ウドちゃんの旅してゴメン

エンタメ~テレクション
ウドちゃんの旅してゴメン

あたたかな笑い、優しさ、ほのぼの、キュンとする気持ち…。
ウドちゃんの笑いと優しさがいっぱいの行き当たりばったりの旅。

ウドちゃんの旅してゴメン

日本 時間 HD

"忘れかけていた気持ちを、ウドちゃんが気ままな旅を通じてみなさんにお届けします。出会った人々も気さくに接してくれる、台本のない旅。「旅番組」というよりは「旅のドラマ番組」。ユニークな人々との出会いによって、旅が予期せぬ方向にむかうことも!?ウドちゃんの笑いと優しさがいっぱいの行き当たりばったりの旅、お楽しみ下さい。

※新型コロナウィルスの影響で、事前に連絡を取った上でおじゃまする「決まっててゴメン」を放送しています。

On Air Schedule
エンタメ~テレ☆シネドラバラエティ オンエアスケジュール

7
2024 July

#672
4(木)15:10-

#673
11(木)15:10-

#674
18(木)15:10-

#675
25(木)15:10-

#708
2(火)15:00-(初)
5(金)15:00-

#709
9(火)15:00-(初)
12(金)15:00-

#710
16(火)15:00-(初)
19(金)15:00-

#711
23(火)15:00-(初)
26(金)15:00-

#712
30(火)15:00-(初)


8
2024 August

#676
1(木)15:10-

#677
8(木)15:10-

#678
15(木)15:10-

#679
22(木)15:10-

#680
29(木)15:10-

#712
2(金)15:00-

#713
6(火)15:00-(初)
9(金)15:00-

#714
13(火)15:00-(初)
16(金)15:00-

#715
20(火)15:00-(初)
23(金)15:00-

#716
27(火)15:00-(初)
30(金)15:00-

この番組は、「スカパー!サービス(CS301)」「スカパー!プレミアムサービス」「スカパー!プレミアムサービス光」「ひかりTV」「J:COM」「エンタメ~テレ導入のケーブルテレビ」にてご視聴いただけます。
※「SPOOX」「Prime Video」ではご視聴いただけません。
番組表はこちらから

Cast
出演

ウド鈴木
血液型:AB型
星座 :やぎ座
性格 :竹を割ってまたくっつけたような性格
好き :豚のしょうが焼き定食、綿棒、上戸彩ちゃん、エントランス
嫌い :アップルパイ、落ちているトイレットペーパーの芯、生きたシャコ、手前に引くドア

Episode
番組内容

#672 7月ONAIR

#672:番外編 決まっててゴメン 長野・喬木村

連絡を取った上でおじゃまする「決まっててゴメン!」今回は長野・喬木村(たかぎむら)の旅。伊那谷を流れる天竜川のほとり、南信州に位置する喬木村は古くは3000石の旗本「知久氏(ちくし)」が治め、最盛期には年間30万本生産されていた阿島傘で知られる地域。
まず最初に向かうのは、天竜川沿いにあるレモン農家「ヤナギファーム」。柑橘類を中心に栽培していて、その中でも見た目や風味が独特なフィンガーライムというフルーツを栽培しているとのこと。「指先で握れるくらい小さいライムかな?」と、想像を膨らませるウドちゃん。
柳坪さんにハウス内へ案内していただくと、そこには細長い不思議な形のライム!「これがフィンガーライム!すごい!」指のような形で細長いから名づけられたフィンガーライム。近年、見た目もかわいらしくつぶつぶした果肉が注目を集めていて、ホテルのレストランなどでも使われる高級食材なんです。ウドちゃん、味見させていただくと…「すっぱーーい!!!」と悶絶!「でも香りがフレッシュ!」酸味と山椒のような辛味が特徴のフルーツで、料理やスイーツにトッピングするメイン食材の引き立て役。すっぱいのが苦手なウドちゃんにはちょっと刺激が強かったようです。そしてお別れの際には、息子の志門くんが丹精込めて作った、とっても綺麗な泥団子のプレゼントが♡かわいい志門君のサプライズに、嬉しさがあふれるウドちゃんでした。

続いては、親子で竹のカゴやザルなどを製作している「工人船(こうじんせん)工房」へ。竹林を管理して、竹を切り出すことから始まり、竹材も自らの手で下処理をするんだそうです。
作成中の竹かごを見せていただくと…「わぁ美しいですね~!」とウドちゃん感激。続けて見本のザルやカゴを手にして「この細かい編み目はどうやったんですか!」芸術的で繊細な竹細工ですが「飾るよりも使ってほしいんだけどね」とご主人。「丈夫で、普段から使うようなものを作りたい」という思いで竹細工に取り組んでいるんだそうです。そんなお父さんに15歳で師事したという息子さん。「父の細やかな作業や竹細工への気遣いがスゴイと思って…父以上の人に会ったことがない」この言葉にウドちゃん大感激!「すごいうれしい言葉ですね~」毎日同じ工房で竹細工に取り組む親子。丁寧で妥協のないモノづくりにこだわる姿は、ウドちゃんにはお互いのリスペクトを大切にしているように感じました。

ウドちゃんの旅してゴメン

#673 7月ONAIR

#673:番外編 決まっててゴメン 長野・飯田市

連絡を取った上でおじゃまする「決まっててゴメン!」長野県で最も南に位置し、愛知県とも繋がりの深い飯田市を旅します。
有名な並木通りと交差する柳通り沿いにあるコミュニティバスのバス停「江戸町」からスタート。「飯田市で7年に一度行われる『飯田お練りまつり』に繰り出す『屋台獅子』の獅子幌を作っている染め物店がある」ということで『染物処 スミツネ』へ向かいます。
1850年創業の江戸時代の終わり頃から続く老舗の染め物店。迎えてくれたのは8代目の石黒拓二さん。店内に展示された染め物の種類に驚くウドちゃんに「ウドさんが想像する『獅子舞』って、どれくらいの大きさですか?」と質問。ウドちゃんが「2mくらい…?」と答えると「この辺りにある『屋台獅子』っていうものは大きいもので長さ20m、胴回り8mぐらいある」とのこと。2022年に行われたお練りまつりの記録写真を見せてもらうと、大型トラックほどの大きさにウドちゃんはビックリ!!工房に新調する獅子幌の見本があるということで見せていただくことに。フロアいっぱいに広げられていたのは今回新調する羽場地区の獅子幌。母親と奥さまが縫製担当で、なんと20mの生地を一気にミシンで縫い、それを数十回繰り返して獅子幌を縫い上げるんだそう。「そんな長いことミシン掛ける事ってありますか⁉」とビックリなウドちゃん。家族一丸となって南信州の伝統文化を守り続ける姿に大感動したのでした。

続いては「飯田市の伝統工芸『水引』がアクセサリーやオブジェに進化」したということで『RITUAL(リチュアル)』へ。古民家を改装した工房を訪れると、作家の仲田慎吾さんがお出迎え。飯田市出身だが東京で版画や水彩画などの美術を学び、2016年に飯田市に戻って創作活動を再開したそう。
最大の特徴は、本来優雅な曲線や「結び」の美しさを求める水引を曲げず、直線のまま細かくハサミで切って台座に貼り込んでいくというとてつもない手間のかかる手法にありました。
多種多様な現代の水引に触れたウドちゃんは、その不思議な美しさに魅了されるのでした。
そして仲田さんが一番大変だったという超大作を見て「何だか、時の流れの中にいるような…」というと仲田さんは「すごい!『時間』がテーマなんですよ!」と感心。気の遠くなるような繊細な作品に「こりゃあ大変ですなぁ!」と大感動。そして別れ際に仲田さんが「お土産があります…」と出してきてくれたのはなんとも可愛らしい一輪挿しの『水引ウドちゃん』。旅ゴメイラストのウドちゃんを、仲田手法で作ってくれました!花を挿すとウドちゃんの頭からお花が咲いたようなゴキゲンな作品に「こんな風に、頭から花が咲いてるように見える旅をしたいな…」と思いを馳せるウドちゃんなのでした。

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#674 7月ONAIR

#674:番外編 決まっててゴメン 静岡・浜松市中区

連絡を取った上でおじゃまする「決まっててゴメン!」今回は静岡・浜松市中区の旅。
大手楽器メーカーが何社もあり楽器のまちと言われている浜松市。
まず向かうのは、とんかつでてっぺんを目指すお店『とん唐てん』。店主の名倉さんが美味しいとんかつを追求した結果出来上がった「白いとんかつ」が看板メニューのお店。そんな名倉さんは、以前は地魚と豆腐料理のお店をやっていたのだそう。しかし、あるとき奥さんととんかつ屋さんに行った際、奥さんの「おいしい」というコメントに対して、「このとんかつだったら僕の方が美味しく作ってやるよ」と返した名倉さん。実際にとんかつを作ってみると、どんどんのめり込んでいき、新たにとんかつ屋さんをスタートすることに。
早速、名物「白いとんかつ」を注文。ウドちゃんの元にやってきたのは、まるでパン粉をつけただけで揚げてない状態にも見える、まさに白いとんかつ!素材にもこだわっているこの、低温でじっくり時間をかけて揚げることでお肉の柔らかさやしっとり感を閉じ込めることができるそう。「うわぁ!ぶったまげた!」今までに食べたことないような食感と美味しさに感動するウドちゃんでした。

浜松駅の近くにやってきたウドちゃん。続いては、これまでに104種類のプリンを開発したという『Snowflake』さんへ。地元農家さんとコラボし廃棄されるような野菜も使ったプリンを作っているんだとか。地元の先輩後輩という、元気いっぱいの店主・鈴木さんと、パティシエの増田さんがお出迎え。
お店を始めたきっかけを聞くと、以前増田さんが先輩パティシエに「将来、独立したい」と話したところ、「無理でしょ」と一蹴されてしまったそうです。それを悔しいと思った増田さんが、いまの店主・鈴木さんに相談したところ、鈴木さんが「じゃあやっちゃおう」と言ってくれ、鈴木さんの個人事業というかたちで月一のイベント出店からお店をスタート。ついには鈴木さんが勤める電気工事会社の社長が出資してくれることになり、店舗化が実現。そんなおふたりが考えて作るプリンはユニークなものも多く、今回ウドちゃんは白いとうもろこしを使ったプリンをいただくことに。スプーンで持ち上げると、とうもろこしの粒がゴロゴロと入っており、つぶつぶ食感も相まって、想像以上のとうもろこし感にびっくり!その美味しさに夢中でいただくウドちゃん。白いとんかつに続き、白いとうもろこしのプリン。浜松市中区で白い食べものを堪能したウドちゃんでした。

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#675 7月ONAIR

#675:番外編 決まっててゴメン 静岡・浜名湖

あらかじめ連絡を取った上でおじゃまする「決まっててゴメン!」
今回の旅の舞台は「静岡・浜名湖」。グルメはもちろん、この時期は湖のアクティビティも充実!
快晴の中、浜名湖沿いにあるバス停「向山」から旅をはじめます。
まず向かったのは〝氷の中に美しい花を咲かせる〟という氷彫刻家、二𣘺一幸さんの工房『氷工房にはし』。工房の1階では地元の良い氷を全国に広めたいと、彫刻に使う氷でかき氷も提供しているんだそう。
氷彫刻家として30年以上活躍してきた二𣘺さんが十数年前に出会ったのが〝氷の花の彫刻〟
「氷の中にドリルで花を彫ります」という二𣘺さんにウドちゃんはイメージが湧かない様子。百聞は一見に如かず!ということで実際に彫刻のパフォーマンスを見せていただきます。氷の塊に電動ドリルをあてると、ものの3分でできてしまう二𣘺さんの氷の花。その技術は、全国の氷彫刻家が学びにくることもある唯一無二のものなんです。完成した作品は、まさに圧巻、感動しっぱなしのウドちゃんも、二𣘺さんに教えてもらいながら氷彫刻に挑戦!「ウドの花咲きました!!」二𣘺さんに褒められ、とっても嬉しいウドちゃんでした。

続いて向かうのは〝浜松の隠れた名産パセリ〟を生産する『ソラーレ』さん。
迎えてくれたのはソラーレの日比野社長と農業責任者の宮澤さん。
そして、ビニールハウスにびっしりと植えられたパセリ。「お皿にのってる小さいものしか見たことがなくて、森ですね これは」 青々とした大きなパセリの株にビックリのウドちゃん。
ソラーレでは、浜松で昔から育てられてきた品種を中心に、質にこだわったパセリづくりをしています。植え方や土づくりなど工夫を重ね、苦みを抑え、甘みの強いパセリを栽培しているんです。
そんなパセリづくりの中心を担う宮澤さんは、「パセリを飾りではなく主役に!」という想いで、パセリが主役の料理を考案したんだそう。そんなパセリ料理を宮澤さんの奥様がウドちゃんの為に用意してくださいました。「パセリのフルコースですね」天ぷらにナムルにパセリソース!どれも初体験!「うまい!!甘みも感じて、絶品!」とっても美味しいパセリをいただいて感動したウドちゃんは、パセリ本来の美味さがもっとみなさんに伝われば、と願うのでした。

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#676 8月ONAIR

#676:番外編 決まっててゴメン 岐阜・下呂市

連絡を取った上でおじゃまする「決まっててゴメン!」今回は岐阜・下呂市の旅。言わずとしれた名湯・下呂温泉は日本三名泉のひとつと呼ばれ、東海地方屈指の温泉観光地として知られる街。
そんな温泉地でウドちゃんが最初に目指すのは『金物の昭和屋』。昭和屋工業の3代目の奥様の今井寿子さんがお客さんの声から製品化したユニークなネーミングの調理器具が話題なんだそう。
その名も「オサエちゃん」。早速ウドちゃんは四角いオサエちゃんを持たせていただくことに。「すごい!オサエちゃん!」ずっしりとくる重さにビックリ。
下呂市で創業して約90年の金物屋が作る「オサエちゃん」は鉄板など下からの熱だけでなく上からも食材を「押さえる」調理器具。ご主人の会社で働く建築用の鉄骨を作る職人さんが様々な調理用品を手作業で作っているそうです。
オサエちゃんの威力を最も発揮するという食材「手羽先」を焼いていただくと「素晴らしい!今まで見た鉄板料理の中で一番鮮やかな焼き目!」と思わず拍手のウドちゃん。鉄板との接触面積が広くなり、ブヨブヨした皮がパリッと焼き上がる!「本当は主婦に使ってほしい」と製品化したのですがアウトドアブームの影響もあって男性からの問い合わせが多いんだそうです。オサエちゃんや鉄板料理をこよなく愛する今井さんの軽快なトークにも心躍るウドちゃんでした。

続いては、賞味期限30秒という焼きたての「栃の実」のせんべいで有名な『千寿堂(せんじゅどう)』へ。栗ではなく「栃の実」を使ったモンブランが人気なんだそうです。ポリフェノールなど高い栄養素を含む「栃の実」は飛騨地方では冬の保存食として古くから親しまれてきました。
社長の代情さんがウドちゃんに実物の栃の実を見せてくれました。「栗みたい!」と驚くウドちゃん。栗のようなイガイガはなく殻に包まれている栃の実は、収穫してから何ヶ月もかけてアク抜きをしないと食用に使えないとても手間のかかるものなんだそうです。
そして、賞味期限30秒の「とちの実煎餅」をいただくことに。出来たての熱々!しかも最初は柔らかく、時間が経つと徐々に固まってくるお煎餅に「おいしい!どんどん硬くなってきた!早い!うわぁ」とウドちゃんは大慌て!さらに、人気の「しぼりたて栃の実モンブラン」をいただき、モンブラン好きのウドちゃんもご満悦!若い人にも伝統的な飛騨の食文化をもっと知ってほしいと社長自ら考案したスイーツなんだそうです。知っているようで知らない新たな下呂の魅力を再発見したウドちゃんでした。

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#677 8月ONAIR

#677:番外編 決まっててゴメン 岐阜・下呂市金山

連絡を取った上でおじゃまする「決まっててゴメン!」今回は飛騨と美濃の境にある飛騨路の玄関口の町。
まず初めに訪れたのは、金山町観光協会が町の魅力のひとつとして開催している『ミネラルハンティング・ガイドツアー』。このツアーの発案者である中島さんと待ち合わせ。『ミネラルハンティング・ガイドツアー』は、昭和30年代から40年代後半まで「蛍石」という鉱石を産出していた鉱山跡を訪ね、今でも残っている蛍石を探し少しだけ持ち帰ることができるという近年人気のツアーなんです。
中島さんの案内で林道を歩くと、かつての坑道が山肌にぽっかり口を開けていました。早速ヘルメットをかぶり坑道の奥へ!そしてほんの10数m進んだところで中島さんが全ての灯りを消して真っ暗闇に!ビックリするウドちゃんに構わず、中島さんが特殊な紫外線LEDライトを取り出します。それで坑道の壁面を照らすと… 石英の鉱脈に沿って青く光る蛍石の鉱脈が!そして足元を照らせば、まるで真っ暗な宇宙に銀河のようににちりばめられた星のように青い光が一面に!思わず「うわー!!」と叫ぶウドちゃん。感動しきりのウドちゃんに「こんな風景はここでしか見られないでしょうね」と中島さん。そしてこのツアーの最大の魅力、沢で蛍石のカケラを探すことに。肉眼で見ただけで蛍石を発見するのはかなり難しいのに、中島さんのアドバイスでウドちゃんも無事に発見!青く輝く小さなこの星のカケラをいくつか見つけたウドちゃんは、大興奮で地球の不思議に驚くばかりなのでした。

次に訪れたのは「国道41号が好きすぎて何のお店か分からなくなったタイヤショップ」
ということで金山町の中心部にある『杉山タイヤ商工』へ。国道沿いのお店を訪ねると自動車整備工場なのに事務所がほとんどファンシーショップ!迎えてくれた杉山さんはユニークなキャラクターで、ウドちゃんが思わず「芸人さん…ですか?」と聞くほど面白い!本業はタイヤショップの3代目で金山町の観光協会員でもあるんだそう。
東海北陸道や中央道など高速道路が整備されてからは、わざわざ国道を使う人が激減し、地元金山町、国道41号を愛して止まない杉山さんは何とかこの取り残された地区を盛り上げたい!と色んなことにチャレンジするうちに、一体何のお店なのかわからない状態になったそう。アメコミキャラクターや輸入トイで溢れているし、倉庫スペースには地元のアーティスト集団が作った高さ2.5mはある扇風機のガードなどで作った廃物アートのクマちゃん!さらには「ボルダリング」のスペースもありました。そんな杉山さんからウドちゃんへのお願いが『伝家の宝刀、キャイ~ンポーズ』を一緒にやって欲しい!という、ウドちゃんにとってはごくフツーの事。そんな風に言われたことのないウドちゃん、過去最大のエネルギーを注ぎ込んで「キャイ~ン!!」。「こんなにキャイ~ンポーズを尊敬してくれる人に会ったこと無いです…」と清々しい気持ちで旅を終えるウドちゃんなのでした。

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#678 8月ONAIR

#678:番外編 決まっててゴメン 愛知・常滑市

事前に連絡をとった上でお邪魔する「決まっててゴメン!」今回は愛知・常滑市の旅!
常滑港保示ふ頭から旅をスタート。常滑市の旅の思い出はというと、巨大な招き猫「とこにゃん」を見て、色紙にも描いたことだそうで、そんなことを思い出しながら常滑街道を歩くと、1件目の目的地『三角庵』に到着。
まるでウドちゃんと同じ髪型・髪色の3代目ご主人、3代目のお母さんにもあたる鈴代さん、パート歴47年の田中さんの3人が出迎えてくれました。
昭和2年にお店を始めたときは「朝日屋」という屋号でしたが、現在は『三角庵』として営業。店名の由来は、何年も前に、道を作る際に削られて土地が三角形になったから『三角庵』に屋号を変えたんだとか。
そして早速お店の看板メニューが「黄金餅(おかねもち)」を注文します。
テーブルに運ばれたのは大きな鉄鍋。蓋を開けると、餅、エビの天ぷら、鶏肉、エノキ、しいたけなど、12種類ほどの具材が入ったスペシャルな味噌煮込みうどんが!鍋の底からうどんを掘り出していただきます。ウドちゃんが気になる「黄金餅」というネーミングは、2代目が不景気だった時代に「週に1回でもこれくらいのものが食べられるようにしなさい」という思いで考えたんだとか。3代目のご主人は、その味とメニューを守り続けているんです。そんなご主人と看板娘のおふたりに元気をもらったウドちゃんでした。

続いて、何十年も前には窯元が密集していたという地区へ。
お邪魔したのは、昭和初期から植木鉢を製造し続ける窯元『水川製陶』。5代目が伝統の植木鉢から幻想的なランプシェードを作っているのだそう。
植木鉢に釉薬をかけている4代目が作業をしていたり、10m級のとても大きな窯があったりと、暑い窯の中を見学。植木鉢を焼いたあとは60度くらいの温度になり、その中で汗だくになりながら作業しているそうです。
そして、5代目が2013年から制作し始めたのが「陶華光」と名付けられたランプシェード。
植木鉢を逆さにした状態で、カービングナイフを使い器用に植木鉢の側面をくり抜いていき、模様を描いていくんです。完成品に明かりを灯したものを見せていただくと、ランプシェードから漏れる柔らかい光に「光がふっと語りかけてくる様な感じ!」と感動のウドちゃん。
水川製陶では、代々がオリジナルの作品を作ってきたこともあり、5代目は「植木鉢じゃない何か違う物に発展させたい」と、ランプシェードを作り始めたんだとか。 ウドちゃんもこの素敵なランプシェードのような温かい光が灯せるような人になりたいと思うのでした。 

ウドちゃんの旅してゴメン

#679 8月ONAIR

#679:番外編 決まっててゴメン 愛知・南知多町

事前に連絡をとった上でお邪魔する「決まっててゴメン!」今回は海水浴場に離島めぐり、満開のヒマワリ畑と まさに夏を満喫できる愛知・南知多町の旅!
まずウドちゃんが向かうのは、ベビーリーフやマイクロリーフを高級レストランなどに出荷している真野文宏さんの農園『me babygreens & edible flowers』。近年栽培を始めた「エディブルフラワー」が話題なんだそうです。
エディブルフラワーは、食用花として認められた品種を、ガイドラインに則って栽培した「食べられる花」のこと。真野さんはそんなエディブルフラワーを見た目だけではなく味にもこだわって栽培しているんです。
ハウスにお邪魔すると、彩り豊かに咲き誇る花の数々!「これが食べられるんですか!信じられない!」とウドちゃん。酸味があるベゴニアに、牡蠣やワサビ、キュウリの味がする花まで様々。
そしていざ実食!真野さんおススメのナスタチウムを頂くと「美味しい!なんか食べたことのあるような味だな・・」とウドちゃん。実はカイワレ大根に似た味で、和食に添えたりできるんだそう。目で見て癒され、そして食べてまた幸せを感じたウドちゃんなのでした。

続いて向かうのは創業70年以上のせんべい屋さん『わんこのおせんべい ふりり』へ。そんな老舗がわんこ専用のおせんべいを販売しているんだそうです。ご主人とお母さんが迎えてくれました。
お客さんの声から生まれたわんこ用せんべい、三代目の濵本益彰さんがわんこ大好きだったこともあり、みるみるうちに店の主力商品に。今では店の棚のほとんどをわんこ用が占めているんです。わんこ用であっても、伝統の製法はそのままに安心安全のせんべい作りを続けているため、人間が食べても問題ないんです。
お店の味見係だというグルメの“もかちゃん”も登場し、ウドちゃんとご対面!
「僕、仕事でワンちゃん用のご飯は食べたことあるんですよ、でもおせんべいは無いです」 とウドちゃん。シラスのせんべいをちょっと味見してみます。「うん!シラスがふんだんに練りこまれてますね!」
伝統を受け継ぎつつも、せんべいに自分の色をプラスした益彰さんとそれを支えるお母さん。ふたりとも「好きなことをしている今が一番楽しい」と語ります。ふたりとの時間はあっという間で、終始和やかな雰囲気で旅を終えたのでした。

ウドちゃんの旅してゴメン

#680 8月ONAIR

#680:番外編 決まっててゴメン 滋賀・近江八幡市

連絡を取った上でおじゃまする「決まっててゴメン!」今回は滋賀・近江八幡市の旅。
八幡山から見下ろす絶景を前に旅をスタートしたウドちゃん。ロープウェイを下り、日牟禮八幡宮の参道、八幡掘の風情ある街並みを眺めながら「いい景色ですね~」と近江八幡の散策を堪能。そして最初のお店を目指します。
まずウドちゃんが向かうのはお米屋さんとして創業し、今は地元の常連さんに親しまれるお総菜屋さん『三松(さんまつ)』。お店のカウンターには手間をかけて作られたおいしそうなお総菜がズラリ!フレンチを修業した息子さんが作っていて、先代のころよりもお総菜の種類を増やしたりイートインのランチをはじめるなど新たなお店作りに取り組んでいます。
ウドちゃんがいただいたのは自慢のお総菜がたっぷり乗ったおばんざい膳。ウドちゃんも大好きな夏の野菜がふんだんに使われていて「おいしい!最高!!」と大満足の様子。すると壁掛け時計からボーンと響く懐かしい音。三松の親戚の家に遊びに来たような懐かしい雰囲気に癒され、思わず「ただいま!」と声をあげたウドちゃんなのでした。

続いては木製の数珠・木珠(もくじゅ)の生産日本一という近江八幡市にある数珠メーカーの『カワサキ』。近江八幡市の数珠づくりは聖徳太子によって広められたと伝えられていて、歴史と伝統の技術を活かしながら、女性社員が中心となって生み出したカラフルなウッドアクセサリーも製造しているそうです。色とりどりの木で作った美しいアクセサリーに驚くウドちゃんに「決して色を付けているのではなくて、自然の色なんです」と社長。緑や赤や黄色の木のアクセサリーを見せてもらい不思議な感覚を覚えます。
そして、昭和初期まで使われていたという珠を丸く削り出す道具を見せていただき「これは大変な作業!」珠のひとつひとつを手作業で削っていく途方もない仕事にウドちゃんも驚き!
さらに、材料の持ち込みにも対応しているカワサキは、古くなって取り壊されたお寺の材木から数珠をつくることも可能なんだそうです。「ただ捨てるんじゃなくて、より大事にしていただけますよね」と社長。全国でも珍しい取り組みに様々な問い合わせがあるんだそうです。近江八幡の古い歴史と新しい名産品を見ることができ、興味津々のウドちゃんでした。

ウドちゃんの旅してゴメン

#708 7月ONAIR

#708:番外編 決まっててゴメン 岐阜・坂祝町

事前に連絡を取った上でおじゃまする「決まっててゴメン!」今回の旅の舞台は、難読地名としても知られる、岐阜・坂祝町。
木曽川沿い約3.5kmにわたる遊歩道『日本ラインロマンチック街道』を歩き、はじめに向かうのは、その名も『一億』。地元で50年以上愛されるアットホームな焼肉屋さんで、「キクアブラ」や「えんとつ」など珍しい部位の豚のホルモンをそろえています。
出迎えてくれたのは2代目のご主人と女将さん、そして3代目となる息子さん。親子そろって日本料理を修行したのち、実家の焼肉屋さんを継ぐことになったんだとか。
ウドちゃんがいただいたのは「キクアブラ」や「えんとつ」、「しきん」。キクアブラは豚の小腸まわりの脂のこと。別名「大トロホルモン」と呼ばれているほどで、ジューシーな脂の旨味を味わえる一品。えんとつは、一頭につき一人前ぐらいしか取れない希少部位で、コリコリとした歯ごたえを存分に楽しみました。
さらに、シメにとおすすめされたのは、多くのお客さんが注文するという中華そば。初代のころから味を変えず、値段も370円とお手頃価格。そんな愛されメニュー、スープまで飲み干すほど大満足♪食後には、ご主人と女将さんの『ロマンチックななれそめ話』で盛り上がり、ほっこり気分でお店を後にするウドちゃんでした。

続いては、イタリア国立のフェラーリ工業専門学校と姉妹提携し、フェラーリを実習車として使う『中日本自動車短期大学』へ。事務所で出迎えてくれた講師の可知先生に校内を案内していただきます。
まず見せていただいたのは、名古屋市消防局から修理依頼されたという、昭和10年式のメルセデス・ベンツ製はしご車。これほどまでにクラシックな車両とは思っていなかったウドちゃん、実際に運転席に座らせていただいたり、鐘や手回しのサイレンを鳴らしたりと当時の様子を想像しながら体験。この歴史ある車両は、再び走ることを目標に、学生の手により修理を進めているそうです。
さらに、実習車のフェラーリや、生徒と一緒に製作中の電気自動車、可知先生が1から作ったというルパン三世の愛車として知られるメルセデス・ベンツSSKのレプリカなど、車好きなウドちゃんは珍しい車の数々に興奮しっぱなし!ユニークなアイデアをお持ちの可知先生や様々な車たちに心をつかまれたウドちゃんなのでした。

ウドちゃんの旅してゴメン

#709 7月ONAIR

#709:番外編 決まっててゴメン 岐阜・各務原市

事前に連絡を取った上でおじゃまする「決まっててゴメン!」今回の旅の舞台は、岐阜県・各務原市。「空と宇宙」がテーマの博物館『岐阜かかみがはら航空宇宙博物館』や中山道の宿場『鵜沼宿』など、人気のスポットが盛りだくさん!なエリアです。

旅のスタートは、市民の憩いの公園『学びの森』。その横にあるイチョウ並木は、2004年に『旅してゴメン』で訪れた際のスタート地でもありました。
思い出の地から始まる各務原の旅。まずは、「川が好きすぎて自宅の庭にリアルな小川を作ってしまった」という長良川の最年少川漁師「平工顕太郎」さんのもとへ。
お会いして第一声「一緒にコイしません?」、いきなりのお誘いに少々戸惑うウドちゃん。その先には鯉が。平工さんに懐いた鯉が気持ちよさそうに泳いでいました。
子どもの頃から川が大好きだった平工さん。長良川で鮎漁をメインに活躍する傍ら、川の仕組みや川の生き物を研究し、生態系を追求した結果、自宅の庭に小川を作ってしまったんだそう。川魚だけでなく、川辺ならではの植物も見ることができます。
平工さんに小川を案内してもらうと…、「うわ~!!フナですな!」他にも、ナマズ、スッポン、ウナギなど漁でとった様々な魚が気持ちよく泳いでいます。平工さんの小川は自然環境に近い状態のため、「活け越し」を行うのに最適な場。川魚たちがストレスなく過ごすことができるそう。そんな魚たちは質が高く、食材にこだわる料亭などに卸されています。平工さん自身も川魚を提供する飲食店を開業、さらには漁船ツアー、体験教室など様々な活動を行っているそうです。
「毎日が夏休み、本当に楽しい」、熱く語る平工さんのペースに引き込まれつつも、出会ってますます平工さんに興味津々になるウドちゃんでした。

続いては、豆腐を使ったお総菜がズラリと並ぶ『豆腐家あだち』へ。昭和33年創業、昔から変わらぬ製法で豆腐を作り続けてきた『足立商店』が18年前に始めた惣菜店で、地元で愛される自慢の豆腐は およそ40年前から各務原市内の小中学校でも使われているそうです。
白いのれんをくぐって店内に入ると、正面のショーケースにズラリと並んだお惣菜の数々、そして明るいご家族が出迎えてくれました。「きらめくお豆腐がここに!」ウドちゃん、テンションが上がります♪手作りのお総菜は20種類以上!そんな中からウドちゃんが選んだのは「豆腐ハンバーグ」と「寄せからし豆腐」♪特別に店内でいただきました。「からし豆腐」は岐阜県の夏の風物詩で有名とのこと。また、「豆腐ハンバーグ」はふんわりした食感に、豆腐の香りも感じられ、ウドちゃん大満足!
豆腐料理を堪能したウドちゃん、お会計をしていると突然…、「ウドちゃん、お手紙どうぞ!」最後に予期せぬサプライズを受け、ほんわり温かい気持ちになったウドちゃんでした。

ウドちゃんの旅してゴメン

#710 7月ONAIR

#710:番外編 決まっててゴメン 愛知・豊川市

事前に連絡を取った上でおじゃまする「決まっててゴメン!」今回の旅の舞台は、愛知県・豊川市。日本三大稲荷のひとつ『豊川稲荷』や「豊川いなり寿司」などのご当地グルメを有する、個性あふれる歴史と文化を育むまちです。
『JR愛知御津駅』前からスタートする今回の旅。まず最初に向かうのは、三河木綿で作られた丈夫で通気性の良いバッグを製作している『タネイ』。長年、柔道着も製造しており、その技術が活かされているんだそうです。高校時代に柔道部だったウドちゃん、柔道着を作っている場所を見られるということもあり、胸が弾みます♪
階段を上がった2階の作業場には、製作中のマドンナ達が!種井さんにご案内いただきながら、工場内での作業工程を見学させてもらうウドちゃん。と、製造されている布を見て、「あれ?これって…」長年使っている相棒のリュックとの共通点を発見します。「実はこのウドちゃんのリュック、うちが作りました」と種井さん。なんと、12年愛用しているリュックの製造元、というとても縁が深い会社だったのです。また、柔道着の生地を裁断する作業場も見学。何枚も重ねた生地を手作業で裁断する女性の姿や皆さんの様子を拝見し、ただただ感心するばかり。続いて、1階のショールームに案内してもらうと、そこには三河木綿で作られた様々なデザインのバッグがズラリと並んでいます。持ってみるととても軽く、記憶の中の柔道着の重さとの違いに驚くウドちゃん。そして、ウドちゃんと同じリュックの姿も!思い入れのある慣れ親しんだ生地に、懐かしさを覚えたのでした。

続いては、『豊川稲荷』を目指し、『JR豊川駅』前を散策するウドちゃん。商店街をのんびりと歩いていると、レトロなたたずまいが魅力的な『喫茶あわじ』に惹かれます。「食べてみたいなぁ…」とポツリ。外のメニュー看板が気になり、赤い扉を開けると、お母さんが出迎えてくれました♪ウドちゃんは、店内のメニューから「豚あぶり丼」を注文。常連さんやお母さんとの会話を楽しみながら待っていると、「豚あぶり丼」が到着。特製の甘辛なタレがかかった丼に舌鼓♪老舗の喫茶店でのひととき…皆さんの優しい気遣いと和気あいあいとした雰囲気に癒やされたウドちゃんでした。

お店を後にして、最後は『豊川稲荷』へ。『豊川稲荷』は年間数百万人もの参拝客が訪れるという豊川を代表するスポット。ウドちゃんもこれまで何度も参拝させていただきました。大きな山門をくぐり抜け、9年ぶりの参拝。お参りし終えて振り向いた先には、豊川稲荷の境内と豊川の街並を望む気持ちのいい景色が広がっており、思わず「いいですねぇ…」。久々の豊川の旅、ゆったり満喫しました。

ウドちゃんの旅してゴメン

#711 7月ONAIR

#711:番外編 決まっててゴメン 愛知・豊橋市

事前に連絡を取った上でおじゃまする「決まっててゴメン!」今回の旅の舞台は、愛知県・豊橋市。「大手橋北交差点」付近の歩道橋からスタートする今回の旅。番組では何度も訪れている豊橋市ですが、まだまだ知らない魅力たっぷりのエリアが…それは豊橋駅の南にある通称『水上ビル商店街』。「水上」という名は、『牟呂用水』という農業用水を暗渠化し、その上に3つの商店街ビルが連なって建てられているそうです。今回はそのうち『大豊商店街』と『豊橋ビル商店街』を歩いてみます。およそ60年前に建てられたビル群は、「昭和レトロ」と「最先端カルチャー」が絶妙に融合する不思議な空間ということで、最近の昭和レトロブームも手伝って若い世代にも脚光をあびているそうです。

最初に立ち寄ったのは手筒花火で有名な豊橋市らしい花火の専門店、その名も『天野商店』!店名を聞いたウドちゃん、さっそくお店のおかあさんとキャイ~ンポーズ♪
次に訪れたのは、『無名coffee stand』。開業して4年目のこちらは、コンクリートの打ちっぱなしを活かしたオシャレでシンプルな店内で、いただいたコーヒーに「うめ~ coffee」とウドちゃんも大満足でした♪
お菓子の卸問屋『中村商店』は箱買いできる懐かしいお菓子でいっぱい!現在の『豊橋市図書館』の場所にあった市場の頃から商売をしているそうで、当時の懐かしいお話を伺うことができました。
さらに進んでいくと、喫茶店の中からギターの音色が。音の主は豊橋在住のミュージシャン「吉田拓僧」さん。中学生の頃、吉田拓郎さんにどっぷりハマり、今もライブを続けているそう。かつてはギターを手に紅白にも出場したミュージシャン?のウドちゃんですが、もはやすっかり忘れているようでギターの手ほどきを受けることに。
『TEMTASOBI GINGER』というジンジャーシロップを製造販売するお店の店長・中川さんは、独学でジンジャーシロップの製法を学び、以前から「店を開くなら水上ビル商店街に」と思っていたそう。こちらでも手作りのジンジャーエールをいただきます。
しばらく歩いていると、「豊橋の地ビールを是非!」と声をかけていただき、1杯いただくことに。店長の小野さんがこだわりぬいて醸造したビールは絶品!美味しさに感動したウドちゃんは、店内に飾ってあるギターを手に取りますが、果たして…?
その先に、造花でできた大きなハートのあるお花屋さん『花職人 和び咲び』を発見。写真用に季節ごとに花を換えているそうで、オーナーの奥様と記念撮影♪
最後に訪れたのは、『FRUIT PUB』というバー。商店街の中でも、屋上まですべて店舗として利用しているのはここだけかも、と店長の鈴木さん。屋上が気になったウドちゃん、案内された先には、豊橋の街を一望することができる素敵なスペースが!様々な魅力が詰まった街並みを見て、しみじみ癒やされたウドちゃんでした。

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#712 7月ONAIR8月ONAIR

#712:番外編 決まっててゴメン 奈良・奈良市

事前に連絡を取った上でおじゃまする「決まっててゴメン!」今回の旅の舞台は、奈良県・奈良市。『平城宮跡』をはじめ、『東大寺』や『春日大社』など、貴重な歴史的文化財が数多く残っています。『旅してゴメン』では8年ぶりの奈良市の旅。雲ひとつない青空の下、奈良公園内にある『浮見堂』からスタートします。

向かうのは『ことのまあかり』という古代スイーツがいただける雑貨カフェですが、約束の時間まで辺りを散策することに♪『奈良公園』といえば、国の天然記念物にも指定されている「奈良のシカ」。1000年以上前から生息しているそうで、ウドちゃんの行く先々には、あちこちにシカの姿が!シカとふれあい、お互い思い合う気持ちを大事に過ごそうと感じたウドちゃんでした。
奈良公園を出た先には、明治24年創業・登録有形文化財の『菊水楼』という老舗料亭が。うなぎのお重にそそられますが、営業時間前ということで…またの機会に伺うことにし、散策を続けます。

さらに歩を進めると、右手に国宝『興福寺』が見えてきました。撮影許可をいただくため本坊寺務所を訪ねると、「少しだけなら」と案内もしていただけることに!境内には、塔やお堂、門などさまざまな建造物がありますが、度重なる火災に遭い、焼失と再建を繰り返してきたそうです。そして、今ではその多くが国宝や重要文化財に指定されています。
案内してくださった僧侶の大森俊貫さんは関東出身で、実家がお寺さんというわけではなく、自ら僧侶の道を選び学んできたんだそう。そんな俊貫さんと一緒に参拝させていただき、『興福寺』を後にします。

人でにぎわう三条通ではお土産屋さんの店先に目が♪木刀を見て懐かしんでいると、お店のおとうさんに声をかけられました。最近は外国人観光客が多いそうですが、5月からは修学旅行生が増えてくるんだとか。県内では珍しい外観の銀行を通り過ぎ、商店街で流れている歌を口ずさんでいるうちに、目的地『ことのまあかり』に到着しました。
階段を上がった先で出迎えてくれたのは、奈良を愛しすぎて、茨城から奈良に引っ越してきたという生駒さん。奈良の旅を楽しめる手帳を製作したり、奈良ゆかりのグッズが買えるほか、古代スイーツをいただくことができる雑貨カフェ『ことのまあかり』の運営をしています。ウドちゃんは、古代のチーズと言われる「蘇」やドーナツのような揚げ菓子「まがり」「さくべい」の素朴な美味しさを堪能♪ 生駒さんにとって、奈良は包容力がある場所であり、自分と向き合えるような場所なんだとか。ウドちゃんも古代に思いを馳せ、奈良市の旅を終えたのでした。

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#713 8月ONAIR

#713:番外編 決まっててゴメン 北海道・旭川市

事前に連絡を取った上でおじゃまする「決まっててゴメン!」今回の旅の舞台は、北海道・旭川市。全国的にも有名な『旭山動物園』に、「旭川ラーメン」や若鶏を豪快に焼き上げる「新子焼き」などの絶品グルメ、大自然の絶景など…魅力あふれる街です。『旅してゴメン』でも以前訪れたことのある旭川市の旅、今日は『あさひかわ北彩都ガーデン』からスタートします!

まず初めに訪れるのは、銀座商店街にオープンした『銀座サウナ』。 サウナをこよなく愛するオーナーの桐原さんが、街を盛り上げるために立ち上げたんだそうです。
4月中旬の旭川市。『銀座商店街』に設置された時計塔にある温度計に示された、3.5℃の数字に驚くウドちゃん。ひんやりと心地良い風を感じながら歩いていると、右手に『銀座サウナ』を見つけました。
コロナ禍でサウナの良さに気づいたという桐原さん、サウナの良さを皆さんに広めたい!という熱い想いで、クラウドファンディングを通し、施設をオープンしたとのこと。
「サ」と大きく書かれたのれんをくぐり、浴室へ進むと、目の前には、お酒の仕込み樽を使用した水風呂が。まずはサウナ室へ入り、体を温めます。サウナの熱さがちょっと苦手だというウドちゃんでしたが、だんだん慣れてきた様子。すると…「熱波サービスがあります」、ウドちゃん初めての熱波サービスを体験することに!強烈な熱さにびっくりするウドちゃんでしたが、熱さと冷たさを行ったり来たりしながら、サウナをじっくり味わい、「ととのい」を体験したのでした。
ととのった後は、「サ飯」。「おでん」でしめるのが銀座サウナ流とのこと…ほくほくの「じゃがいも」、お出汁の染みた「とうもろこし」など、北海道の旨みも堪能♪気持ちの良い時間を味わったウドちゃんでした。

続いては、町の北西部、1年の寒暖差が60度以上もあるという旭川市江丹別町へ。『旭川あらかわ牧場』が作る「和のチーズ」が話題なんだそうです。『あらかわ牧場』は、酪農を行う傍ら、搾乳体験、バターやアイスクリーム作りなどの牧場体験も受け入れているとのこと。そんな牧場で2代目の荒川求さんが、10年ほど前から始めたのがチーズ作り。
今回は特別に、チーズを作っているという工房にお邪魔させていただきました。熟成庫を見てみると、「びっくりした!トマトかと思いましたよ!」初めて見る、カラフルでかわいいフォルムの様々なチーズの姿が!チーズ専用の蝋(ろう)に包んだ、オランダの製法の「育てるチーズ」に興味津々のウドちゃん♪その脇には和のチーズ「和乾酪(わかんらく)」も。11種類ある中からいくつか試食させていただくことに。焼酎や日本酒に合うようにと求さんが開発した「和乾酪」。昆布だし、黒にんにくしょうゆなど和のフレーバーを楽しめる絶品のチーズを堪能♪新たな体験の数々に、大満足なウドちゃんでした。

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#714 8月ONAIR

#714:番外編 決まっててゴメン 北海道・札幌市

事前に連絡を取った上でおじゃまする「決まっててゴメン!」今回の旅の舞台は、北海道・札幌市。街のシンボルとして知られる「札幌市時計台」や水産会社が立ち並ぶ『二条市場』など、北海道最大の都市であり観光地としても人気の街です。
ウドちゃんは、「クラーク博士像」で有名な『さっぽろ羊ヶ丘展望台』から札幌市の旅をスタートします!

今回初めに訪ねるのは、札幌の奥座敷『定山渓温泉』。創業96年の老舗温泉旅館『ホテル鹿の湯』が、その長い歴史の中で、昨年初めて本格サウナを作ったとのこと。ウドちゃんは、温泉街を散策しつつ、『ホテル鹿の湯』へ向かいます。
江戸時代、修行僧の美泉定山(みいずみじょうざん)がアイヌの人々の案内で源泉に辿り着き、湯治場を開いたことが始まりと言われている『定山渓温泉』。その中でも最も歴史のある『ホテル鹿の湯』は、眼下に流れる『豊平川』など、大自然を眺めながら温泉を楽しむことができます。
『ホテル鹿の湯』のサウナは、本場フィンランド式のストーブを導入しており、サウナストーンに自動で水を加える「オートロウリュ」が自慢で本格的。約90℃の熱気の中、じんわりと汗が流れてきたところで、熱さに我慢できなくなってきたウドちゃん。「そろそろ上がります…1、2、サウナー!」火照った体に「癒し水」をかけ、「痺れ水」の中へ!「ホテル鹿の湯」の水風呂は、豊平川源流の沢水を利用しており、一般的な水風呂よりもさらに低い7~9℃。言葉にならない絶叫を発し、すぐに上がるウドちゃん!「こんな冷たい中で川の魚は生きているんですよね…すごい…」と一言。外に出てみると露天風呂が!豊平川のせせらぎを感じながら外気浴も楽しみ、温泉を満喫したウドちゃんでした♪

続いては、テンガロンハットやブーツを身に着けた「ウェスタンスタイル」で乗馬体験ができる『ワイルドムスタングス』を訪ねます。北海道の四季を馬の背中で感じることができる体験施設で、代表の山岸さんは西部劇への憧れから『ワイルドムスタングス』を立ち上げ、今では海外からも観光客が訪れる人気のスポットです。
これまで「旅ゴメ」の歴史の中でも何度か乗馬体験をさせてもらったウドちゃんですが、『ワイルドムスタングス』ではスタッフの案内のもとに馬場の柵の外へ出て、果樹園横や小川のほとりを「パトロール」できるのが魅力♪普段の目線より高い、相棒「シンディ」の背中から見る北海道の景色を満喫するウドちゃん。最後は「ちょっと坂道を走りましょう」、舗装されていない道をパワフルに駆け上がり、「パトロール」は無事に終了!
北海道最大の都市・札幌の大自然を様々な角度から味わい、堪能したウドちゃんでした♪

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#715 8月ONAIR

#715:番外編 決まっててゴメン 奈良・ならまち

事前に連絡を取った上でおじゃまする「決まっててゴメン!」今回の旅の舞台は、奈良市にある『元興寺』周辺のエリア、奈良・ならまち。『元興寺』の旧境内を中心とし、江戸時代から明治時代にかけての家屋が残る、情緒ある街並みでは、当時から続く老舗を今もあちこちで見ることができます。また、近年は古民家を改装した雑貨店やカフェもオープンしており、「歴史」と「今」を感じる、古都奈良の観光名所です。
世界文化遺産に登録される『元興寺』の東門前から旅をスタート!早速、境内におじゃまし、参拝させていただきました。国宝に指定される『極楽坊本堂』や『禅室』、さらにその屋根に使われている飛鳥・奈良時代の「日本最古の瓦」を目にしながら、「すごいですよね…ずっと見守ってくださっている」、長い間大事に守られてきた姿に歴史の深さを感じたウドちゃんでした。
参拝を終え、地図を片手に歩き始めた目の前に、気になる看板を見つけたウドちゃん。貼り紙に惹かれるように入店!笑顔が素敵な店主の小川さんがお出迎えしてくれました。明治初年創業の老舗の『小川又兵衛商店』は、お酒の卸売りをしているほか、店頭でお酒をいただくことができる「角打ち」も楽しめる老舗店。今回は特別に、店舗奥に大切に保管されている、大理石で作られた昔の看板や当時のお店の様子も拝見させていただき、ここでも歴史を感じ学んだウドちゃん。店頭へ戻り、ズラリと並ぶお酒の中から、地元の酒蔵『今西清兵衛商店』が作る「純米吟醸」をいただくことに。八重桜と青紅葉のコントラストを楽しみながらいただくお酒に「美味しいな~幸せだなぁ」、心満たされたウドちゃんでした♪
お店を後にし、『ならまち』の散策を続けます。格子戸に白壁の建物が立ち並ぶ情緒ある街並みを歩いていると、「ちえさづけの神さま」と書かれた看板が!参拝しないわけにはいかないと、『御霊神社』に伺うことに。「ここは元々、元興寺の境内地でした」と話す宮司さん。今回、ウドちゃんが歩いてきた一帯が、かつて広大な敷地面積を誇った『元興寺』の旧境内であるとのこと…『元興寺』の往時の偉大さを感じたのでした。
最後に、2020年に現役大学生だった西奈槻君と奥野亮太郎君が始めた麻婆豆腐ラーメン専門店『すするか、すすらんか。』へ向かいます。「すす」と書かれた白いのれんをくぐると、スタイリッシュな空間が!コロナ禍で友達とも会えず、「何かがしたい!」と思ったオーナーの西君。麻婆豆腐が得意な奥野君に声をかけ、お店を始めることにしたのだそう。若い2人の話に興味津々のウドちゃん、彼らの行動力のすごさに感銘を受けます。西君の作る麻婆豆腐は、本場中国から取り寄せた香辛料を自らブレンド、独学で追及した自慢の逸品。一口目の辛さに驚きつつも、だんだんと西君の味の奥深さに魅了されるウドちゃん。
長い間大切に守られてきた歴史ある「ならまち」、その中に芽生えるフレッシュで熱い想いも感じることができた味わい深い旅となりました。

ウドちゃんの旅してゴメン

#716 8月ONAIR

#716:旅してゴメン 岐阜・馬籠宿

これまで期間限定で行ってきた、事前に連絡を取った上でおじゃまする「決まっててゴメン」。今回3年ぶりに、自由気まま♪行き当たりばったりの旅ゴメスタイルを再開します!
今回の旅の舞台は、岐阜県の東部、長野県との県境にある、旧中山道の宿場町『馬籠宿』。日本を代表する作家「島崎藤村」の生まれ故郷でもあり、近年では外国からの観光客にも大人気の観光スポットです。
ウドちゃんは、『馬籠宿』の一番上にある『陣場上展望台』から、今回の旅をスタートします。この日は曇っていましたが、晴れていれば、目の前には『恵那山』、右手には中津川市の市街地まで一望できる絶景スポット。またそこには、島崎藤村が愛したニーチェの言葉の石碑があり、藤村の人柄に触れたウドちゃん。
石畳の坂を下りていくと、横断歩道が。「久々ですね、どっちから行きましょうか」行き当たりばったり旅の醍醐味。横断歩道を渡れば宿場町ですが、「なんとなく…」と右へ降りていくことに。進むにつれ、なんとなく違うと感じたのか、県道を外れ、脇道へ入ることにしました。生活道路沿いのようで、田んぼや畑があちこちに!爽やかな風を感じながら歩いていると、田んぼの水面に映る「白い花」に目が留まります。その花が気になったウドちゃんは木を探して、先へと進むと、白い花の咲く木を発見!「なんじゃもんじゃ!?」珍しい名前に大興奮♪
道中で日向ぼっこをしている猫に導かれるようにして、やっと宿場町へ到着。と、目の前には「五平もち」と書かれたのれんが揺れる甘味処『かなめや』。おじゃますることにしました。「なんじゃもんじゃの木」、お母さんの話によると、もっと大きな木があるとのこと。馬籠宿の歴史を伺いつつ、「五平餅」をいただきました。昔は、『藤村記念館』で提供していた「五平餅」ですが、大工さんだった義祖父「牧野要治」さんが今の場所にお店を構えたとのこと。記念館前の記念碑に名前が刻まれていると伺ったウドちゃんは「名前探してみます」、お店を後にしました。
宿場町の風景を楽しみながら坂を上がっていくと、『藤村記念館』に到着!入口前にある碑に、「牧野要治」を確認したウドちゃんは、挨拶をして館内へ。責任者の齋藤さんから「藤村」という名前の由来や文学者になった経緯などをお聞きし、かつて『かなめや』の女将さんたちが「五平餅」を提供していた『ふるさとの部屋』も見学しました。

再び宿場町の石畳を降りていくとお土産屋さんを発見。かわいい猫がお出迎えしてくれました♪店内には、たくさんのお土産が並ぶ中、ウドちゃんが気になったのは、稲わらで作られた「春駒」という「春が跳ね込む」といういわれのある縁起物。昔から馬籠で作られている民芸品だそうです。
「なんじゃもんじゃの巨木」を探すウドちゃん、宿場町の坂をさらに降り、棚田の緑が美しい街道を進むと、民家の横に大きな「なんじゃもんじゃの木」を発見!なのですが、なんだか不安げなウドちゃん。果たして…?

「なんじゃもんじゃの木」探しを通して、藤村の愛した馬籠宿の魅力を味わったウドちゃん。3年ぶりの気まま旅、いろんな人との会話も楽しみながら、ゆったりと終えたのでした。

ウドちゃんの旅してゴメン

(C) メ~テレ

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