネット販売を中心に、古本の絵本を子どもたちに届け、2021年に北名古屋市に店舗をオープンしました。
また、読まれなくなった絵本を全国から買い取り、店内にある『絵本クリーニング工房』で、職人の手によってきれいに再生もしているんです。その他にも読み聞かせなどのイベントを開催しています。
子どもたちの中にはスタッフさんに会いに来る子もいるんだとか。そんな心温まる本屋さんにまた来たいと思うウドちゃん。

続いて訪れたのは、大正4年創業の「名古屋バナナ加工」。
バナナの追熟加工を中心に、さまざまな果物をスーパーなどに卸しているほか、天津甘栗や干し柿、干しいも、ドライフルーツなどの加工品まで扱っている会社。初代社長の森瀬一雄さんをはじめとする有志の方々が、「もっとバナナを自由に日本に輸入したい」と国に掛け合ったことで、日本でバナナが日常的に食べられるようになったんだとか!
ウドちゃんはバナナの追熟加工を行うバナナ室(むろ)を見学させていただきました。
そして、会社に併設されたアンテナショップ「ハピネスバナナ」にお邪魔すると、バナナへの思いが人一倍大きい店長が!「バナナで楽しく幸せになってほしい」という気持ちを込めてお店の名前をつけたそうです。
店内にはフルーツの販売のほか、さまざまなフルーツジュースも注文でき、ウドちゃんは一番人気の“バナナミルク"を注文!なんとウドちゃん、人生初のバナナミルクだそうで、そのおいしさに感動!まさにハピネスになれました!

最後は、わらび餅が好きすぎて各地のわらび餅を食べ歩き、お店まで始めたという「たなか屋」へ。
爽やかに歓迎してくれたご主人、実はわらび餅専門店と本業で造園土木業をやっているという二刀流。
ご主人は小さい頃からわらび餅が大好きで、名古屋市東区の「喜来もち」というわらび餅屋さんのわらび餅に感動!それをきっかけに、元中日ドラゴンズの選手で「喜来もち」店主の山田喜久夫さんに弟子入りし、造園業の傍らで1年間修業し、念願のお店をオープンしたんです。
「たなか屋」では、ほうじ茶、抹茶、ココアなどの珍しいわらび餅もありますが、ウドちゃんは定番の“きな粉わらび餅"を注文。特徴はその大きさ!食べ応えのあるわらび餅を口いっぱいにほおばるも、とろけて消えていくような感覚のわらび餅に大満足のウドちゃんでした。

ウドちゃんの旅してゴメン

#655 5月ONAIR

#655:番外編 決まっててゴメン 愛知・一宮市

今回も旅の情報をもとに、あらかじめ連絡を取りお邪魔する『決まっててゴメン!』
旅のスタートは美濃路・起宿の「起渡船場跡」。雄大な木曽川を目の前に、起の渡船が交通の要だった当時に思いを馳せます。

まず訪ねるのは、美濃路・萩原宿にある老舗の和菓子店「川村屋賀峯総本店」。
名物は江戸時代から200年美濃路で愛される"羽二重餅"。今回はお茶会などを行う時のみ使われる、通常は入ることのできない特別なお茶室でお茶とお菓子をいただきます。
「フワフワでやわらかいんだけど、噛むとコシがある」と絶品の銘菓に大満足のウドちゃん♪

続いて向かったのは、同じく萩原宿にある食堂「岩田屋」。
店内で、明るいご夫婦と一緒にウドちゃんを待ってくれていたのは、壁一面に飾られた提灯と天井につるされた通行手形!大の旅好きな岩田夫妻が40年かけて集めた昭和の定番土産の数々に、ウドちゃんもテンションが上がります。
「お母さんとはどうやって出会ったんですか」と、ウドちゃんの大好物『夫婦の馴れ初めの話』で大盛り上がり!ご主人とお話していると、奥さんが名物の“みそかつ"を持ってきてくれました。
岩田夫妻のようにアッツアツで、甘みとコクがあって美味しい"みそかつ"にウドちゃん大興奮!

そして最後は、『グリーンウッドターニング』という珍しい方法で木の器を作っている木工職人の有光猛さんを訪ねます。
乾燥させる前の生木(なまき)(=グリーンウッド)を木工旋盤で回して削り(=ターニング)、生み出される有光さんの器。器に成形した後に乾燥させるため、その過程で器が歪んでいくんだそう。
「その歪みも味として楽しんでもらえたら」とグリーンウッドターニングで作られた器の面白さを語る有光さん。木の温かみを存分に感じられる“優しい“器、ほっこり旅を終えるウドちゃんでした。

ウドちゃんの旅してゴメン

#656 5月ONAIR

#656:番外編 決まっててゴメン 愛知・岡崎市

今回も旅の情報をもとに、あらかじめ連絡を取りお邪魔する『決まっててゴメン!』
藤川宿の本陣跡から旅をスタート。見つけた小さな山を登ると、ちょうど鉄道が横を走り、鉄道写真を撮るには良いスポットを発見したウドちゃん。

旧東海道を歩いて、まず訪ねたのは「苺の伊藤園」。
いちご農家が営むカフェで朝摘みいちごのパフェを食べることができる人気のお店。お店の入口には早速大粒のいちごがズラリ!
ウドちゃんは一番人気の朝摘みいちごがふんだんにのったパフェ“コロリッチ"を注文。
まずは、いちごをそのまま食べます。かぶりつくと、「おいしい~!甘さとさわやかな酸味が恋をした感じですね」とウドちゃん♪紅ほっぺという品種をへたのギリギリまで熟れさせたいちごたっぷりのパフェもいただき、「たまらな~い!」と大満足!
代表の伊藤さんは自分でいちごを作り、それを自分のお店で提供したいと思って農業を始めたんだそう。そして、今では少なくなった手間のかかる土耕栽培で生産しているのも伊藤園のいちごの特徴。美味しいいちごに隠された伊藤さんのこだわりに感心するウドちゃん。

続いては、岡崎宿の旧東海道沿いにある「一隆堂喫茶室」。
手焼きせんべいの一隆堂が地元の商店街を盛り上げようと空きビルをリノベーションしてオープンしたカフェ。リノベーションしたビルの1階が喫茶室、2階3階はテナントとして貸し出し、4階はコーヒをいただきながら本が読める読書室になっていて、個性的でおしゃれな作りが注目を集めているんだそう。
お店の前で見つけた、黒板の文字『丁寧に手で淹れておりますので』。この言葉が妙に気に入ってしまったウドちゃん。「ご主人が書いたんですか?」と聞くと、ご主人は喫茶室を営む傍ら書道も教えているとのこと。グアテマラのコーヒーとおせんべいをいただきながらご主人との会話に花を咲かせました。

最後は、90年近く岡崎で営業を続けている洋食店の「菊や」。
名物は昔から受け継がれるメニュー“カルウソー"。どんな洋食なのか興味津々のウドちゃん!お店に入ってさっそく注文します。
出てきたのは、ミートソースにトンカツが入ったスパゲッティ。もともとは鶏のレバーとトマトのソースが基本となるスパゲティで、オペラ歌手のエンリコ・カルーソーが名前の由来といわれているそう。「美味い!ミートソースに抱かれてトンカツも幸せそうですね」とウドちゃん大満足♪ 「いつ頃からカルウソーを作っているんですか?」と聞くと、「東京の修業先で学んだ料理。奥さんの実家のお店で働いていた」と話す二代目のご主人。ウドちゃんが馴れ初め話を聞こうとすると、「あまり聞きたくない」と照れ笑いする息子さん。「お客さんに好かれるいいお嫁さん」と息子さんのお嫁さんを褒める二代目の奥さん。ご家族のお話に和んだウドちゃんでした。

ウドちゃんの旅してゴメン

#658 5月ONAIR

#658:番外編 決まっててゴメン 岐阜・羽島市

今回も旅の情報をもとに、あらかじめ連絡を取りお邪魔する『決まっててゴメン!』

まず初めに訪れたのは、竹鼻別院の参道にあり、100年以上続く老舗和菓子店「兎月園」。
伝統的な和菓子だけでなく、時代に合った新しい和菓子作りを目指し、地元の高校の課外授業の一環として行われる企業コラボを受け入れ、若い世代にも人気の和菓子を生みだしました。
お麩屋さんから「お麩を使ったお菓子はできないか」と相談をされ、シュー皮に“麩"を取り入れ、中に大福を入れるという、通常では考えられない組み合わせを思いついたという。
高校生との共同作業では、新しいお菓子“シュー麩リーム"というネーミングとアニメキャラクターを製作。試食にも参加してもらい、「固い」「不味い」など率直な意見をもらったという。
“シュー麩リーム"のいちご三昧を食べたウドちゃん、思わず、「おいシュー麩リームですね!」と大感激♪

次に訪れたのは、『主夫』として家事をこなし駄菓子屋を営むバイク好きのご主人の店「駄菓子屋パッソル」。
自宅に併設された元バイクガレージをほとんど自分の手でレトロモダンな駄菓子屋に改装、近所の子ども達や大人にも人気があります。
本来は定年後の楽しみに…と思っていたそうだが、会社の都合で早期退職を余儀なくされ、奥さんの理解もあって「やっちゃえば?」ということで始めたという。『パッソル』という名前は、ご主人が初めて乗った原付バイクの名前。ご主人に年齢を聞くとなんと同学年!「やっぱり!」と嬉しくなるウドちゃん。 バイクガレージをお店にしてしまったので、「裏に新しいガレージ作りました」とご主人。ただし中にしまってある大型バイク『ハーレー』は、なんと奥さまのバイク!華奢で可憐な雰囲気の奥さまがハーレー乗りとは!?と驚くウドちゃん。ガレージを見せてもらうと、ピカピカのハーレー!ウドちゃん大興奮!
そして、庭先には店名の元になった『ヤマハパッソル』も!懐かしい姿をみて、ウドちゃんはさらに興奮♪駄菓子を食べるのも忘れてご夫婦とバイク談義で盛り上がりました。

最後は、150年続く畳店の5代目が、畳をアートに進化させた「山田一畳店」。5代目の憲司さんが作った“龍の畳"が凄いという。
早速訪れると、憲司さんが工場奥の住居スペースへ案内してくれました。リビングの奥の8畳間にはなんと、床一面に大迫力の龍が!!
龍が大好きなウドちゃん、見ただけでも大興奮ですが、「見る角度によって色が変わります」という説明で、違う角度から見てみます。すると、確かに龍の色が変わって見えてビックリ!
201枚もの畳のピースをパズルのように組み立てて作られている『龍の畳』。表面はどれも同じ色のイグサを使っていて、畳の目に当たる光の具合で3色を表現しています。
琉球畳の技法を元に「自由な形の畳を作ってみよう」と思いついた憲司さん。初めのうちは中々発注がなかったが、SNSで発信したり3年で3万通以上の案内メールを建築会社に送ったりしてやっと仕事として成立してきたという。
憲司さんが「見せたいものがあります」というので工場の2階へ行くと、畳で描かれた『タビゴメ』の文字が!6角形の畳を光の角度で色を変えて文字や絵を描くのだそう。 新しい『畳文化』を生みだした憲司さんを心から応援するウドちゃんでした。

ウドちゃんの旅してゴメン

#659 5月ONAIR

#659:番外編 決まっててゴメン 三重・桑名市

今回も旅の情報をもとに、あらかじめ連絡を取りお邪魔する『決まっててゴメン!』
旅のスタートは揖斐川沿いにある「桑名七里の渡し公園」。雄大な揖斐川を眺めながら1軒目のお店を目指します。

まず訪ねるのは、うどん屋さんなのに餃子が大人気という「川市」。
3代目のご主人が出迎えてくれました。「川市」は初代(おじいちゃん)が大衆食堂として始め、2代目(お父さん)がうどん屋さんに。
うどん屋さんにする時に餃子をやめようと思ったそうですが、「残してほしい」という常連さんの言葉から今でも愛される名物になっているんです。
「川市」の定番のセット、絶品の“川市餃子"と麺が長い“味噌煮込みうどん"をいただきました。

続いて向かったのは、海苔の養殖が盛んな桑名市長島町にある「伊曽島漁協」。幻の高級海苔「アサクサノリ」の養殖をしているんだそう。
迎えてくれたのは、自称『伊曽島漁協の櫻井翔』こと豊永さん。「今日は海苔のことをお聞きしようとしたら、随分ノリのいい方ですね、ホントに漁協の方ですか?」と冗談交じりにウドちゃんもノリノリ♪
一般的な海苔の10倍以上の値で落札されることもある“アサクサノリ"は育てるのが難しいため、一般にはほとんど出回ることはありません。「伊曽島漁協」では8年ほど前に養殖を開始し、幻の海苔を復活させたんです。
今回は特別に希少な"アサクサノリ“を食べさせていただきます。トースターであぶり、パリパリになった"アサクサノリ“は「甘みと海苔自体の旨味があって美味しい!」とウドちゃん。海苔の培養所も見学させていただきました。

そして最後は生き物クッキーの専門店「クリマロコレクション」へ。
お店に入ると、圧巻の品ぞろえ!生き物クッキーがズラリと並びます。「地球上の いろんな生き物を作りたい」と語る、生き物大好きな店主の栗田さんが今までに作ってきたクッキーはなんと400種類以上!ウドちゃんもテンションが上がります♪
犬だけでも、犬種・毛並みなどで分けられ50種類以上、爬虫類や深海魚、更には微生物までクッキーに。栗田さんの並々ならぬ生き物愛に、驚きが隠せないウドちゃん!
「僕、何食べたらいいですかね、こんなに迷うことないですよ!」と大いに悩んだウドちゃんが選んだのは、高校時代『ウーパー』と呼ばれていて、ひと際思い入れの強い“ウーパールーパーのクッキー"。
栗田さんの生き物愛、そして自らの青春の思い出をじっくり噛みしめたウドちゃんでした。

ウドちゃんの旅してゴメン

#660 5月ONAIR

#660:番外編 決まっててゴメン 岐阜・高山市

あらかじめ連絡を取った上でおじゃまする「決まっててゴメン!」今回は岐阜・高山市の旅!江戸時代の風情を残す古い町並みや国内で唯一現存する陣屋など歴史ある光景が残され、春と秋に行われる高山祭りはおよそ400年の伝統がある高山文化の象徴。そんな高山は旅してゴメン第1回目の旅の地でもある思い出深い街です。

まず最初に訪れたのは、スイス発祥のシリアル「ミューズリー」の専門店、「トミィミューズリー」。応対してくださったのはスイス出身のトミィさんと奥様。ミューズリーは近年、日本でもヘルシーな朝食として注目を集めていて「グラノーラやコーンフレークと一緒でシリアルの一種なんです」というトミィさんの説明で一気にミューズリーを理解できたウドちゃん、トミィさんオススメの温かい甘酒りんごミューズリーをいただき、じんわり体の芯から温まりました。地元高山の野菜やお二人の畑でとれた自家栽培の野菜もミューズリーに使われるそうで、飛騨の食材を存分に味わうことができるお店。ウドちゃんもお二人との会話がはずみついつい長居してしまいました。

続いては、老舗の和菓子店「稲豊園」が作った猫子(ねこ)まんじゅう!ゆるくてかわいいと話題になっているんだそう。ウドちゃんも実際に見せていただくと、「ほんとだ可愛らしい!」表情が豊かで個性的な猫のまんじゅうは全部で5種類。ひとつずつ中のあんも違うそうです。しかしウドちゃんが一番困ったのは、「あまりにも可愛すぎてどこから食べていいのか…」悩んだ末に思い切ってガブリ!老舗の和菓子店が培ってきたまんじゅうの味にウドちゃんも感激した様子。路地裏の野良猫をモチーフに考えた猫まんじゅう。市内の常連客はもちろん観光客にも愛される新たな看板商品になっているんだそうです。

最後は、飛騨の伝統的な技術を組みあわせて作った、木できたネクタイ「ノクタイ」を求めて、木工工房の「ノクターレ」へ。木のネクタイと聞いて、硬いのか?つけ心地は?など様々な疑問が湧いてくるウドちゃんでしたが実物を見せていただいて「なるほど!すごい」と納得!一本の木でできているのではなく、パーツに分かれた木が紐でつながれている作りになっていて、個性的な見た目のなかに細かい技術が詰め込まれている「ノクタイ」。飛騨の伝統技術である「飛騨春慶」や「一位一刀彫」などを取り入れ「伝統的な匠の技術を新しい形に組みなおすことで、木工技術の発展につながっている」とのご主人のお話にウドちゃんも大きく頷く。ノクタイ以外の作品もご主人のこだわりやアイデアが詰め込まれたものばかり。伝統技術の奥深さに感激したウドちゃんでした。

ウドちゃんの旅してゴメン

#661 5月ONAIR

#661:番外編 決まっててゴメン 岐阜・岐南町

あらかじめ連絡を取った上でおじゃまする「決まっててゴメン!」岐阜市の南側に隣接し羽島郡に属する岐南町を旅します。岐南町を訪れるのは2017年に続いて2度目。

最初に訪ねたのは、地元では知らない人はいないと言われるほど定番の袋菓子『カニチップ』などを作る製菓会社「ハル屋」さん。山形県生まれのウドちゃんは「食べたこと、あるかなぁ…」とちょっと不安そうな表情で社長の野田さんとご対面。「なんで『ハル屋』という名前なんですか?」と質問したところ、おじいさんの名前が「春吉」でお父さんは「はる」に関連のあるお店で菓子修行、ご本人も「晴彦」ということから先代にあたるお父さんがつけた社名だという。今まさに『カニチップ』を工場で作っているというので見学させてもらう。
カニとエビを練り込み乾燥させたカニチップの生地はちょうど1円玉ほどの大きさの赤くて硬い円盤状。それをフライヤーで揚げると一気に膨らみ、わずか30秒ほどであのパリッとしてとろける食感のカニチップに!それに社長のお母さんが開発したという門外不出の『魔法のパウダー』で味付けしたら完成。出来たての袋を開けて試食するウドちゃんも「1枚、2枚、いや止まらない!」と大興奮。「岐阜のご当地菓子としてもっと知ってもらいたい」という野田社長の熱い思いも知りいっぺんに『カニチップ』の大ファンに。

次に訪れたのはオシャレでユニークな表札を次々に生み出すことで話題の会社「美濃クラフト」さん。入り口にはウドちゃんの似顔絵を描いた黒板のウェルカムボードという嬉しいサプライズ。応接室に通されると、そこには『伝説の聖剣』をイメージした表札をはじめ、猫の肉球をかたどった表札など見たことが無いデザインがズラリ。長さ1.5m、重さ10kgはあろうかという聖剣は「勇者が家族を守る為にその名を刻んだ聖剣を庭に刺した」という設定だという。玄関先に飾るには中々勇気のいるこの表札、新築の家に設置したくても家族会議で妻に反対される旦那さんも多いそう。最後にウドちゃんも表札作りに挑戦!美濃焼の陶板に砂を吹き付けるサンドブラストという工法で文字を彫り込む作業に挑んだものの、砂を1ヵ所に集中させすぎて文字が欠けてしまう。ウドちゃんもすっかり落ち込むが、皆さんから「これはこれで二度とできない傑作」と褒められてその大らかで明るい社風と優しさにホッコリするのでした。

最後は「オーケンハウス」という建築会社が子育て世代に大人気のカフェを作ったということで訪問。社長の大久保堅司さんはウドちゃんと同い年!気易く「オーケンさん」と呼ぶウドちゃん。2年前会社を移転した際、かねてからの夢だったカフェを併設したオーケンさん。この地域のカフェは子ども連れでは行けない店が多かったことから、家族や仲間を大切にしたいと『象』がテーマの『エレファンズ カフェ』をオープン。くつろげるソファ席の横にはキッズスペースがあり家族連れやママ友同士の集まりで賑わっている。「美味しいランチを食べて何時間でもゆっくりしていって欲しい」というオーケンさんの思いが店の至る所から見て取れる。コーヒーを御馳走してもらうことになり、現れた料理長は実はオーケンさんの息子さん!半ば無理矢理カフェに引きずり込まれた格好の息子さんだが「まだまだ未熟だけど頑張ってお店を大きくしていきたい」と抱負を語る。自らを「かなり厳しい親だと思う」というオーケンさんに、「家でも『社長』って呼んじゃうことがある(笑)」という息子さん。家族や仲間を守るということは、時には厳しさや辛さも伴うことを知ったウドちゃんでした。

ウドちゃんの旅してゴメン

#662 5月ONAIR

#662:番外編 決まっててゴメン 岐阜市・柳ケ瀬周辺

今回は、岐阜県岐阜市柳ケ瀬周辺を旅してゴメン。旅のスタートは名前からしてインパクトのある“金(こがね)神社”。そのシンボルは、「見てください!僕の頭と同じ金色です!」とウドちゃんが声をあげるほど美しい金色の大鳥居!青空に映える金色の大鳥居に一礼し、本堂で旅の安全をお祈りすると岐阜の町を歩き始めます。

まず訪れるのは、70年以上に渡り“甘納豆”を作り続ける「岡女堂」。和菓子店なのですが扱う商品の8割は甘納豆のため、まるで甘納豆専門店ともいえるような名店です。おじゃましたウドちゃんは、入口近くにあった真空管ラジオに興味津々!見るからに年代物とわかる代物です。さらに店内にはちょっと古いスキー板が立てかけられていて不思議に思っていると、ご夫婦がお付き合いするきっかけがスキーだったことが判明!「大スキーなんですね!」と言うウドちゃんに照れるご夫婦です。
ショーケースには大納言、とうろく、おたふく、青えんどうなど、様々な種類の甘納豆が!「自分が食べてきたのはたぶん大納言ですね」というウドちゃんに、ご主人は数種類の甘納豆を盛りつけて試食させてくれました。それぞれ素材が違うため、味はどれも異なるのですが、全部がおいしい。この地域で昔からおやつや手土産として重宝される味を堪能させていただきました。

次に向かったのは、明治創業の洋食店「三河亭」。昔から“高等ライス”が看板メニューのお店です。一時期、お店は休業となっていましたが、娘さんがお父さんに声をかけ、昨年再オープンすることになりました。娘さんにお話を伺うと、お父さんの料理が大好きで、さらにお客さんからも「高等ライスがまた食べたい」とお父さんの味を待ち望む声が多かったため、8年ぶりにお店を開く決心をしたそうなんです!しかし、再オープンを決めたものの、昔の味を取り戻すのは簡単ではなく、お父さんは何度も何度も試作しながら、納得する高等ライスを作り上げたのだそうです。
ウドちゃんの前に運ばれてきた高等ライスは丼で、さらに蓋のしまった状態。ワクワクしながら開けると、ドン!と真ん中に目玉焼き!そしてカレーの香りが漂ってきました。高等ライスとは、いわばカレー丼のようなもので、もともと昭和の始め、カレーが高級な料理として提供されていた時代、さらに貴重だった卵をまるまる一個を目玉焼きにして乗せたことで、その呼び名が“高等ライス”になったそうなんです。
お二人から老舗復活の秘話を伺いながらペロッとおいしくいただいたウドちゃんでした。

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#663 5月ONAIR

#663:番外編 決まっててゴメン 岐阜市・長良川

“番外編 決まっててゴメン!” 今回は岐阜市の長良川周辺を旅します。
旅のスタートはバス停「長良橋」。まずは鵜飼で有名な長良川を眺めつつ、1軒目のお店を目指します。

訪ねたのは、かつて長良川の川湊として栄えた「川原町」に店を構える老舗の菓子店「玉井屋本舗」。なんでも進化系の鮎菓子「下剋上鮎」が話題なんだそうです。
創業以来の看板商品「登り鮎」で知られる玉井屋本舗が近年発売した「下剋上鮎」は、岐阜ゆかりの武将 明智光秀から連想して開発された話題の品。社長が「若い人の発想が欲しい」と30代の親戚に依頼し完成したんです。
一目で「下剋上」とわかるユニークなお菓子に興奮気味のウドちゃん、お茶室におじゃまし、食べさせていただきました。

続いて、同じく長良川沿いにある「吉田旗店」へ。大相撲を彩る「相撲のぼり」を中心に、のぼりや旗を製作する老舗。そんな吉田旗店がコロナ禍の逆境の中で開発したオリジナル商品が話題なんだそうです。
社長の奥さん、敦子さんが販売をはじめた色鮮やかなトートバッグやTシャツ、手ぬぐいは 長良川の堤防から臨む夕日をイメージして染められたオリジナルの生地で作られています。
頭の中に思い描いた一瞬の景色を一気に描いて染めていく敦子さん、ウドちゃんも感性のままに夕日の染物に挑戦します。
そして最後は鮮やかに染め上がった手ぬぐいをいただき上機嫌、頭に巻いてお店をあとにしたウドちゃんでした。

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#664 5月ONAIR

#664:番外編 決まっててゴメン 三重・鈴鹿市

連絡を取った上でおじゃまする「決まっててゴメン!」今回は三重・鈴鹿市の旅!
世界的なモータースポーツの町として知られる鈴鹿市は自動車やバイクに関連する会社が数多くあります。そんな鈴鹿市でまず最初に向かうのは、バイク好きなご主人が営む「カフェ カブ スズカ」歴史的な価値のある、レアなカブを展示しているんだそうです。
最初にウドちゃんの目に止まったのは お店の前に展示されている可愛いピンク色のカブ!さらに店内にはおよそ70年前のレトロなカブなど、博物館級の貴重な車両がズラリ!「これもカブ、あれもカブですか?」自転車にエンジンを取り付けた古いカブに大興奮のウドちゃん!「エンジンはかからないけど自転車として乗ってみる?」とのご主人からの提案。貴重なカブにまたがって、ゆっくりゆっくりペダルを回すと滑らかに走り出す!「うお~スゴイスゴイ!」日本が誇る世界で活躍するバイクに感動のウドちゃんでした。

続いては、鈴鹿市若松で80年以上続く和洋菓子店の「キクノヤ」。 おじいさんが作る和菓子の味をなくしたくないと孫娘がお店を受け継いで頑張っているんだそうです。 四代目にあたる孫娘の知史(ちふみ)さんはデザイン関係の会社を退職。キクノヤらしさを受け継ぎつつ、パッケージのデザインや新しい和菓子作りにも挑戦しているんだそうです。二代目のおじいさんは「この子は美術の勉強をしていたので色に関してはすごいんです」知史さんは「一緒に和菓子づくりをできるのがうれしい」とお互いを信頼しているからこその家族関係をうかがい、ウドちゃんもほっこり。 実際に二代目が作った和菓子を食べさせていただくと「おいしい!」とウドちゃん大絶賛!和と洋を融合した二代目ならではのお菓子にこころ打たれた様子。キクノヤの優しい味と温かい人柄に出会うことができました。

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#691 4月ONAIR

#691【解説放送】:番外編 決まっててゴメン 愛知・東海市

事前に連絡をとった上でお邪魔する「決まっててゴメン!」
旅の舞台は名古屋市のお隣で、近年は住みやすい町として注目を集める「愛知・東海市」。

まずウドちゃんが向かうのは、昭和38年創業の老舗『シロキヤ洋菓子店』、昭和レトロな雰囲気がSNSで注目され、全国からレトロ好きな若者がやってくるお店なんだそうです。
「雰囲気がね~」レトロ感あふれる雰囲気、ショーケースに並ぶ昔懐かしのケーキに魅了されるウドちゃん。そして店内には「喫茶部」の文字、シロキヤ洋菓子店には店内で飲み物や軽食がいただける「喫茶部」があるんです。「いいですね~このソファの色!」こだわりの店内にウドちゃんも興奮気味。
創業当時から変わらないメニュー表の中からウドちゃんは大好物のモンブランとあったかいオレンジエードに舌鼓。「また新しい美味しさとの出会いだ!」
初めて来たのにどこか懐かしい雰囲気に終始癒されるウドちゃんでした。

続いて向かうのは、老舗のダンススタジオが営むたこ焼き屋さん『DancingTAKO 大ちゃん』
ダンスファミリーならではのたこ焼きが大人気なんだそうです。
迎えてくれたのは、名古屋の大御所ダンサーDAISKEさんと奥さんの直美さん、息子のKEIさん、〝ダンスとたこ焼き〟二足の草鞋を履くファミリーです。
そんなダンサーファミリーのたこ焼きが、「元祖 イイダコ焼き」!イイダコをまるごと1匹使った逸品で驚くのはその見た目、タコの足が上にズドンととび出し、まるでタコがブレイクダンスをしているかのようなインパクトのあるたこ焼きなんです。アツアツのたこ焼きを頬張り思わず踊りだすウドちゃん! 最後は、ダンススタジオでインストラクターも務めるKEIさんの指導で、ウドちゃんポップダンスに挑戦!「明日起きたら筋肉痛になってるような・・」と初めてのポップダンスに戸惑いながらも、直美さんに褒めていただきなんとか踊りきったウドちゃんなのでした。

ウドちゃんの旅してゴメン

#695 4月ONAIR

#695:番外編 決まっててゴメン 三重・菰野町

連絡を取った上でおじゃまする「決まっててゴメン!」今回は紅葉シーズンに賑わう御在所ロープウエイや開湯1300年の歴史を誇る湯の山温泉で知られる三重・菰野町。ウドちゃん、近鉄湯の山線の菰野駅から旅をスタートします。
まずは、本場ドイツで金賞を受賞したハム・ソーセージを親子で作る『角屋(かどや)』へ。伊勢志摩サミットでも海外の政府関係者に提供された菰野町でも人気の有名店なんだそうです。もともと地元ではお肉屋さんとして親しまれ、3代目がハム・ソーセージ作りに挑戦。本格的なハム・ソーセージがまだ少なかった当時の日本で次第に話題となり4代目となる息子さんも本場ドイツで修業を積みました。4代目の奥様いわく「最初食べた時、こんなに美味しいものがあるんだ!」と感動し、すっかりハム・ソーセージの虜になったとのこと。ウドちゃんも受賞したソーセージを食べさせていただくと…「おいしい!確かに奥さんの気持ちわかります」と大満足!3代目の夫婦と4代目の夫婦4人が仲良く角屋を営んでいる様子に温かい気持ちになったウドちゃんなのでした。

続いては、木を削り漆を塗るまでの工程を一人で行うお椀作家、笹浦さんを訪ねます。一生使えるような特別なお椀をセミオーダーで製作していて『おわんのささうら』で作品を見ることができます。「漆と言っても様々な色があるんですね」すずの粉をかけたものや漆にチタンを混ぜたものなどあまり見たことがない作風にウドちゃんも興味津々!「木で物を作る仕事をしたい」という思いから木製漆器の一大産地、石川県の山中温泉地区で修業にはげみ、木工ろくろの技術から下地、漆塗りなどそれぞれの技術を習得。一般的には専門の職人が分業で行っているんですが、それを一人でこなす笹浦さん。こうしたお椀作家は全国的にも珍しいんだそうです。さらに元大工のお父さんと共同で曲げわっぱのお弁当作りも行っていて「笹浦さんのバイタリティーすごいですね!」自らのこだわりのために何でも自分でこなしてしまうものづくり作家としての情熱にウドちゃんも感服!
家族・親子で一つのことに取り組む様子に感激しっぱなしの菰野の旅でした。

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#696 4月ONAIR

#696:番外編 決まっててゴメン 滋賀・彦根市

連絡を取った上でおじゃまする「決まっててゴメン!」今回は滋賀県彦根市の旅!
彦根城の内堀にかかる大手門橋のたもとからスタート。

『夢京橋キャッスルロード』を久しぶりに自由に歩いてみると、ウドちゃんの目に留まったのは『政所園』というお茶やさんの店頭にあった「金箔ソフトクリーム」。
お店にいきなり取材許可をもらうのも久しぶりで「緊張しますねー」といいつつ、社長さんに許可をもらいお話を聞きます。
「羽柴秀吉と石田三成の出会いの茶」といわれる「三献の茶」の話を聞き、「〝三〟成だから〝三〟杯のお茶だったんですかね?」と新説?珍説?を披露。社長は「今後、お客さんにウドちゃん説として話します」と納得の様子。
最後は金箔の乗ったソフトクリーム『HINOMARU源三郎』をいただきます。金箔が乗ったソフトクリームを初めて食べるウドちゃんは唇が金箔でゴージャスに!大満足で久しぶりのぶらり歩きを堪能したのでした。

最初に目指すのは、世界で最初の自転車、陸舟奔車を発明した平石久平次の墓がある萬年山 『長松院』。陸舟奔車の〝乗れる〟レプリカも存在するという。住職にお話を聞くと、平石久平次は彦根藩の奉行で、和算や天文学に秀でた発明家で、その著書の中に「ペダル式の自転車」の設計図があったという。その〝乗れるレプリカ〟は、実は彦根市立図書館に保存されているという。住職と一緒に彦根市立図書館を訪れると、特別に集会室に用意をしていただきました。
このレプリカはテレビ朝日の『ビートたけしの こんなはずでは!』という番組で平石久平次を取り上げた際に番組で製作し、彦根市に寄贈されたものなんだそう。その番組ではたけしさんが六本木の街をこのレプリカで走り回ったという。「殿が乗ったんですか…」と感慨深げなウドちゃん、恐る恐る「僕も乗ってみていいですかね…」と聞くと、館長も快く許可をくれました。
大興奮でワーワー言いながら陸舟奔車のレプリカ操縦を楽しんだウドちゃんなのでした。

次は、彦根市民しか知らない ご当地グルメ「ブールヌードル」が食べられる、『カジュアルカフェ あらびか』へ。ブールヌードルって何?と聞いたこともないメニューに興奮気味のウドちゃん。お店に入ると、まず驚いたのは店内の半分を占める巨大な楕円のカウンター。ブールヌードルとは一見、オムレツのような見た目だが中身は特製の平打ち玉子麺。オリジナルのソースをたっぷりかけていただきます。表面の玉子を破って開くとヌードルが現れ、麺もソースもオリジナル。47年前に店長のお父さんが開発し、ソースはずっと継ぎ足してコクを深めてきた絶品!食べたことのない味にウドちゃんも大感激。
別れ際に出てきてくれた創業者のお父さんに「どうやって開発したんですか?」と聞くと
「他にないモノを作れば競争せず生き残れる」とこれまた深いお言葉をいただき、独自のやりかたを見つけなければ、と再認識させられるウドちゃんなのでした。

ウドちゃんの旅してゴメン

#697 4月ONAIR

#697:番外編 決まっててゴメン 滋賀・豊郷町 甲良町

連絡を取った上でおじゃまする「決まっててゴメン!」滋賀県で最も小さな町「豊郷町」とそのお隣「甲良町」の旅!
豊郷町の吉田地区を歩き始めると、畑で育てられている大きな大根に遭遇。冬に大根を見るとおでんが恋しくなるウドちゃん。さらに昔ながらの風情ある町並みを歩いていると、「愛知神社」があり、お参りすることに。この地域では「愛知=あいち」ではなく「愛知=えち」と読むそうです。お参りさせていただき、1件目の目的地『岡村本家』へ。
実は2014年の豊郷町の旅で一度訪れている酒蔵さんなんです。ウドちゃんが以前伺ったあとに開発された「玄米100%」は、精米をいっさいせずに造った日本初のお酒なんだとか。
お邪魔すると出迎えてくれたのは6代目の岡村博之さん。
先代までは製造一筋でしたが、博之さんは父の反対を押しのけて、仕込み蔵を見学できるように改装したり、物置だった蔵の2階を活用し試飲会や音楽ライブを開催。酒蔵からにぎわいある町を作ろうとしているんです。
ウドちゃんは蔵を見学し、お目当ての「玄米100%」のお酒を試飲させていただくことに。精米していない玄米は皮つきなので水分が入りにくく、麹菌も入りにくいため、発酵させるのが難しいそうですが、岡村本家では3年以上かけて開発したんだとか。
穀物の豊かで芳醇な風味が楽しめ、「今まで嗅いだことのない不思議な日本酒の香り!うまい!」とウドちゃん大絶賛!

続いて訪れた「甲良町」は、藤堂高虎を生んだ、歴史ある町。
ゆずづくしのランチが大人気の『ゆずのだいどこ』を目指します。訪れると、にぎやかなお母さん、お父さんが総出でお出迎え。『ゆずのだいどこ』がある「長寺(おさでら)地区」では、昔からゆずをおかずとして食べるなど、ゆず好きが多い町なんだとか。そうした理由から、2000年頃からゆず栽培を開始。さらに2019年には、地域の集会所をリフォームし、ゆずづくしの料理が楽しめる『ゆずのだいどこ』をオープンしたんです。
早速、町の人が大好きだという食べ方でいただくことに。それは、ゆずにしょうゆと唐辛子をかけて食べるという、甲良町独自の食べ方。ゆずの酸っぱさと醤油がマッチして、おかずとして食べるご家庭もあるんだとか。ウドちゃんは酸っぱいものが苦手なため、少々苦戦・・・。
しかし、ゆずをふんだんに使ったランチは、チキンステーキにはゆず塩、レンコンにはゆず味噌、サラダにはゆずドレッシング、味噌汁には刻んだゆず皮などが添えられており・・・「うまい!最高!」と、ウドちゃんはどれも美味しくいただくことができました!
甲良町のお母さん、お父さんと楽しくおしゃべりしながらいただくゆずづくしのランチに、大満足のウドちゃんなのでした。

ウドちゃんの旅してゴメン

#698 4月ONAIR

#698:番外編 決まっててゴメン 愛知・岡崎市 額田

事前に連絡を取った上でおじゃまする「決まっててゴメン!」今回は愛知・岡崎市の山間部にある額田エリアを訪ねるウドちゃん。今、再び脚光を浴びている武将「徳川家康」生誕の地として知られる岡崎。中でも額田地区は夏のシーズンには「くらがり渓谷」をはじめ天然水を使ったかき氷を求める観光客で賑わいます。
以前も訪れたことがあるくらがり渓谷から旅をスタートしたウドちゃん。夏は涼しい風が吹く自然の豊かな渓谷ですが…「冬は寒いですね!」早々に引き上げ1軒目におじゃまする『エトセ工房』へ向かいます。
くらがり渓谷からほど近いところにある『エトセ工房』はパンを焼く石窯を専門に設計・製作している工房で全国のパン職人から依頼が寄せられるんだそうです。ウドちゃんがお邪魔すると早速、火を入れているパン窯を見せてくださいました。「メラメラ燃える火を見ていると落ち着きますよね」とウドちゃん。石窯職人の磯貝さんも火の魅力に惹かれて25年ほど前に家具職人から転向したんだそうです。石窯がまだまだ国内には少なかった当時、手探りで情報をかき集めて技術を習得。今では全国のパン職人から注文が寄せられる数少ないパン窯専門の工房として知られるようになりました。「南は沖縄から北は秋田まで窯を作りに行きました」と磯貝さん。さらに「ある日突然窯が変わって美味しいパンが焼けるようになる瞬間がある」とのこと。微妙な湿度の変化で窯の中の状態が変わりパンの味に影響するんだとか…奥深い石窯の世界に感心しきりなウドちゃんなのでした。

続いては下関出身の店主が作る「瓦そば」が看板メニューの『シガ食堂』へ。岡崎ののどかなエリアにありながら若い女性が足を運ぶ人気店なんです。訪ねてみると「看板がカッコイイ!のれんもおしゃれ!」と感心していると…「みんな自分でマジックで書きました」と店主の志賀さん。手作り感も含めておしゃれなお店!ここで志賀さん「実は開店のきっかけは天野さんの言葉が…」以前、ウドちゃんの相方天野さんが「瓦そば好き」を公言したそうで、「下関市民にとっては日常的な食べ物に対してそのように思ってもらえることに驚いた」そうです。ウドちゃんも「確かに言っていたかも!」単に熱した瓦の上でそばを焼くだけでなく、地元の茶そばや地元の卵などにこだわったシガ食堂の瓦そば。「そばの風味とおつゆの相性抜群!」とウドちゃんも大満足!岡崎の新しい名物に出会えた旅になりました。

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#699 4月ONAIR5月ONAIR

#699:番外編 決まっててゴメン 愛知・岡崎市

今回は愛知・岡崎市の旅!
今再び注目を集めている武将「徳川家康」のふるさととして知られ、生誕の地として有名な岡崎城や徳川将軍家の位牌を祀る大樹寺など家康ゆかりの史跡があふれる街です。
まず最初に向かうのは家康が創建した『松應寺』。その門前にあるレトロな横丁が岡崎の新名所として話題なんだとか。まずは松應寺横丁の代表を務める柴田さんにご案内していただきながら松應寺を参拝させていただきます。
家康の父、松平広忠公が岡崎城で亡くなり、埋葬されたこの地に松平家の繁栄を願い、家康自ら一本の小松を植えたと言われています。後に岡崎城主となった家康は大きく育った松を見て「我が祈念に應ずる松なり」として松應寺と命名しました。ウドちゃんも初めて聞いた家康のエピソードに深く関心を持った様子。広忠公の御廟所にお参りさせていただきました。そして松應寺横丁の雑貨店や鉄板ナポリタンが名物の『松本なかみせ亭』におじゃまします。「この天井に穴があるでしょ」と柴田さん。その昔、松應寺横丁の界隈は花街として賑わっていて、ここなかみせ亭の建物もその一つ。「わざわざ階段を使わなくてもいいようにお銚子をここから上げたりしていた」のだそうです。当時の賑やかさをまた違う形で取り戻そうとしている横丁の人たちにほっこりしたウドちゃんなのでした。

続いては今も活版印刷の機械を導入してアナログな印刷手法で印刷をしているという『昭和印刷』へ。扉を開けると自動織機のような機械音が〝ガッシャンガッシャン〟と耳に飛び込んで来ます。エネルギッシュな動作音にウドちゃんも大興奮!その昔は活字を一文字ずつ並べて文章を作っていましたが、今は真鍮などでオリジナルの版を作って印刷するのが主流。もともとは広告などの企画をするのが本業という昭和印刷の山本さん。8年ほど前に活版印刷の美しさに惹かれるまま中古機械を購入し、試行錯誤しながら技術を磨いてきました。「欧米ではまだ一般的な印刷方法ですが日本では少ない」とのこと。あえて強い圧力を加えて立体感のある文字に見せる手法も海外の若者の間では流行っているんだそうです。そして今回ウドちゃんの旅ゴメ名刺を作って用意してくださいました。「ウド鈴木」ではなくあえて本名の「鈴木任紀(ひでき)」の文字に「すごい!優しく控えめで芯の強さを感じる!」と とっても嬉しそうなウドちゃん。自分の名前が美しく印刷されている様子に不思議な感動を覚えたウドちゃんなのでした。

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#700 5月ONAIR

#700:番外編 決まっててゴメン 岐阜・大垣市

今回は岐阜県大垣市の旅!大垣城の西側にある城西広場から旅を始めるのですが、ウドちゃんは振り向いて大垣城を見ることができないんです。なぜなら、背後にある「櫓門」からゲストが登場するから!
ゲストが来る回は毎回、ウドちゃんには誰がゲストなのかを教えないのが旅ゴメルール。
今回も大垣城前にいるからか「姫に会いたいな~!」と叫んでいたところ…登場したのは『鈴木福』くん!ウドちゃんと過去にバラエティで一緒になったのはなんと11年も前だそう。
実は福くん、大垣市を舞台にしたドラマの主演を演じ、大垣市のあちこちで撮影したり、空き時間にはプライベートでマネージャーと街を散策したりしていたんだとか。

初めにお邪魔するのは、『美濃染元 福田屋』という染め物屋さん。5代目が「FUKUKITARU」というブランドの風呂敷を開発したという。まさに文字通り「福 来る」ということで盛り上がります!さらに2021年には「MOCHIAJI」という、ウェブサイトを利用してオリジナルの風呂敷を製作できるシステムを独自に開発。すでにウドちゃんの風呂敷は作っておいてくれたが、せっかく福くんが来てくれたので、福くんバージョンを一緒に作ろうということに。
さすが福くん、5代目のアドバイスを受けながらパソコンであっと言う間にひらがなで「ふく」という文字が並ぶスカイブルーの風呂敷をデザインしました。
ウドちゃんとともに今回の旅のお供として手提げ風に縛って持ち歩くことにしました。

次に訪れるのは大垣市の名産となっている「枡」づくしのカフェがあるということで『masu cafe』を目指します。なんと福くん、たまたまこのお店にドラマ撮影の合間にマネージャーと行った事がある事が発覚。かつて水運が発達していた大垣に木曽ヒノキが集まったことから枡の生産が盛んになったという大垣市。今でも枡を作り続ける『枡工房 枡屋』が枡の新しい可能性を探るアンテナショップ的に展開したカフェらしく、店内は壁からテーブルまで枡づくし!福くんは季節限定の「キャラメルナッツの枡シフォン」と「抹茶ラテ」をオーダー。この「枡シフォン」はなんと、枡にシフォン生地を流し込み、枡ごとオーブンで焼き上げるという。しかも食べたあとの枡は持ち帰ることができるんです。福くんは「ヒノキ味がする!ヒノキは食べたことないけど、香りが立って美味しい!」と大絶賛。さらにクルミとヒノキの相性の良さに「クルミをヒノキのチップでローストしたら美味しいかも!」とグルメな発言も飛び出し、「名アイディア!ホントに18歳~?」と驚くウドちゃん。
福くんの好青年ぶりにやられっぱなしのウドちゃんでしたが、福くんとお揃いで大垣市の伝統ある『風呂敷』と『枡』をお土産にできて大満足の旅なのでした。

ウドちゃんの旅してゴメン

#701 5月ONAIR

#701:番外編 決まっててゴメン岐阜・大垣市赤坂

今回は大垣市の北部に位置し中山道56番目の宿場町でもある赤坂地区を旅します。
前回に続きスペシャルゲストの鈴木福君と、風情溢れる美濃赤坂駅からスタート。まず2人が向かうのは『金生山化石館』。日本で最初に化石が発見された「金生山」で採れた化石を展示しているそうで、歩いて向かいます。中山道を歩いていると、「いちご大福」ののぼりを発見。“福"にご縁を感じ和菓子屋さん『金生堂』に立ち寄ってみることに。快く出迎えてくれたご主人によるとお店の創業は130年ほど前になるんだとか。お目当てのいちご大福は、白あんが使われているのが特徴で、福くんも「あま~い!おいしい」と大絶賛!おかわりしたくなる程の美味しさなのでした。

再び歩き中山道から金生山の登山道をウドちゃんは息を切らしながら、福君は軽々と山道を登り、『金生山化石館』に到着!せっかく登ってきたので、展望所から景色を眺めます。138タワーや名古屋駅のビル群なども見えるほど、見晴らしがよく2人は感動。そして化石館にお邪魔します。
研究員の河合さんの案内で館内を見学!金生山は日本有数の石灰石産地であり、石灰石運搬用の線路や車両が今も現役で動いています。また化石が豊富に産出することから、「化石の宝庫」とも呼ばれているんです。化石館ではさまざまな体験も行っており、ウドちゃんと福君は「石の塊をハンマーで割って中の化石を取り出す」ことにチャレンジ。実際に石を割ると中から三葉虫が登場し2人も感心したのでした。
続いて向かう『ぶらりアートギャラリー木装』では、80歳の河瀬さんが昼飯大塚古墳をモチーフにしたグッズを作っているんだそう。お邪魔すると、すぐに目に飛び込んできたのは、古墳のかたちをしたゆるキャラ「ひるっこちゃん」。なんと河瀬さんが大垣市と連携してプロデュースしたという、新しいご当地キャラクターなんです。そして、メインでもある古墳グッズはユニークな作品ばかり!
「昼飯大塚古墳」の観光客が気軽に立ち寄れるお土産屋さんを作ろうと、お店をオープンしたそうで、建築デザイナーでもある川瀬さんは独学で木工加工の技術を身につけ、古墳グッズを手作りしているんです。
最後は、ウドちゃん、福君、河瀬さんの3人で歩いて「昼飯大塚古墳」へ。夕日は沈んでしまったけど、きれいな景色を見ながら大垣市赤坂の旅を終えたのでした。

ウドちゃんの旅してゴメン

#702 5月ONAIR

#702:番外編 決まっててゴメン 愛知・豊田市稲武

今回は豊田市稲武を巡ります!
稲武地区は豊田市の山間部で、長野・岐阜に接する県境に位置し四季を通じて自然の豊かなエリア。
ウドちゃんが旅をスタートした大平井公園は雪で真っ白に覆われていました!
まず最初に向かったのは近年、稲武地区の人気スポットになっている『湧水広場の氷瀑』。名倉川沿いの山肌に、松井さんという方が散水していて個人で氷瀑を製作しているんだそうです。ウドちゃんも最初見た時には「ええ~!なんだこれは!」と驚くばかり!氷瀑の中にはやぐらが組まれていてボコボコと盛り上がったような形で、まるで氷の壁がそそり立っているかのような大迫力!
13年ほど前は観光協会の会長だった松井さん。「稲武を知ってほしい!」という思いから製作を始め、今では名古屋からも観光客が訪れる冬の稲武の名スポットになりました。そして年中13℃という御神水をいただき「水道水よりあったかい!」とびっくり。自然と松井さんの情熱が作り出した氷瀑に圧倒されっぱなしなウドちゃんなのでした。

続いてはこれまた近年、稲武の名物と話題になっている「八(すえひろ)うどん」を求めて『すえひろ家』へ。ウドちゃん、どんなうどんなのか分からないまま、茹でる前の生の麺を見せていただくと…「そういうことですか!」とここで納得。長くて平たい生地が細長い二等辺三角形になっていてまさに末広がり!長さも88cm、最大幅も8cmと“八"にこだわって作られた稲武の新名物なんだそうです。もともとは稲武地区で60年以上続く製麺所の「末広家」。10年ほど前にうどんを食べられるお店を開き「八うどん」を考案したんだそうです。ウドちゃん早速88センチの長~い麺を食べさせていただくと「食べて美味しい!さらに楽しい!」と大絶賛。一晩寝かせた麺を使用するという製麺所ならではのこだわりも、すえひろ屋の美味しさの秘密。
稲武の温かさとチャレンジ精神あふれる人たちに驚かされっぱなしの旅なのでした。

ウドちゃんの旅してゴメン

#703 5月ONAIR

#703:番外編 決まっててゴメン 愛知・豊田市足助

今回旅する豊田市の足助地区は、自然の恵み豊かなエリアで近年猪や鹿などのジビエ料理でも注目されています。
まず訪れたのは『三州しし森社中』。野生動物と人間の関わりについて想いを馳せる竹尾さんは、捨てられる鹿やイノシシの角や牙、骨を何とか利用できないかと考え、流通関係のサラリーマンを55歳で早期退職して独学でアート作品を作る道を選び命の大切さを知ってもらう活動を続けているのだのだそう。ギャラリーを訪れると壁一面に鹿の角を使ったオブジェやインテリア用品が並び、ウドちゃんは「人生で鹿の角を一番たくさん見たかもしれない!」とその迫力に大興奮!
鹿の毛皮はオレンジ色で鹿の子斑のある「夏毛」からグレーっぽくて斑点の無い「冬毛」に生え替わると聞いて、思わず触ってみるウドちゃん。「やっぱり冬毛は厚い感じがします」とびっくり。
このギャラリーの建物自体も自分で作ったという竹尾さん。壮大なビジョンと圧倒的な行動力にウドちゃんはパワーをもらったのでした。

続いては高級食材「天然自然薯」をカジュアルに格安で頂けるという『とろろ庵』へ。
社長の辻さんは父親が瀬戸市内でやっていた和食店からの展開でこの場所に店を開きました。
「父は子どもの頃貧しくて、冬になるとお爺さんと山に入って自然薯を掘ってとろろ飯にして食べていた」んだそう。『とろろ庵』では冬季限定で「天然自然薯」を提供。辻さんのオススメは「とろろかけそばプレミアム」。天然自然薯100%のとろろが熱いかけそばの上にタップリ乗っていて、自然薯の香りが立つ絶品!そしてなんと、地元のブランド米「ミネアサヒ」に麦を20%混ぜた麦ご飯も食べ放題。天然自然薯はかけそばに乗っても粘りが強いまま。まずはとろろだけ一口食べて「うまい!」そばと混ぜて食べて「とろろとそば、合いますねー!」とここでたまらずご飯をセルフで茶碗に盛るウドちゃん。大急ぎで席に戻りご飯にそばつゆごととろろをかける、そして一気にかきこむ!「はぁ…最高…」とあっという間に完食し大満足のウドちゃん!今回も足助ならではの様々な「山の恵み」を堪能した旅なのでした。

ウドちゃんの旅してゴメン

(C) メ~テレ

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