
エンタメ~テレクション
ウドちゃんの旅してゴメン
あたたかな笑い、優しさ、ほのぼの、キュンとする気持ち…。
ウドちゃんの笑いと優しさがいっぱいの行き当たりばったりの旅。
"忘れかけていた気持ちを、ウドちゃんが気ままな旅を通じてみなさんにお届けします。出会った人々も気さくに接してくれる、台本のない旅。「旅番組」というよりは「旅のドラマ番組」。ユニークな人々との出会いによって、旅が予期せぬ方向にむかうことも!?ウドちゃんの笑いと優しさがいっぱいの行き当たりばったりの旅、お楽しみ下さい。
※新型コロナウィルスの影響で、事前に連絡を取った上でおじゃまする「決まっててゴメン」を放送しています。
On Air Schedule
エンタメ~テレ☆シネドラバラエティ オンエアスケジュール
12
2023 December
#630
14(木)15:10-
#631
28(木)15:10-
#677
1(金)15:00-
#678
5(火)15:00-(初)
8(金)15:00-
#679
12(火)15:00-(初)
15(金)15:00-
#680
19(火)15:00-(初)
22(金)15:00-
#681
26(火)15:00-(初)
29(金)15:00-
1
2024 January
#635
11(木)15:10-
#636
25(木)15:10-
#637
28(日)12:30-
#682
2(火)15:00-(初)
5(金)15:00-
#683
9(火)15:00-(初)
12(金)15:00-
#684
16(火)15:00-(初)
19(金)15:00-
#685
23(火)15:00-(初)
26(金)15:00-
#686
30(火)15:00-(初)
Cast
出演
ウド鈴木
血液型:AB型
星座 :やぎ座
性格 :竹を割ってまたくっつけたような性格
好き :豚のしょうが焼き定食、綿棒、上戸彩ちゃん、エントランス
嫌い :アップルパイ、落ちているトイレットペーパーの芯、生きたシャコ、手前に引くドア
Episode
番組内容
#630 12月ONAIR
#630:番外編 決まっててゴメン 愛知・豊橋市
今回も旅の情報をもとに、あらかじめ連絡を取りお邪魔する『決まっててゴメン!』
まずは、『キッチンカーで日本一周した人がいる』という情報で、安久美神戸神明社の参道に出店している「コスキッチん」へ。
キッチンカーオーナーの大久保さんは、豊橋市内のホテルでフレンチのシェフとして働いていたが、独立を機に友人と二人で1からキッチンカーを製作。「いろんな土地でいろんな人に出会い、見識を広めたい」という思いで、北は北海道から南は沖縄まで、キッチンカーで寝泊まり。時には現地で知り合った方に泊めていただきながら、なんと2年かけて2周したという。
この旅で知ったのは『優しさの循環』と『カッコイイ大人』だとか。ある日出店場所を借りたお礼に缶ビールを持って挨拶に行くと、「そんなモノはいらん!俺も若い頃、いろんな人に助けてもらって今がある。だから今俺に返すんじゃなくて、いつか君が誰かを同じように助けてあげなさい」と言われ、カルチャーショックを受けたという。
どの土地に行っても必ず誰かが助けてくれた、その恩返しができる日が来るまで、キッチンカーでカレーを売り続けるという。
オススメは“日本縦断カレー"!山形牛ハンバーグとうずら卵をトッピングしていただきます。
欧風の中辛カレーはまろやかなコクがあり爽やかスパイシー。トッピングのハンバーグも山形牛100%でこのカレーにピッタリ!
あっという間に完食したウドちゃん、「この味は日本列島、全国の人が知っているんですね!」と感動。
続いては、「ほら貝ショップ 穂の国」へ。
社長の林さんはこの場所で55年間、中古車販売と自動車整備工場を経営していたが、引退と同時にほら貝専門店を開こうと決意。20年ほど前、湧き水を汲みに行った山でたまたま聞いた「ほら貝」の音色に惚れ込み、ほら貝の復興に取り組むうち、自分で製作するそう。さらに、ほら貝を思いきり吹くための練習用のスタジオを作り、ほら貝の講習会などを開いているそう。
「ほら貝を吹く人に会ったことはあるけど、作る人には初めて会いました…」とウドちゃん。林さんから「音が出たらほら貝あげるよ」と言われ、練習スタジオへ。
林さんのお手本を聞くと、想像以上の迫力ある音がスタジオいっぱいに広がり、心まで揺さぶられるような不思議な気持ちに。ウドちゃんは「色に例えるなら金色のうねりが、スタジオ中を駆け巡って外へ抜けて行きましたね!」と大興奮!そしてウドちゃんもチャレンジ!なんとか音を出せたので、ほら貝をプレゼントしていただきました。
最後は、手筒花火好きがこうじて、手筒花火型の日本酒を作った杜氏さんがいる「伊勢屋商店」へ。
創業100年で小林さん一家が家族だけで日本酒を造っている造り酒屋。豊橋市内にはもう2軒しか造り酒屋は残っていないそう。社長であるお父さん、その息子の周太郎さんが4代目杜氏で、ほぼ一人で酒造りをしているという。
豊橋の手筒花火は、祭の1ヵ月ほど前から各町内会で集まって竹を切り出しに行き、公民館に集まって年長者が新米に教えながら自分達の手で1本ずつ手作りするのだそう。「手筒は、皆で集まって作るまでがお祭りで、祭が始まったらもう終わったようなもんだ」と話すお父さん。お父さんも周太郎さんも手筒花火の勇壮さと伝統の重みに惚れ込み、ずっと参加してきました。
そして考案されたのが、『陶器で出来た手筒型の容器』に入った日本酒。見た目は手筒花火にソックリ!
「こうですかね?」と手筒花火を上げるスタイルに構えるウドちゃん。
一升瓶のラベルには、社長が手筒花火の祭りに参加している写真が!
いつの日か皆さんと一緒に手筒花火を作りたい、近くで見たい、いや、自分の手で手筒を上げてみたいと思うウドちゃんでした。
#631 12月ONAIR
#631:番外編 決まっててゴメン 愛知・安城市
今回も旅の情報をもとに、あらかじめ連絡を取りお邪魔する『決まっててゴメン!』
最初に向かったのは、野菜を使ったお寿司を作る「どんぐり本店」。
出迎えてくれたのは野菜のお寿司の考案者の由香さん。自分が楽しくお寿司を作りたかったことや、子どもたちに楽しく旬の野菜を食べてもらいたいという思いで作ったそう。カラフルでかわいい見た目が受け、女性にも人気なんだとか!
ウドちゃんが頂いたのは、にんじんの巻き寿司とチンゲン菜とエビの握り寿司。ご主人や家族の協力もあって作られた野菜寿司を美味しく頂きました。
続いては、安城市和泉地区で長そうめんを作る「間杉手延製麺所」へ。
江戸時代中期から伝わる製法を守り、家族で早朝から作られる“和泉手延長そうめん"。その特徴は3メートル60センチという長さ。一度乾燥させてから湿気を与える半生もどしも特徴のひとつ。
麺自体にうま味が凝縮されている長そうめんをつるっといただき、ウドちゃん大満足♪
最後は、消しゴムはんこ作家のうえむらゆみこさんを訪ねます。
A4サイズの特注消しゴムに彫られた細かい模様にウドちゃん感動!
うえむらさんが消しゴムはんこを始めるきっかけになったのは、娘の入院に7ヶ月付き添うことになったとき。病室で娘や周りの子どもたちに彫ってあげたこともきっかけとなり、2013年頃から作家として活動を開始。現在は消しゴムはんこの講師も務めたり、数々の作品展に出品し、賞を受賞するほどの人気作家。
先月賞をとったものの、授賞式が中止に。代わりにプレゼンター・ウド鈴木がトロフィーを授与させていただきました。うえむらさんの今後の活躍を期待しながら、旅を終えました。
#635 1月ONAIR
#635:番外編 決まっててゴメン 愛知・みよし市
今回も旅の情報をもとに、あらかじめ連絡を取りお邪魔する『決まっててゴメン!』
まずは、落花生やイチゴを作る「美岳小屋」へ。現在は落花生の栽培シーズンで、広大な畑一面に落花生が育てられています。
憧れだったという消防士を10年勤めた林さんですが、おじいさんが開拓した畑の跡を継ぐため農家への転職を決意。どうせやるなら、他にはないものを作ろうと思い、落花生100%の無糖ピーナッツバターを自家製造しています。
ウドちゃん、ピーナッツバターを試食してみると、その濃厚さに感動!1本のビンにおよそ200粒のピーナッツが入っていて、まさに他にはない味でした!
続いては、若手農家に人気という「軽トラ幌専門店ラクホロ」へ。
1964年創業の安田製作所。金属加工を行う会社で、主にトラックの幌の骨組みを作っているそうですが、3代目社長の安田さんが、「幌の開閉がスムーズに出来ない」など、農家さんの悩みを解決するため、2014年に「ラクホロ」というブランドを立ち上げ、軽トラック用の幌を開発。
実際に見せていただくと、なんと幌の側面をワンタッチで開けることができ、ウドちゃん驚き!開いた幌は日よけにもなり、農家さんが休憩するにも最適な環境を作ってくれる幌なんです。
最初は社員から「本当に売れるのか」という声もあったそうですが、今では全国から注文が殺到するほど農家さんの助けにもなっているんだとか。
最後は、地元の高校の購買で“みよし柿カレー"を販売している小林さんのもとへ。
とにかく明るい小林さんは、もともと小学校で給食の配膳員をしていた時に、子どもたちが柿を残す姿を見て「特産なのにもったいない」と感じ、柿を使ったカレーを考案。現在はお昼になると地元の高校4校を日替わりで周り販売しているんです。
その人柄から、各高校に小林さんのカレーを待ってくれている生徒もいるそうで、互いに元気を与える存在なんだそうです。ウドちゃんも“みよし柿カレー"を美味しくいただき、小林さんから元気をもらうことができました!
#636 1月ONAIR
#636:番外編 決まっててゴメン 愛知・岩倉市
今回も旅の情報をもとに、あらかじめ連絡を取りお邪魔する『決まっててゴメン!』
まずは、日本初の『プロスクーターライダー』の榊原颯吾さんに会いに行きます。「スクーターってなんでしょう?」と想像を膨らませながら向かうウドちゃん。
“フリースタイルスクーター"は海外では人気のスポーツ。「キックボードの競技バージョンという感じ!」と話す榊原さん。技を自由に組み合わせ、正確さや美しさを競います。
榊原さんのダイナミックでアクロバットな演技に拍手も忘れ驚くウドちゃん。
“フリースタイルスクーター"にウドちゃん初挑戦!
榊原さんに褒めて伸ばされ、S字ターンができました!達成感にテンションが上がるウドちゃん!
続いては、ウドちゃん憧れの名古屋コーチンが食べられる「千成」へ。
30年ほど前から名古屋コーチンを取り扱う千成のご主人は、楽しみにしているお客さんの為に、早朝から希少な部位を仕入れているんです。
その中でも特に珍しく、幻とされる“白レバー"をいただきます。とろける美味しさに感動するウドちゃん!
他にも、もも肉や鶏ちゃん焼きなど自慢の名古屋コーチン尽くしを堪能しました♪
最後は、韓国のお餅を販売する「花餅sung」へ。
オーナーが韓国で技術を学び、ひとつひとつ丁寧に仕上げる花細工が見事な“花餅"や見た目が芋そっくり!その名も“ほぼ芋"というお餅が岩倉市でいま話題なんです。
その見た目に心を奪われた"ほぼ芋"をいただきます。「さつまいもの上品な甘味が噛めば噛むほど、口の中で笑顔に踊ってる感じですね」とウドちゃん♪
食事にもばっちりな“ほぼじゃが"もいただき、美味しさに大満足で旅を終えました。
#637 1月ONAIR
#637:番外編 決まっててゴメン 愛知・半田市
今回も旅の情報をもとに、あらかじめ連絡を取りお邪魔する『決まっててゴメン!』
まず最初は、江戸時代に大流行の『早すし』を再現した“尾州(びしゅう)早すし"をいただくため「豊場屋 南店」へ。
江戸で当時一大ブームを巻き起こした握り寿司は、サイズも大きく塩も大量に使うものだったと言われています。半田で生まれたミツカンの粕酢がブームの一翼を担い、当時のレシピをもとに“尾州早すし"として復活したという。「とんでもなく美味しいものではないんですよ!」と話すご主人。
「尾州早すし、大きいですね!」とウドちゃんびっくり!見た目は寿司というよりおにぎりのようなサイズ。そして、酢と塩がメインの味付けは独特の風味になっていて、今よりもすっぱくてしょっぱい。
ウドちゃんが食べている間も、江戸前寿司にまつわるこぼれ話を教えてくださるご主人。日本の寿司文化をまるごと堪能できました。
続いては、「ボタン工房トミタ」へ。
創業75年、長年のお客さんからも厚い信頼を集めるボタン専門店。既製品のボタンを仕入れて販売するだけでは満足できず、自ら手を加えてオリジナルのボタンを作成したりと、ボタンの可能性を探り続けてきた冨田さん。
「このボタンには砂が入ってる」「砂?」意外な材料に困惑するウドちゃん!
今着てるウドちゃんの緑色の服に合うボタンを選んでくれたりと、ご主人のボタンに対するこだわりに圧倒され続けました。
そして最後は、ダンボール遊具を作っているダンボールの会社「トミタパックス」へ。
お邪魔すると、すべり台や平均台などダンボールで作られた遊具が並んでいました。
「ぜひ乗ってみてください」「僕80kgありますけど!」と恐る恐るダンボールの平均台に乗るウドちゃん。
滑り台や平均台など大人が乗っても耐えられるほど頑丈でしかも軽い!専門の会社ならではの熟練技術が注ぎ込まれており、最初は幼稚園や保育園向けに作られたダンボール遊具でしたが、一般家庭からの問い合わせも増えているんだとか。
「仕事に追われる知り合いの保育士さんを見てダンボールで助けられることはないか考えた」と担当の鳥居さん。ダンボールのすべり台もウドちゃんの体重を見事支え、「すごい!僕が乗っても大丈夫!」ダンボールの頑丈さを肌で感じました。
#677 12月ONAIR
#677:番外編 決まっててゴメン 岐阜・下呂市金山
連絡を取った上でおじゃまする「決まっててゴメン!」今回は飛騨と美濃の境にある飛騨路の玄関口の町。
まず初めに訪れたのは、金山町観光協会が町の魅力のひとつとして開催している『ミネラルハンティング・ガイドツアー』。このツアーの発案者である中島さんと待ち合わせ。『ミネラルハンティング・ガイドツアー』は、昭和30年代から40年代後半まで「蛍石」という鉱石を産出していた鉱山跡を訪ね、今でも残っている蛍石を探し少しだけ持ち帰ることができるという近年人気のツアーなんです。
中島さんの案内で林道を歩くと、かつての坑道が山肌にぽっかり口を開けていました。早速ヘルメットをかぶり坑道の奥へ!そしてほんの10数m進んだところで中島さんが全ての灯りを消して真っ暗闇に!ビックリするウドちゃんに構わず、中島さんが特殊な紫外線LEDライトを取り出します。それで坑道の壁面を照らすと… 石英の鉱脈に沿って青く光る蛍石の鉱脈が!そして足元を照らせば、まるで真っ暗な宇宙に銀河のようににちりばめられた星のように青い光が一面に!思わず「うわー!!」と叫ぶウドちゃん。感動しきりのウドちゃんに「こんな風景はここでしか見られないでしょうね」と中島さん。そしてこのツアーの最大の魅力、沢で蛍石のカケラを探すことに。肉眼で見ただけで蛍石を発見するのはかなり難しいのに、中島さんのアドバイスでウドちゃんも無事に発見!青く輝く小さなこの星のカケラをいくつか見つけたウドちゃんは、大興奮で地球の不思議に驚くばかりなのでした。
次に訪れたのは「国道41号が好きすぎて何のお店か分からなくなったタイヤショップ」
ということで金山町の中心部にある『杉山タイヤ商工』へ。国道沿いのお店を訪ねると自動車整備工場なのに事務所がほとんどファンシーショップ!迎えてくれた杉山さんはユニークなキャラクターで、ウドちゃんが思わず「芸人さん…ですか?」と聞くほど面白い!本業はタイヤショップの3代目で金山町の観光協会員でもあるんだそう。
東海北陸道や中央道など高速道路が整備されてからは、わざわざ国道を使う人が激減し、地元金山町、国道41号を愛して止まない杉山さんは何とかこの取り残された地区を盛り上げたい!と色んなことにチャレンジするうちに、一体何のお店なのかわからない状態になったそう。アメコミキャラクターや輸入トイで溢れているし、倉庫スペースには地元のアーティスト集団が作った高さ2.5mはある扇風機のガードなどで作った廃物アートのクマちゃん!さらには「ボルダリング」のスペースもありました。そんな杉山さんからウドちゃんへのお願いが『伝家の宝刀、キャイ~ンポーズ』を一緒にやって欲しい!という、ウドちゃんにとってはごくフツーの事。そんな風に言われたことのないウドちゃん、過去最大のエネルギーを注ぎ込んで「キャイ~ン!!」。「こんなにキャイ~ンポーズを尊敬してくれる人に会ったこと無いです…」と清々しい気持ちで旅を終えるウドちゃんなのでした。
#678 12月ONAIR
#678:番外編 決まっててゴメン 愛知・常滑市
事前に連絡をとった上でお邪魔する「決まっててゴメン!」今回は愛知・常滑市の旅!
常滑港保示ふ頭から旅をスタート。常滑市の旅の思い出はというと、巨大な招き猫「とこにゃん」を見て、色紙にも描いたことだそうで、そんなことを思い出しながら常滑街道を歩くと、1件目の目的地『三角庵』に到着。
まるでウドちゃんと同じ髪型・髪色の3代目ご主人、3代目のお母さんにもあたる鈴代さん、パート歴47年の田中さんの3人が出迎えてくれました。
昭和2年にお店を始めたときは「朝日屋」という屋号でしたが、現在は『三角庵』として営業。店名の由来は、何年も前に、道を作る際に削られて土地が三角形になったから『三角庵』に屋号を変えたんだとか。
そして早速お店の看板メニューが「黄金餅(おかねもち)」を注文します。
テーブルに運ばれたのは大きな鉄鍋。蓋を開けると、餅、エビの天ぷら、鶏肉、エノキ、しいたけなど、12種類ほどの具材が入ったスペシャルな味噌煮込みうどんが!鍋の底からうどんを掘り出していただきます。ウドちゃんが気になる「黄金餅」というネーミングは、2代目が不景気だった時代に「週に1回でもこれくらいのものが食べられるようにしなさい」という思いで考えたんだとか。3代目のご主人は、その味とメニューを守り続けているんです。そんなご主人と看板娘のおふたりに元気をもらったウドちゃんでした。
続いて、何十年も前には窯元が密集していたという地区へ。
お邪魔したのは、昭和初期から植木鉢を製造し続ける窯元『水川製陶』。5代目が伝統の植木鉢から幻想的なランプシェードを作っているのだそう。
植木鉢に釉薬をかけている4代目が作業をしていたり、10m級のとても大きな窯があったりと、暑い窯の中を見学。植木鉢を焼いたあとは60度くらいの温度になり、その中で汗だくになりながら作業しているそうです。
そして、5代目が2013年から制作し始めたのが「陶華光」と名付けられたランプシェード。
植木鉢を逆さにした状態で、カービングナイフを使い器用に植木鉢の側面をくり抜いていき、模様を描いていくんです。完成品に明かりを灯したものを見せていただくと、ランプシェードから漏れる柔らかい光に「光がふっと語りかけてくる様な感じ!」と感動のウドちゃん。
水川製陶では、代々がオリジナルの作品を作ってきたこともあり、5代目は「植木鉢じゃない何か違う物に発展させたい」と、ランプシェードを作り始めたんだとか。
ウドちゃんもこの素敵なランプシェードのような温かい光が灯せるような人になりたいと思うのでした。
#679 12月ONAIR
#679:番外編 決まっててゴメン 愛知・南知多町
事前に連絡をとった上でお邪魔する「決まっててゴメン!」今回は海水浴場に離島めぐり、満開のヒマワリ畑と まさに夏を満喫できる愛知・南知多町の旅!
まずウドちゃんが向かうのは、ベビーリーフやマイクロリーフを高級レストランなどに出荷している真野文宏さんの農園『me babygreens & edible flowers』。近年栽培を始めた「エディブルフラワー」が話題なんだそうです。
エディブルフラワーは、食用花として認められた品種を、ガイドラインに則って栽培した「食べられる花」のこと。真野さんはそんなエディブルフラワーを見た目だけではなく味にもこだわって栽培しているんです。
ハウスにお邪魔すると、彩り豊かに咲き誇る花の数々!「これが食べられるんですか!信じられない!」とウドちゃん。酸味があるベゴニアに、牡蠣やワサビ、キュウリの味がする花まで様々。
そしていざ実食!真野さんおススメのナスタチウムを頂くと「美味しい!なんか食べたことのあるような味だな・・」とウドちゃん。実はカイワレ大根に似た味で、和食に添えたりできるんだそう。目で見て癒され、そして食べてまた幸せを感じたウドちゃんなのでした。
続いて向かうのは創業70年以上のせんべい屋さん『わんこのおせんべい ふりり』へ。そんな老舗がわんこ専用のおせんべいを販売しているんだそうです。ご主人とお母さんが迎えてくれました。
お客さんの声から生まれたわんこ用せんべい、三代目の濵本益彰さんがわんこ大好きだったこともあり、みるみるうちに店の主力商品に。今では店の棚のほとんどをわんこ用が占めているんです。わんこ用であっても、伝統の製法はそのままに安心安全のせんべい作りを続けているため、人間が食べても問題ないんです。
お店の味見係だというグルメの“もかちゃん”も登場し、ウドちゃんとご対面!
「僕、仕事でワンちゃん用のご飯は食べたことあるんですよ、でもおせんべいは無いです」 とウドちゃん。シラスのせんべいをちょっと味見してみます。「うん!シラスがふんだんに練りこまれてますね!」
伝統を受け継ぎつつも、せんべいに自分の色をプラスした益彰さんとそれを支えるお母さん。ふたりとも「好きなことをしている今が一番楽しい」と語ります。ふたりとの時間はあっという間で、終始和やかな雰囲気で旅を終えたのでした。
#680 12月ONAIR
#680:番外編 決まっててゴメン 滋賀・近江八幡市
連絡を取った上でおじゃまする「決まっててゴメン!」今回は滋賀・近江八幡市の旅。
八幡山から見下ろす絶景を前に旅をスタートしたウドちゃん。ロープウェイを下り、日牟禮八幡宮の参道、八幡掘の風情ある街並みを眺めながら「いい景色ですね~」と近江八幡の散策を堪能。そして最初のお店を目指します。
まずウドちゃんが向かうのはお米屋さんとして創業し、今は地元の常連さんに親しまれるお総菜屋さん『三松(さんまつ)』。お店のカウンターには手間をかけて作られたおいしそうなお総菜がズラリ!フレンチを修業した息子さんが作っていて、先代のころよりもお総菜の種類を増やしたりイートインのランチをはじめるなど新たなお店作りに取り組んでいます。
ウドちゃんがいただいたのは自慢のお総菜がたっぷり乗ったおばんざい膳。ウドちゃんも大好きな夏の野菜がふんだんに使われていて「おいしい!最高!!」と大満足の様子。すると壁掛け時計からボーンと響く懐かしい音。三松の親戚の家に遊びに来たような懐かしい雰囲気に癒され、思わず「ただいま!」と声をあげたウドちゃんなのでした。
続いては木製の数珠・木珠(もくじゅ)の生産日本一という近江八幡市にある数珠メーカーの『カワサキ』。近江八幡市の数珠づくりは聖徳太子によって広められたと伝えられていて、歴史と伝統の技術を活かしながら、女性社員が中心となって生み出したカラフルなウッドアクセサリーも製造しているそうです。色とりどりの木で作った美しいアクセサリーに驚くウドちゃんに「決して色を付けているのではなくて、自然の色なんです」と社長。緑や赤や黄色の木のアクセサリーを見せてもらい不思議な感覚を覚えます。
そして、昭和初期まで使われていたという珠を丸く削り出す道具を見せていただき「これは大変な作業!」珠のひとつひとつを手作業で削っていく途方もない仕事にウドちゃんも驚き!
さらに、材料の持ち込みにも対応しているカワサキは、古くなって取り壊されたお寺の材木から数珠をつくることも可能なんだそうです。「ただ捨てるんじゃなくて、より大事にしていただけますよね」と社長。全国でも珍しい取り組みに様々な問い合わせがあるんだそうです。近江八幡の古い歴史と新しい名産品を見ることができ、興味津々のウドちゃんでした。
#681 12月ONAIR
#681:番外編 決まっててゴメン 滋賀・竜王町
旅の始まりは『竜王観音禅寺』というお寺の境内にある大きな池から。龍好きのウドちゃんは池のほとりに佇み「龍神さまがいらっしゃるんでしょうね…」とポツリ。
まず訪れるのは『竜王町にしかない「足太あわび茸」を栽培している』という『レコズ ファーム』。キノコで町おこしをしたい!と願う社長が亜熱帯にしか自生しないキノコの栽培に成功したんだそう。ハウスを訪ねると、社長の邑地礼子さんがお出迎え。早速『足太あわび茸』の栽培されている様子を見せていただきます。
元々はインドや台湾あたりに自生するキノコを日本国内で菌床栽培する方法を開発、軸が太く傘まで緩やかに続くヒダの様子が美しく、身を切った時の白さや歯ごたえがまるで貝のアワビのような『幻のキノコ』だということで邑地さんが命名したんだそう。そんな高級感のあるキノコを見たウドちゃんは「品があってエレガントですね。」と驚いた様子。
そして調理師の資格もある邑地さんお手製の、足太あわび茸を使った「バター炒め」と佃煮を使った「ピザトースト」をいただいたウドちゃんはその食感と美味しさに感動。ピザトーストは佃煮とチーズの風味がベストマッチで激ウマ!なんですがウドちゃん、伸び〜るチーズと大格闘!「足太あわび茸の売上げも伸びていくことでしょう」 と上手いこと切り抜けたのでした。
次に訪れたのは日本で2軒しかない幻の「切り花のイングリッシュローズ」を生産・販売している『杉本ばら園』。家庭でも栽培できるイングリッシュローズは販売されているが、花束やアレンジフラワーに使われる「切り花」のイングリッシュローズは開発したイギリスの「デビッド・オースチン社」のライセンスを受けたバラ農家しか栽培する事ができないんだそう。
杉本さんは元々バラ農家として父の代から50年、バラ一筋で農園を続け「他に無いもの」を追求し続けた結果、その実績を認められ見事ライセンスを取得。
花も大好きなウドちゃん、興味津々で色々聞いていくと、「実はバラにも流行があって、4~5年ですべて入れ替わる」のだそうだ。また、地方によってもバラの流行に差があり常に最新の情報を仕入れて栽培・出荷していると聞いてビックリ!古墳時代から農業地帯として様々な作物を産み出してきた竜王町で、今回は2つの「幻の作物」に出会うことができたウドちゃんなのでした。
#682 1月ONAIR
#682:番外編 決まっててゴメン 三重・津市
事前に連絡をとった上でお邪魔する「決まっててゴメン!」今回は三重・津市の旅!
大須観音、浅草観音と並び日本三大観音のひとつ「津観音」からスタート。過去にも来たことのあるお寺で、数年ぶりにお参りします。そして、おみくじを引くと・・・まさかの「凶」!!!
お寺の方に「あとは上へあがるだけ」とフォローをいただきました。
津観音から歩いていると、証券会社の屋上に巨大なドームが!とても気になるウドちゃん。
そんな中1件目に訪れたのは、1626年に創業し、津城に紙や筆を納めていた紙屋さん『村田紙店』。出迎えてくれた店主・武田さんは、6年前に亡くなった父の後を継ぎ、世界中の紙をお店に並べ始めたんです。お父さんの代までは卸し一筋でしたが、創業390年目にして初めて小売りをはじめたという村田紙店。
近年では、国宝にも指定されたお堂がある「高田本山専修寺」の御朱印帳を作り話題になっているんだとか。90歳のお母さんと一緒に手作りで作っているんです。
また、村田紙店ではワークショップも開催。ウドちゃんもマイうちわを作って世界の紙を楽しんだのでした。
続いては一志町の田畑に囲まれた自然豊かな地区へ。
杉板の上でお肉を焼く、杉焼き料理専門店『シダーワークス』に向かいます。アウトドア好きの店主後藤さんが、たまたま見た雑誌から魅力を感じお店を始めたんです。それまでは、福祉関係の仕事をしていましたが、もっと「津の良さを生かした仕事がしたい」と思っていたこともあり、一念発起。使っている食材や、杉板のほとんどを“地元産"にこだわっているんです。
そして特別に外で鶏肉を焼いてもらうことに・・・。
杉焼きは、くん製に似た調理法ですが、大きな違いは水分量。くん製は水分を飛ばして燻すのに対し、杉焼きは杉板を水に付け込んだ板の上に生肉を置き、板ごと焼き上げるため、お肉の水分が逃げにくく柔らかいまま木の風味がつくという、珍しい調理法なんです。
杉焼きチキンをいただいたウドちゃんは、「うわぁ~うまい!うま杉焼きチキンですね!!」と大絶賛!
使う杉板や、ランチで出している野菜など、地域の方に支えられながらお店をやっている後藤さん夫婦。そんな2人が作る杉焼きランチは、津の良さがたくさん詰まった料理で、「これからは杉焼き料理の時代ですね!」とウドちゃんも感動。初めての杉焼きを堪能することができたのでした。
#683 1月ONAIR
#683:番外編 決まっててゴメン 三重・津市白山
事前に連絡をとった上でお邪魔する「決まっててゴメン!」
旅の舞台は「三重・津市白山」 県内最大の面積を誇る津市の中でも自然豊かなエリアです。
まずウドちゃんが向かうのは、老舗の衣料品店『やまちょう』。 近年販売を始めた手専用の布団、〝おてぶとん〟が話題なんだそうです。「初耳ですね~、おてぶとん!」興味津々でお店を目指すと…店の前で迎えてくれたのは、大きなウェルカムボード!「ウドちゃん ようこそ」大歓迎にご満悦のウドちゃん。
明治時代に創業した『やまちょう』の店主 園さんは衣料品店を営む傍ら、読み聞かせ活動や旅行やイベントを企画するなど 地域の人たちを楽しませるために様々な活動をするアイデアマンなんです。そんなご主人が開発した 寝る時に手にはめる手専用の布団「おてぶとん」を付けたウドちゃんは、「母ちゃん!」と心に沁みた様子。
「おてぶとん」には園さんのあったか~い想いがつまっていました。
続いて向かうのは、7年半をかけ、自転車で日本一周の旅をし、古き良き日本に心酔した土居一洋さんが営むだんご屋さん『ひとえや』。石臼や杵、かまどを使い、昔ながらの製法でだんごを作っているんです。
『ひとえや』は〝江戸時代の茶屋〟を目指して1年前にオープン。食材はもちろん調理器具まで日本産、昔ながらの製法でだんご作りをしているんです。
ウドちゃんが気になるのは、やはり だんご屋さんになるきっかけにもなった「日本一周の旅」を始めた理由、そこに〝ある一冊の本〟の存在があったんです。本との出会いに突き動かされ、7年半もの間自転車をこぎ続けた 土居さんのエネルギーに終始圧倒されるウドちゃん。
そんな土居さんが思いを込めて作った自慢のだんごをいただきます。「う~ん!おいしい!」と大満足のウドちゃんなのでした。
#684 1月ONAIR
#684:番外編 決まっててゴメン 岐阜・土岐市
連絡を取った上でおじゃまする「決まっててゴメン!」今回は岐阜・土岐市の旅!
お隣の多治見市、瑞浪市と共におよそ1300年の歴史を誇る美濃焼の里として知られる街を訪ねます。
そんな中で旅をスタートしたのは製陶所が立ち並ぶ駄知(だち)地域。ここで製陶所の倉庫を改装してドライフルーツを製造販売している『多々楽達屋(たたらちや)』におじゃまします。東京の銀座三越、ジェイアール名古屋タカシマヤなどのデパートに出店するほどの人気なんだそうです。「コスタリカのパイナップルをどうぞ」と早速試食を勧められ「びっくりするぐらい甘みがあふれておいしい!」とお砂糖を使っていない絶品ドライフルーツに感動するウドちゃん。
そもそもなぜ陶器の街でドライフルーツ?「最初は陶器を売りたくて器にドライフルーツを入れて販売していたんです」と社長。しかしなぜかドライフルーツのみが評判になってしまったとのこと…。今はバリエーションも約100種類に上り、「砂糖を使わない」をメインコンセプトに自社製造しているんだそうです。社長のバイタリティーとユニークな経歴に感心しきりのウドちゃんなのでした。
続いては、「食べられない洋食屋」という展示会が話題になった画家の中村さんを訪ねます。
クリーニング店を営みながら作品を描き続け、日展に10回の入選を果たした中村さん。
実は日展に応募したことがあるウドちゃんは中村さんの絵に興味津々。陶器どころの土岐市で廃棄されるはずだったお皿を譲り受け、エビフライやカツカレーなど料理を描いて、まるで本物のようなリアルなアートを完成させました。ウドちゃんも「すごい!おいしそう」と、そのお皿アートのクオリティーに感動!「これまで100枚は描きました」という中村さん。「揚げ物は簡単ですよ。色が決まってるんで。」との中村さんの言葉に、ウドちゃんも少しだけ体験させていただくと…ものの10分で美味しそうなエビフライが完成!「あっという間にできちゃいましたよ」お皿に絵を描くという初めての体験に大興奮のウドちゃんなのでした。
#685 1月ONAIR
#685:番外編 決まっててゴメン 岐阜・多治見市
番組放送20年目に突入した1ヵ所目は岐阜県多治見市。
町並が一望できる『虎渓公園』の展望台から旅を始めます。
まず訪れたのは、多治見市が全国屈指の生産量を誇る「モザイクタイル」の未来の形「タイルジュエリー」を生産・販売する『鈴木タイル店 七窯社』。元は建物の角に使われる「役物」と呼ばれるコーナータイルを専門に作る会社ですが、何かタイルを使った雑貨が作りたい、と社員やインターンシップからアイディアを募ったところ「アクセサリーはどうか」ということになり、2013年に美濃焼の製法や描画手法を使ってアクセサリーを開発。
社長の鈴木さんは「デザイナー自身が『身につけたい』と思う作品を作ってほしい」とお願いしているんだそう。2022年、コーナータイルの製造工程で生まれる端材や産業廃棄物として処理するしかなかった廃釉薬など「もったいないモノ」を再利用し、さらに価値を生み出す目的で貴金属と高度な技術を使って「ジュエリー」を開発。「捨てるはずだった釉薬を焼いてみたら、色んな色が混ざって不思議なグレーになった」という社長に「白黒ハッキリさせるのも大事だけど、いろいろ混ざって生まれるグレーな判断を許容する心も大切ですね…」とウドちゃん。何時になく深い話になったところで「アクセサリーやジュエリーを身につけタイル!」と落としてお別れしたのでした。
次に訪れたのは「多治見市を世界一の紅葉の町にしたい!」と願い、植林を続けモミジを原料にした食品や飲料を生産・販売する『もみじかえで研究所』。所長の本間さんは大学時代、ふと窓の外を見ると真っ赤なモミジが。「ちょっと調べてみようかな…」と研究してみたところ、紅葉したモミジにどっぷりはまってしまい、モミジの可能性について研究を続け、29歳で独立して研究所を設立するほどに。
「食べられるモミジ」「世界初のモミジサイダー『もゆるは』」「モミジクッキー」「モミジ茶」などを地元の企業やお店とコラボして開発、イベントなどに出展して人気を博しているのだとか。
モミジの葉60枚分の成分を含み、キレイな紅色のモミジサイダー『もゆるは』を試飲してみたウドちゃんは「おいしい!後味は紅茶のような… 紅いからかな?」と驚きの様子。
研究所の窓から見える植林したモミジを見ながら「『多治見と言えばモミジ』と言われるくらいにしたいですね」と壮大な展望を語った本間さん。
ふと思いつくキッカケはどこにでもあっても、それを形にして成功するのは奇跡的。
多治見市でそんな奇跡に2つ出会ったウドちゃんなのでした。
#686 1月ONAIR
#686:番外編 決まっててゴメン 静岡・森町
事前に連絡をとった上でお邪魔する「決まっててゴメン!」今回は、自然や町並み、歴史文化が京都に似ていることから「遠州の小京都」と呼ばれる静岡県森町の旅。
1400年以上の歴史を有する小國神社の参道から旅をスタート。実は2009年の森町の旅で1度訪れたことがあり、約13年ぶりにお参りさせていただくことができました。神社の方に話を聞くと、現在は「令和のお屋根替え」という40年に一度の社殿群の屋根を葺き替えているところだったんです。
そんな小國神社から歩いてすぐの場所にある『久米吉』さんを訪ねます。
出迎えてくれたのは専務倉島さんとその娘さん。こんにゃく専門店として、およそ170年前に創業した久米吉では、看板商品に、栽培が難しく収穫までに3年かかるという希少品種「和玉」を使用。そんな和玉にこだわる理由は、風味・うま味がほかのこんにゃく芋に比べて飛び抜けているからなんだとか!
また直売所に併設された食事処『宮前田楽』では、娘さんがさまざまなアイデアを考え、バリエーション豊かなこんにゃく料理が楽しめます。ウドちゃんが注文したランチセットには、冷やしおでんにレモンをかけていただくメイン料理に、こんにゃくを焼きそば風やナポリタン風にしたサイドメニューが添えられていました。「おでんにレモン!こんにゃくっていろんな料理にあいますね!」と、ますますこんにゃくが好きになったウドちゃんなのでした。
続いて田園風景が広がる場所を歩き目指すのは『野末農園』。
森町の特産品でもあるとうもろこし「甘々娘」や、レタス、お米を作るほか、毎年およそ20,000個の梨を栽培・収穫しており、直売所で販売すると、即完売になるなど、人気の農園なんです。
そんな野末さんが去年作ったのが、規格外の梨を使った梨ビールで、これまた入荷すると即完売になるほど人気の商品なんだとか。
「ペアビア」という商品名で、今年分ができたばかり!ご主人の野末さんもまだ飲んでいないということで、なんとウドちゃんが今年初テイスティング。梨もビールも大好きなウドちゃんは「おいし~!!!」と大絶賛! ほんのり梨の香りが残り、とても爽やか&フルーティな味わいに、あっという間に飲み干してしまうウドちゃん。
また、おしゃれな直売所の黒板には野末さんの娘さんが描いた可愛らしい絵があり、ウドちゃんは興味津々。娘さんは調理学校でスイーツの勉強をしていて、野末さんが作った梨でタルトを作ったりしてくれるんだとか。
そんな優しい家族に囲まれる野末さんに、癒されたウドちゃんなのでした。
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