ウドちゃんの旅してゴメン

エンタメ~テレクション
ウドちゃんの旅してゴメン

あたたかな笑い、優しさ、ほのぼの、キュンとする気持ち…。
ウドちゃんの笑いと優しさがいっぱいの行き当たりばったりの旅。

ウドちゃんの旅してゴメン

日本 時間 HD

"忘れかけていた気持ちを、ウドちゃんが気ままな旅を通じてみなさんにお届けします。出会った人々も気さくに接してくれる、台本のない旅。「旅番組」というよりは「旅のドラマ番組」。ユニークな人々との出会いによって、旅が予期せぬ方向にむかうことも!?ウドちゃんの笑いと優しさがいっぱいの行き当たりばったりの旅、お楽しみ下さい。

※新型コロナウィルスの影響で、事前に連絡を取った上でおじゃまする「決まっててゴメン」を放送しています。

On Air Schedule
エンタメ~テレ☆シネドラバラエティ オンエアスケジュール

5
2024 May

#655
2(木)15:10-

#656
5(日)12:30-

#658
9(木)15:10-

#659
12(日)12:30-

#660
16(木)15:10-

#661
19(日)12:30-

#662
23(木)15:10-

#663
26(日)12:30-

#664
30(木)15:10-

#699
3(金)15:00-

#700
7(火)15:00-(初)
10(金)15:00-

#701
14(火)15:00-(初)
17(金)15:00-

#702
21(火)15:00-(初)
24(金)15:00-

#703
28(火)15:00-(初)
31(金)15:00-


6
2024 June

#665
2(日)12:30-

#666
6(木)15:10-

#667
9(日)12:30-

#668
13(木)15:10-

#669
16(日)12:30-

#670
20(木)15:10-

#671
27(木)15:10-

#704
4(火)15:00-(初)
7(金)15:00-

#705
11(火)15:00-(初)
14(金)15:00-

#706
18(火)15:00-(初)
21(金)15:00-

#707
25(火)15:00-(初)
28(金)15:00-

この番組は、「スカパー!サービス(CS301)」「スカパー!プレミアムサービス」「スカパー!プレミアムサービス光」「ひかりTV」「J:COM」「エンタメ~テレ導入のケーブルテレビ」にてご視聴いただけます。
※「SPOOX」「Amazon Prime Videoチャンネル」ではご視聴いただけません。
番組表はこちらから

Cast
出演

ウド鈴木
血液型:AB型
星座 :やぎ座
性格 :竹を割ってまたくっつけたような性格
好き :豚のしょうが焼き定食、綿棒、上戸彩ちゃん、エントランス
嫌い :アップルパイ、落ちているトイレットペーパーの芯、生きたシャコ、手前に引くドア

Episode
番組内容

#655 5月ONAIR

#655:番外編 決まっててゴメン 愛知・一宮市

今回も旅の情報をもとに、あらかじめ連絡を取りお邪魔する『決まっててゴメン!』
旅のスタートは美濃路・起宿の「起渡船場跡」。雄大な木曽川を目の前に、起の渡船が交通の要だった当時に思いを馳せます。

まず訪ねるのは、美濃路・萩原宿にある老舗の和菓子店「川村屋賀峯総本店」。
名物は江戸時代から200年美濃路で愛される"羽二重餅"。今回はお茶会などを行う時のみ使われる、通常は入ることのできない特別なお茶室でお茶とお菓子をいただきます。
「フワフワでやわらかいんだけど、噛むとコシがある」と絶品の銘菓に大満足のウドちゃん♪

続いて向かったのは、同じく萩原宿にある食堂「岩田屋」。
店内で、明るいご夫婦と一緒にウドちゃんを待ってくれていたのは、壁一面に飾られた提灯と天井につるされた通行手形!大の旅好きな岩田夫妻が40年かけて集めた昭和の定番土産の数々に、ウドちゃんもテンションが上がります。
「お母さんとはどうやって出会ったんですか」と、ウドちゃんの大好物『夫婦の馴れ初めの話』で大盛り上がり!ご主人とお話していると、奥さんが名物の“みそかつ"を持ってきてくれました。
岩田夫妻のようにアッツアツで、甘みとコクがあって美味しい"みそかつ"にウドちゃん大興奮!

そして最後は、『グリーンウッドターニング』という珍しい方法で木の器を作っている木工職人の有光猛さんを訪ねます。
乾燥させる前の生木(なまき)(=グリーンウッド)を木工旋盤で回して削り(=ターニング)、生み出される有光さんの器。器に成形した後に乾燥させるため、その過程で器が歪んでいくんだそう。
「その歪みも味として楽しんでもらえたら」とグリーンウッドターニングで作られた器の面白さを語る有光さん。木の温かみを存分に感じられる“優しい“器、ほっこり旅を終えるウドちゃんでした。

ウドちゃんの旅してゴメン

#656 5月ONAIR

#656:番外編 決まっててゴメン 愛知・岡崎市

今回も旅の情報をもとに、あらかじめ連絡を取りお邪魔する『決まっててゴメン!』
藤川宿の本陣跡から旅をスタート。見つけた小さな山を登ると、ちょうど鉄道が横を走り、鉄道写真を撮るには良いスポットを発見したウドちゃん。

旧東海道を歩いて、まず訪ねたのは「苺の伊藤園」。
いちご農家が営むカフェで朝摘みいちごのパフェを食べることができる人気のお店。お店の入口には早速大粒のいちごがズラリ!
ウドちゃんは一番人気の朝摘みいちごがふんだんにのったパフェ“コロリッチ"を注文。
まずは、いちごをそのまま食べます。かぶりつくと、「おいしい~!甘さとさわやかな酸味が恋をした感じですね」とウドちゃん♪紅ほっぺという品種をへたのギリギリまで熟れさせたいちごたっぷりのパフェもいただき、「たまらな~い!」と大満足!
代表の伊藤さんは自分でいちごを作り、それを自分のお店で提供したいと思って農業を始めたんだそう。そして、今では少なくなった手間のかかる土耕栽培で生産しているのも伊藤園のいちごの特徴。美味しいいちごに隠された伊藤さんのこだわりに感心するウドちゃん。

続いては、岡崎宿の旧東海道沿いにある「一隆堂喫茶室」。
手焼きせんべいの一隆堂が地元の商店街を盛り上げようと空きビルをリノベーションしてオープンしたカフェ。リノベーションしたビルの1階が喫茶室、2階3階はテナントとして貸し出し、4階はコーヒをいただきながら本が読める読書室になっていて、個性的でおしゃれな作りが注目を集めているんだそう。
お店の前で見つけた、黒板の文字『丁寧に手で淹れておりますので』。この言葉が妙に気に入ってしまったウドちゃん。「ご主人が書いたんですか?」と聞くと、ご主人は喫茶室を営む傍ら書道も教えているとのこと。グアテマラのコーヒーとおせんべいをいただきながらご主人との会話に花を咲かせました。

最後は、90年近く岡崎で営業を続けている洋食店の「菊や」。
名物は昔から受け継がれるメニュー“カルウソー"。どんな洋食なのか興味津々のウドちゃん!お店に入ってさっそく注文します。
出てきたのは、ミートソースにトンカツが入ったスパゲッティ。もともとは鶏のレバーとトマトのソースが基本となるスパゲティで、オペラ歌手のエンリコ・カルーソーが名前の由来といわれているそう。「美味い!ミートソースに抱かれてトンカツも幸せそうですね」とウドちゃん大満足♪ 「いつ頃からカルウソーを作っているんですか?」と聞くと、「東京の修業先で学んだ料理。奥さんの実家のお店で働いていた」と話す二代目のご主人。ウドちゃんが馴れ初め話を聞こうとすると、「あまり聞きたくない」と照れ笑いする息子さん。「お客さんに好かれるいいお嫁さん」と息子さんのお嫁さんを褒める二代目の奥さん。ご家族のお話に和んだウドちゃんでした。

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#658 5月ONAIR

#658:番外編 決まっててゴメン 岐阜・羽島市

今回も旅の情報をもとに、あらかじめ連絡を取りお邪魔する『決まっててゴメン!』

まず初めに訪れたのは、竹鼻別院の参道にあり、100年以上続く老舗和菓子店「兎月園」。
伝統的な和菓子だけでなく、時代に合った新しい和菓子作りを目指し、地元の高校の課外授業の一環として行われる企業コラボを受け入れ、若い世代にも人気の和菓子を生みだしました。
お麩屋さんから「お麩を使ったお菓子はできないか」と相談をされ、シュー皮に“麩"を取り入れ、中に大福を入れるという、通常では考えられない組み合わせを思いついたという。
高校生との共同作業では、新しいお菓子“シュー麩リーム"というネーミングとアニメキャラクターを製作。試食にも参加してもらい、「固い」「不味い」など率直な意見をもらったという。
“シュー麩リーム"のいちご三昧を食べたウドちゃん、思わず、「おいシュー麩リームですね!」と大感激♪

次に訪れたのは、『主夫』として家事をこなし駄菓子屋を営むバイク好きのご主人の店「駄菓子屋パッソル」。
自宅に併設された元バイクガレージをほとんど自分の手でレトロモダンな駄菓子屋に改装、近所の子ども達や大人にも人気があります。
本来は定年後の楽しみに…と思っていたそうだが、会社の都合で早期退職を余儀なくされ、奥さんの理解もあって「やっちゃえば?」ということで始めたという。『パッソル』という名前は、ご主人が初めて乗った原付バイクの名前。ご主人に年齢を聞くとなんと同学年!「やっぱり!」と嬉しくなるウドちゃん。 バイクガレージをお店にしてしまったので、「裏に新しいガレージ作りました」とご主人。ただし中にしまってある大型バイク『ハーレー』は、なんと奥さまのバイク!華奢で可憐な雰囲気の奥さまがハーレー乗りとは!?と驚くウドちゃん。ガレージを見せてもらうと、ピカピカのハーレー!ウドちゃん大興奮!
そして、庭先には店名の元になった『ヤマハパッソル』も!懐かしい姿をみて、ウドちゃんはさらに興奮♪駄菓子を食べるのも忘れてご夫婦とバイク談義で盛り上がりました。

最後は、150年続く畳店の5代目が、畳をアートに進化させた「山田一畳店」。5代目の憲司さんが作った“龍の畳"が凄いという。
早速訪れると、憲司さんが工場奥の住居スペースへ案内してくれました。リビングの奥の8畳間にはなんと、床一面に大迫力の龍が!!
龍が大好きなウドちゃん、見ただけでも大興奮ですが、「見る角度によって色が変わります」という説明で、違う角度から見てみます。すると、確かに龍の色が変わって見えてビックリ!
201枚もの畳のピースをパズルのように組み立てて作られている『龍の畳』。表面はどれも同じ色のイグサを使っていて、畳の目に当たる光の具合で3色を表現しています。
琉球畳の技法を元に「自由な形の畳を作ってみよう」と思いついた憲司さん。初めのうちは中々発注がなかったが、SNSで発信したり3年で3万通以上の案内メールを建築会社に送ったりしてやっと仕事として成立してきたという。
憲司さんが「見せたいものがあります」というので工場の2階へ行くと、畳で描かれた『タビゴメ』の文字が!6角形の畳を光の角度で色を変えて文字や絵を描くのだそう。 新しい『畳文化』を生みだした憲司さんを心から応援するウドちゃんでした。

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#659 5月ONAIR

#659:番外編 決まっててゴメン 三重・桑名市

今回も旅の情報をもとに、あらかじめ連絡を取りお邪魔する『決まっててゴメン!』
旅のスタートは揖斐川沿いにある「桑名七里の渡し公園」。雄大な揖斐川を眺めながら1軒目のお店を目指します。

まず訪ねるのは、うどん屋さんなのに餃子が大人気という「川市」。
3代目のご主人が出迎えてくれました。「川市」は初代(おじいちゃん)が大衆食堂として始め、2代目(お父さん)がうどん屋さんに。
うどん屋さんにする時に餃子をやめようと思ったそうですが、「残してほしい」という常連さんの言葉から今でも愛される名物になっているんです。
「川市」の定番のセット、絶品の“川市餃子"と麺が長い“味噌煮込みうどん"をいただきました。

続いて向かったのは、海苔の養殖が盛んな桑名市長島町にある「伊曽島漁協」。幻の高級海苔「アサクサノリ」の養殖をしているんだそう。
迎えてくれたのは、自称『伊曽島漁協の櫻井翔』こと豊永さん。「今日は海苔のことをお聞きしようとしたら、随分ノリのいい方ですね、ホントに漁協の方ですか?」と冗談交じりにウドちゃんもノリノリ♪
一般的な海苔の10倍以上の値で落札されることもある“アサクサノリ"は育てるのが難しいため、一般にはほとんど出回ることはありません。「伊曽島漁協」では8年ほど前に養殖を開始し、幻の海苔を復活させたんです。
今回は特別に希少な"アサクサノリ“を食べさせていただきます。トースターであぶり、パリパリになった"アサクサノリ“は「甘みと海苔自体の旨味があって美味しい!」とウドちゃん。海苔の培養所も見学させていただきました。

そして最後は生き物クッキーの専門店「クリマロコレクション」へ。
お店に入ると、圧巻の品ぞろえ!生き物クッキーがズラリと並びます。「地球上の いろんな生き物を作りたい」と語る、生き物大好きな店主の栗田さんが今までに作ってきたクッキーはなんと400種類以上!ウドちゃんもテンションが上がります♪
犬だけでも、犬種・毛並みなどで分けられ50種類以上、爬虫類や深海魚、更には微生物までクッキーに。栗田さんの並々ならぬ生き物愛に、驚きが隠せないウドちゃん!
「僕、何食べたらいいですかね、こんなに迷うことないですよ!」と大いに悩んだウドちゃんが選んだのは、高校時代『ウーパー』と呼ばれていて、ひと際思い入れの強い“ウーパールーパーのクッキー"。
栗田さんの生き物愛、そして自らの青春の思い出をじっくり噛みしめたウドちゃんでした。

ウドちゃんの旅してゴメン

#660 5月ONAIR

#660:番外編 決まっててゴメン 岐阜・高山市

あらかじめ連絡を取った上でおじゃまする「決まっててゴメン!」今回は岐阜・高山市の旅!江戸時代の風情を残す古い町並みや国内で唯一現存する陣屋など歴史ある光景が残され、春と秋に行われる高山祭りはおよそ400年の伝統がある高山文化の象徴。そんな高山は旅してゴメン第1回目の旅の地でもある思い出深い街です。

まず最初に訪れたのは、スイス発祥のシリアル「ミューズリー」の専門店、「トミィミューズリー」。応対してくださったのはスイス出身のトミィさんと奥様。ミューズリーは近年、日本でもヘルシーな朝食として注目を集めていて「グラノーラやコーンフレークと一緒でシリアルの一種なんです」というトミィさんの説明で一気にミューズリーを理解できたウドちゃん、トミィさんオススメの温かい甘酒りんごミューズリーをいただき、じんわり体の芯から温まりました。地元高山の野菜やお二人の畑でとれた自家栽培の野菜もミューズリーに使われるそうで、飛騨の食材を存分に味わうことができるお店。ウドちゃんもお二人との会話がはずみついつい長居してしまいました。

続いては、老舗の和菓子店「稲豊園」が作った猫子(ねこ)まんじゅう!ゆるくてかわいいと話題になっているんだそう。ウドちゃんも実際に見せていただくと、「ほんとだ可愛らしい!」表情が豊かで個性的な猫のまんじゅうは全部で5種類。ひとつずつ中のあんも違うそうです。しかしウドちゃんが一番困ったのは、「あまりにも可愛すぎてどこから食べていいのか…」悩んだ末に思い切ってガブリ!老舗の和菓子店が培ってきたまんじゅうの味にウドちゃんも感激した様子。路地裏の野良猫をモチーフに考えた猫まんじゅう。市内の常連客はもちろん観光客にも愛される新たな看板商品になっているんだそうです。

最後は、飛騨の伝統的な技術を組みあわせて作った、木できたネクタイ「ノクタイ」を求めて、木工工房の「ノクターレ」へ。木のネクタイと聞いて、硬いのか?つけ心地は?など様々な疑問が湧いてくるウドちゃんでしたが実物を見せていただいて「なるほど!すごい」と納得!一本の木でできているのではなく、パーツに分かれた木が紐でつながれている作りになっていて、個性的な見た目のなかに細かい技術が詰め込まれている「ノクタイ」。飛騨の伝統技術である「飛騨春慶」や「一位一刀彫」などを取り入れ「伝統的な匠の技術を新しい形に組みなおすことで、木工技術の発展につながっている」とのご主人のお話にウドちゃんも大きく頷く。ノクタイ以外の作品もご主人のこだわりやアイデアが詰め込まれたものばかり。伝統技術の奥深さに感激したウドちゃんでした。

ウドちゃんの旅してゴメン

#661 5月ONAIR

#661:番外編 決まっててゴメン 岐阜・岐南町

あらかじめ連絡を取った上でおじゃまする「決まっててゴメン!」岐阜市の南側に隣接し羽島郡に属する岐南町を旅します。岐南町を訪れるのは2017年に続いて2度目。

最初に訪ねたのは、地元では知らない人はいないと言われるほど定番の袋菓子『カニチップ』などを作る製菓会社「ハル屋」さん。山形県生まれのウドちゃんは「食べたこと、あるかなぁ…」とちょっと不安そうな表情で社長の野田さんとご対面。「なんで『ハル屋』という名前なんですか?」と質問したところ、おじいさんの名前が「春吉」でお父さんは「はる」に関連のあるお店で菓子修行、ご本人も「晴彦」ということから先代にあたるお父さんがつけた社名だという。今まさに『カニチップ』を工場で作っているというので見学させてもらう。
カニとエビを練り込み乾燥させたカニチップの生地はちょうど1円玉ほどの大きさの赤くて硬い円盤状。それをフライヤーで揚げると一気に膨らみ、わずか30秒ほどであのパリッとしてとろける食感のカニチップに!それに社長のお母さんが開発したという門外不出の『魔法のパウダー』で味付けしたら完成。出来たての袋を開けて試食するウドちゃんも「1枚、2枚、いや止まらない!」と大興奮。「岐阜のご当地菓子としてもっと知ってもらいたい」という野田社長の熱い思いも知りいっぺんに『カニチップ』の大ファンに。

次に訪れたのはオシャレでユニークな表札を次々に生み出すことで話題の会社「美濃クラフト」さん。入り口にはウドちゃんの似顔絵を描いた黒板のウェルカムボードという嬉しいサプライズ。応接室に通されると、そこには『伝説の聖剣』をイメージした表札をはじめ、猫の肉球をかたどった表札など見たことが無いデザインがズラリ。長さ1.5m、重さ10kgはあろうかという聖剣は「勇者が家族を守る為にその名を刻んだ聖剣を庭に刺した」という設定だという。玄関先に飾るには中々勇気のいるこの表札、新築の家に設置したくても家族会議で妻に反対される旦那さんも多いそう。最後にウドちゃんも表札作りに挑戦!美濃焼の陶板に砂を吹き付けるサンドブラストという工法で文字を彫り込む作業に挑んだものの、砂を1ヵ所に集中させすぎて文字が欠けてしまう。ウドちゃんもすっかり落ち込むが、皆さんから「これはこれで二度とできない傑作」と褒められてその大らかで明るい社風と優しさにホッコリするのでした。

最後は「オーケンハウス」という建築会社が子育て世代に大人気のカフェを作ったということで訪問。社長の大久保堅司さんはウドちゃんと同い年!気易く「オーケンさん」と呼ぶウドちゃん。2年前会社を移転した際、かねてからの夢だったカフェを併設したオーケンさん。この地域のカフェは子ども連れでは行けない店が多かったことから、家族や仲間を大切にしたいと『象』がテーマの『エレファンズ カフェ』をオープン。くつろげるソファ席の横にはキッズスペースがあり家族連れやママ友同士の集まりで賑わっている。「美味しいランチを食べて何時間でもゆっくりしていって欲しい」というオーケンさんの思いが店の至る所から見て取れる。コーヒーを御馳走してもらうことになり、現れた料理長は実はオーケンさんの息子さん!半ば無理矢理カフェに引きずり込まれた格好の息子さんだが「まだまだ未熟だけど頑張ってお店を大きくしていきたい」と抱負を語る。自らを「かなり厳しい親だと思う」というオーケンさんに、「家でも『社長』って呼んじゃうことがある(笑)」という息子さん。家族や仲間を守るということは、時には厳しさや辛さも伴うことを知ったウドちゃんでした。

ウドちゃんの旅してゴメン

#662 5月ONAIR

#662:番外編 決まっててゴメン 岐阜市・柳ケ瀬周辺

今回は、岐阜県岐阜市柳ケ瀬周辺を旅してゴメン。旅のスタートは名前からしてインパクトのある“金(こがね)神社”。そのシンボルは、「見てください!僕の頭と同じ金色です!」とウドちゃんが声をあげるほど美しい金色の大鳥居!青空に映える金色の大鳥居に一礼し、本堂で旅の安全をお祈りすると岐阜の町を歩き始めます。

まず訪れるのは、70年以上に渡り“甘納豆”を作り続ける「岡女堂」。和菓子店なのですが扱う商品の8割は甘納豆のため、まるで甘納豆専門店ともいえるような名店です。おじゃましたウドちゃんは、入口近くにあった真空管ラジオに興味津々!見るからに年代物とわかる代物です。さらに店内にはちょっと古いスキー板が立てかけられていて不思議に思っていると、ご夫婦がお付き合いするきっかけがスキーだったことが判明!「大スキーなんですね!」と言うウドちゃんに照れるご夫婦です。
ショーケースには大納言、とうろく、おたふく、青えんどうなど、様々な種類の甘納豆が!「自分が食べてきたのはたぶん大納言ですね」というウドちゃんに、ご主人は数種類の甘納豆を盛りつけて試食させてくれました。それぞれ素材が違うため、味はどれも異なるのですが、全部がおいしい。この地域で昔からおやつや手土産として重宝される味を堪能させていただきました。

次に向かったのは、明治創業の洋食店「三河亭」。昔から“高等ライス”が看板メニューのお店です。一時期、お店は休業となっていましたが、娘さんがお父さんに声をかけ、昨年再オープンすることになりました。娘さんにお話を伺うと、お父さんの料理が大好きで、さらにお客さんからも「高等ライスがまた食べたい」とお父さんの味を待ち望む声が多かったため、8年ぶりにお店を開く決心をしたそうなんです!しかし、再オープンを決めたものの、昔の味を取り戻すのは簡単ではなく、お父さんは何度も何度も試作しながら、納得する高等ライスを作り上げたのだそうです。
ウドちゃんの前に運ばれてきた高等ライスは丼で、さらに蓋のしまった状態。ワクワクしながら開けると、ドン!と真ん中に目玉焼き!そしてカレーの香りが漂ってきました。高等ライスとは、いわばカレー丼のようなもので、もともと昭和の始め、カレーが高級な料理として提供されていた時代、さらに貴重だった卵をまるまる一個を目玉焼きにして乗せたことで、その呼び名が“高等ライス”になったそうなんです。
お二人から老舗復活の秘話を伺いながらペロッとおいしくいただいたウドちゃんでした。

ウドちゃんの旅してゴメン

#663 5月ONAIR

#663:番外編 決まっててゴメン 岐阜市・長良川

“番外編 決まっててゴメン!” 今回は岐阜市の長良川周辺を旅します。
旅のスタートはバス停「長良橋」。まずは鵜飼で有名な長良川を眺めつつ、1軒目のお店を目指します。

訪ねたのは、かつて長良川の川湊として栄えた「川原町」に店を構える老舗の菓子店「玉井屋本舗」。なんでも進化系の鮎菓子「下剋上鮎」が話題なんだそうです。
創業以来の看板商品「登り鮎」で知られる玉井屋本舗が近年発売した「下剋上鮎」は、岐阜ゆかりの武将 明智光秀から連想して開発された話題の品。社長が「若い人の発想が欲しい」と30代の親戚に依頼し完成したんです。
一目で「下剋上」とわかるユニークなお菓子に興奮気味のウドちゃん、お茶室におじゃまし、食べさせていただきました。

続いて、同じく長良川沿いにある「吉田旗店」へ。大相撲を彩る「相撲のぼり」を中心に、のぼりや旗を製作する老舗。そんな吉田旗店がコロナ禍の逆境の中で開発したオリジナル商品が話題なんだそうです。
社長の奥さん、敦子さんが販売をはじめた色鮮やかなトートバッグやTシャツ、手ぬぐいは 長良川の堤防から臨む夕日をイメージして染められたオリジナルの生地で作られています。
頭の中に思い描いた一瞬の景色を一気に描いて染めていく敦子さん、ウドちゃんも感性のままに夕日の染物に挑戦します。
そして最後は鮮やかに染め上がった手ぬぐいをいただき上機嫌、頭に巻いてお店をあとにしたウドちゃんでした。

ウドちゃんの旅してゴメン

#664 5月ONAIR

#664:番外編 決まっててゴメン 三重・鈴鹿市

連絡を取った上でおじゃまする「決まっててゴメン!」今回は三重・鈴鹿市の旅!
世界的なモータースポーツの町として知られる鈴鹿市は自動車やバイクに関連する会社が数多くあります。そんな鈴鹿市でまず最初に向かうのは、バイク好きなご主人が営む「カフェ カブ スズカ」歴史的な価値のある、レアなカブを展示しているんだそうです。
最初にウドちゃんの目に止まったのは お店の前に展示されている可愛いピンク色のカブ!さらに店内にはおよそ70年前のレトロなカブなど、博物館級の貴重な車両がズラリ!「これもカブ、あれもカブですか?」自転車にエンジンを取り付けた古いカブに大興奮のウドちゃん!「エンジンはかからないけど自転車として乗ってみる?」とのご主人からの提案。貴重なカブにまたがって、ゆっくりゆっくりペダルを回すと滑らかに走り出す!「うお~スゴイスゴイ!」日本が誇る世界で活躍するバイクに感動のウドちゃんでした。

続いては、鈴鹿市若松で80年以上続く和洋菓子店の「キクノヤ」。 おじいさんが作る和菓子の味をなくしたくないと孫娘がお店を受け継いで頑張っているんだそうです。 四代目にあたる孫娘の知史(ちふみ)さんはデザイン関係の会社を退職。キクノヤらしさを受け継ぎつつ、パッケージのデザインや新しい和菓子作りにも挑戦しているんだそうです。二代目のおじいさんは「この子は美術の勉強をしていたので色に関してはすごいんです」知史さんは「一緒に和菓子づくりをできるのがうれしい」とお互いを信頼しているからこその家族関係をうかがい、ウドちゃんもほっこり。 実際に二代目が作った和菓子を食べさせていただくと「おいしい!」とウドちゃん大絶賛!和と洋を融合した二代目ならではのお菓子にこころ打たれた様子。キクノヤの優しい味と温かい人柄に出会うことができました。

ウドちゃんの旅してゴメン

#665 6月ONAIR

#665:番外編 決まっててゴメン 三重・鈴鹿市加佐登

あらかじめ連絡を取った上でおじゃまする「決まっててゴメン!」今回は三重・鈴鹿市加佐登の旅!加佐登地区は豊かな自然あふれる田園地帯。ヤマトタケルノミコトとゆかりのある「加佐登神社」や、この地域で栽培される「鈴鹿のお茶」は千年以上の歴史があるといわれています。 旅の始まりは、10年前にも訪れた「加佐登神社」。本殿で旅の安全を祈願します。そして宮司さんとも再会!御神体として祀られているヤマトタケルノミコトの木像を撫でさせてもらいました。10年前も「背中がピンとするように」と木像の背中を撫でさせてもらったウドちゃん。あまり進歩のない自分を反省しつつ、「胸を張って生きていきたい」と再度願いを込めて木像の背中をさするウドちゃんでした。

最初の目的地は、養鶏農家の二代目が営む「エッグハウス川北」。父親から受け継いだ養鶏場を盛り上げるため、二代目の優介さんが奥さまと共同で開発した「たまごジャム」が人気の直売店です。養鶏は息子の優介さんが切り盛りし、先代の両親は同じ敷地内に趣味が高じて作ったという本格派のライブハウスを運営しています。お互いに認め合い、いいとこどりで前向きに生きる親子の姿にウドちゃんも感動。そしてお待ちかねの、ふわっふわの「メレンゲシフォンケーキ」にレモン風味の「たまごジャム」をたっぷり乗せ頂くと…それはもう遠回りして白身と黄身が再び出会った異次元の美味しさ! 最後はウドちゃんもステージに上がり、川北一家と4人で「キャイ~ンポーズ」!素敵なセッションができ、大満足!

続いて訪れたのは、鈴鹿市で創業120年を超える老舗の「宮﨑石材」。五代目の宮﨑社長は石材の未来に可能性を求め、最先端の石材加工技術を利用して作った組み立て式の石窯、「ポータブル・ストーン・オーブン」を考案。まだ開発途中ですが、各地のイベントで焼いたピザが注目を集め、さらなる改良に取り組んでいるそう。早速ウドちゃんもピザを焼いて試食することに。窯に入れて約1分ほどで絶品ピザが焼き上がり、その味に「おいし~!!」とウドちゃん大絶賛!!そして最後に、社長からもらったプレゼントに感動したウドちゃんでした。

ウドちゃんの旅してゴメン

#666 6月ONAIR

#666:番外編 イチオシでゴメン 岐阜・中津川市

今回は新企画「イチオシでゴメン」。たくさんの方々にお世話になってきた旅ゴメが、感謝の気持ちを込め町のイチオシを紹介します。
お邪魔したのは、岐阜・中津川市。大自然をはじめ、中山道の宿場町や、苗木城跡など、多くの観光スポットがあり、旅人の心を虜にする町です!

まずは、福岡地区にある薬剤師が手がけるハーブティーのお店「Jasper Green」へ!かわいいミントグリーンの扉を抜け、お店の入り口がある2階へ階段を上ると、中津川の絶景が一望できます!出迎えてくれたのは薬剤師でもある前田さん。ハーブの魅力を多くの人に伝えたいと、ハーブティーのお店を2018年にオープン。およそ100種類のハーブを世界中から仕入れ、独自にブレンドし、常時10種類以上のオリジナルハーブティーを販売しています。早速お店のイチオシ、バタフライピーというハーブを使った青いハーブティーをいただいたウドちゃんは、自然の甘味と美味しさにビックリ!
中津川で生まれ育った前田さんは、なんと小学生のころから祖父の影響で薬草に触れ、御年91歳のおじいさんが前田さんの作るハーブティーを飲んで元気でいてくれるのが嬉しいのだそう。
さまざまな可能性が秘められているハーブを「多くの人に楽しんでもらいたい」と語る前田さんに、「I have ハーブ!そうなるといいですね」とエールを送ったウドちゃんでした。

続いて中津川駅の西太田町通り商店街にやってきたウドちゃん。ここで昭和44年から五平餅一本で商売を続けているお店「おふくろ」を訪ねます。
二代目のお母さんと、ご主人の夫婦で経営し地元客や遠方のお客さんに長年愛されています。
お店のイチオシ「五平餅」はお客さんに熱々で食べてもらいたいと、すべて作り置きはせず注文を受けてから焼くスタイル。創業当時から変わらないオリジナルのタレは、しょうゆベースで、落花生、くるみ、ゴマをすりつぶして作るというこだわりの味。焼きたて熱々の五平餅の美味しさに「あつい!うまい!!」と感動のウドちゃん。
お母さんの父が病床で店名を決め、母が生活のためにお店を開いたそうで、五平餅なら美味しく作れるんだと自信をもっていたことから、五平餅屋さんをオープン。そしてご主人と出会い、夫婦二人三脚で営む愛あふれる五平餅屋さんに、キュンときたウドちゃんでした。

ウドちゃんの旅してゴメン

#667 6月ONAIR

#667:番外編 番外編 決まっててゴメン 岐阜・恵那市

連絡を取った上でおじゃまする「決まっててゴメン!」今回は岐阜・恵那市の旅!
恵那市三郷町のバス停「深瀬」から旅をスタート!三郷小学校の桜を眺めながら歩くウドちゃん。すると…「こんにちは~!」子どもたちからの大きな挨拶。ウドちゃんも「こんにちは~!」と大きな声でお返し。「元気に挨拶できるってこと なんて素敵なんでしょうね~」と嬉しくなったウドちゃんは、どんどん山道を歩き1軒目を目指します。

最初に訪ねたのは、三郷町の絶景を望み、畑の中に佇むレストラン「yama5ya」。
お店を営むご夫婦は“偶然の再会"で結ばれたんだそうです。
元々は友達の友達だった、というご夫婦。2人が結ばれるまでのラブストーリーを聞いてニヤニヤが止まらず、思わずお店の柱を抱きしめるウドちゃん。
肉や魚を使わず、野菜料理を提供する「yama5ya」のメニュー、ウドちゃんがいただくのは、見た目は完全にエビフライの「野菜のエビフライ」が人気のランチプレート!
様々な食感で野菜を楽しんでもらいたいと15種類以上の野菜やきのこを使うこだわりです。まるでエビフライのような野菜を食べたウドちゃんは、その正体にビックリ!贅沢な景色を眺めながら美味しいお料理を堪能し、幸せを感じるウドちゃんでした。

続いて訪れたのは、進化系の下駄=「ゲタル」を作っている「嵯峨乃や」へ。
代表の大森さんはものづくり未経験から始め、ゲタルを作っているそうなんです。
「ゲタルは5本指に分かれている下駄なんです。」と大森さん。今までありそうでなかった5本指の下駄。従来の下駄より足にフィットし、地面をつかんでいるような感覚だそう。「初めて見ました!なんでゲタルを作ったんですか?」やはり、そこが一番気になるウドちゃん。
元々は着物のメンテナンスの仕事をしていた大森さんは、お客さんから依頼を受け、5本指の下駄を作ることになります。モノづくりの経験のない大森さん、はじめは下駄職人さんに依頼しますが、「こんなものは売れない」と断られてしまいます。しかし諦めない大森さんは、その後、試行錯誤を重ね6年の歳月をかけ、現在のゲタルを完成させました。
初めてゲタルを履いたウドちゃんは、そのはき心地に大興奮!そして完成のカギとなった設備を見学させてもらいます。
「よくぞ ここまで…」大森さんの“ゲタル完成までの物語"に感服のウドちゃんでした。

ウドちゃんの旅してゴメン

#668 6月ONAIR

#668:番外編 番外編 決まっててゴメン 愛知・阿久比町

連絡を取った上でおじゃまする「決まっててゴメン!」今回は愛知・阿久比町の旅!
徳川家康の生母「於大(おだい)の方」ゆかりの地として知られる阿久比町。以前の旅でも訪れた植(うえ)公園から旅をスタートします。新美南吉のごんぎつねの舞台となった権現山の中腹にあるこの公園は阿久比の町を見渡す景色も素晴らしい!
まず最初に向かうのは、国府宮のはだか祭の「さらし」や郡上おどりの浴衣の「生地」を生産している知多木綿の織物会社「丸佐(まるさ)織物」へ。工場の中を見学させていただくと約450台の小巾(こはば)織物の織機が一斉に稼働していて、ガシャンガシャンとリズミカルな音の大演奏!1分間に200回織る織機に「めちゃくちゃ速いですね!!」とウドちゃんも圧倒されっぱなし。
工場を見学したウドちゃんは、丸佐織物の生地から作られた手ぬぐいや、さらしを見せていただくことに。「手ぬぐいってのは気持ちがいいですもんね!」剣道をやっていたウドちゃんは生地の良さに納得の様子。
知多半島の木綿産業は江戸時代には始まっていたとされ、知多から江戸に大量に運ばれるほどの一大産地だったと言われています。
創業大正8年で、初代おじいさんが畑に小屋を立てたことから始まったという丸佐織物。
ウドちゃんがこれまで接してきた手ぬぐいや浴衣は、日本製であれば丸佐織物が織っていたと言えるほどだそう。こういった製品を手にする機会があれば、私たちを思い出して欲しいという社長の言葉に、ウドちゃんも応援の気持ちが湧き上がりました。

続いては、家の畑など地元でとれた野菜を生地に入れた手作りの野菜パンを作っている「野菜工房 あゆま堂」へ。黄色の暖簾が目印のかわいいお店です。
毎月テーマを決めて野菜パンを一人で作っているという吉田さん、「野菜嫌いな子供たちに食べてほしい」、そして夢は「全国の学校給食に野菜パンを提供すること」だそう。
そのためにまずは地元の阿久比町での学校給食で提供できることを願う吉田さん。
自宅の畑でとれた野菜をたっぷり練りこみ水分が多い野菜は水を使わずに生地を作るこだわりの野菜パンは、販売の1週間前に試作会議を行い、月に3日間のみの販売なんだそう!また、大きなパン屋さんがどうやったらあんなにたくさん一度に作れるか見たくなり、東京新宿のパン屋さんで働いていた事もあるそうです。
中に入っているのはブロッコリーや大根、にんじん、小松菜など日常的に口にする野菜。早速ウドちゃんも食べさせていただくと「おいしい!」農家で育ったウドちゃんも美味しい野菜が大好き!具材がたっぷり入ったずっしり重めのパンをぺろりと完食してしまいました。吉田さんの行動力とパンへの熱い想いに感動したウドちゃんでした。

ウドちゃんの旅してゴメン

#669 6月ONAIR

#669:番外編 決まっててゴメン 愛知・知多市

連絡を取った上でおじゃまする「決まっててゴメン!」今回は里山の田園地帯が広がる愛知・知多市の旅!
まず1件目に向かったのは「100年の伝統を誇る知多市の特産物『ペコロス』を栽培している女性グループがいる」ということで畑のある日長地区へ。
ウドちゃんは『ペコロス』が何だか分からない様子。「もしかしたら!ピクルスの仲間!?」と予想しながら畑に到着すると、『ペコロス』を栽培する女性3人が迎えてくれました。そして実物を拝見したウドちゃんは「え~~?思ってたのと違う~!」とビックリ。『ペコロス』は小さなタマネギで、1920年頃栽培が始まったとされ、糖度が11度と高く栽培に手間もかかるため、「知多ペコロス」という知多市の高級ブランド野菜として主に関東方面の高級レストランなどへ出荷され重宝されているんだとか。
そしてそのペコロスを試食させていただくウドちゃん。ポトフと、炭火焼きにしたネギマならぬ『ペコマ』をいただくことに。ポトフのペコロスは爽やかなタマネギの風味と甘味が口いっぱいに広がり、ペコマはさらに甘味が増し香ばしさも加わり「あ~!!うまい!!」と大絶賛。知多市は何度も訪れているけど、また新たに『ペコロス』という特産品を知って大満足のウドちゃんなのでした。

次に向かったのは「岡田地区で100年前の古民家と『おかき工場』を改装しクラフトビールを作っている人がいる」ということで「OKD KOMINKA BREWING」へ。
「おかき工場」を改装してクラフトビールを作っている新美さんは、岡田地区をなんとか盛り上げたいと、両親の経営する製菓会社を飛び出し旅をするうち辿り着いたのが『クラフトビール』だったそうです。そして工場の隣にある、住居だった古民家を和風レストランに改装したという『範丈亭』でレギュラーメニューの『PLUM UME SAISON』をいただくことに。そこに登場したのは新美さんのお母さん!「覚えてますか?」…そう、実は新美さんは10年前にウドちゃんが訪れた『おかき処 辰心』の息子さんで、新美さんにもお母様にも会っていたという事実が判明!10年ぶりの再会にテンションの上がるウドちゃん。恒例の「皆様のご多幸、ご健勝を祈って キャイ~ン杯!!」と、いただきます。『PLUM UME SAISON』は暑い夏にぐーーっと飲むのに最高の味!そして新美さんはまた新たなプロジェクトを進行中、という話を聞いたウドちゃんがお母さんに「息子さん、今もいっぱい考えていることあるそうなんで」と告げるとお母さんは一言「怖いです…」で大笑い。
新しい世代が地域の良さを再認識して再び発展させようという力強い意欲を持つ人たちに会えてパワーをもらったウドちゃんでした。

ウドちゃんの旅してゴメン

#670 6月ONAIR

#670:番外編 決まっててゴメン 愛知・蒲郡市

連絡を取った上でおじゃまする「決まっててゴメン!」今回は愛知・蒲郡市の旅!
三河湾が見える三谷漁港近くからスタートします。蒲郡のお隣・岡崎市出身で相方の天野くんが船舶免許を持っていることから、ボートを買ってもらい一緒にクルージングすることを夢見るウドちゃん。歩き始めると「三谷祭」の山車が入っていると思われる山車蔵を発見!シャッターに描かれたかっこいい波の前で思わずポージング!
1件目に向かうのは、明治創業の「やま六」。90歳になるというおばあちゃんと、大将の奥さん、その息子さんが出迎えてくれました。ここでいただけるのは、大将の熟練の技術でさばかれる、「うなぎのお刺身」。全国的に見てもうなぎのお刺身を出している店は少ないそうで、早速いただきます。噛めば噛むほどうなぎのうまみが出てきます。またタレにもこだわっていて、酢味噌、ポン酢、柚子胡椒しょうゆの3種類で食べ比べができるんです。
息子さんが「もうひとつ食べてほしいものがある」と出してくれたのは、看板メニューの「うなぎの釜めし」!実は、おばあちゃんが釜めしが大好きで、どうしてもお店で出したいと始めたメニューだそう。「おいしい!!元気になりますよね!」と料理への愛情を感じたウドちゃんでした。

続いて訪ねたのは、ピアノの先祖ともいわれるチェンバロを作る工房「カラタチェンバロ」。
職人の唐田さんが木材選びから完成に至るまで、すべての工程を1人でこなしているんです。工房内では現在製作中のチェンバロがあり、ウドちゃん、見学させていただきます。
ピアノを長細くした形と美しい絵が描いてあるのが特徴で、楽器としても家の中を彩るものとしても楽しめるのだそう。
実際にピアノの先生をやっているという奥さんにその演奏していただくと・・・ウドちゃん、幻想的な音色に感動!ピアノとは違い、ギターのように弦をはじいて音を出す仕組みにびっくり!すっかりチェンバロに心ときめかせたウドちゃんは「またチェンバロの世界で会いましょう」と2人とお別れしたのでありました。

ウドちゃんの旅してゴメン

#671 6月ONAIR

#671:番外編 イチオシでゴメン 愛知・幸田町

〝番外編 イチオシでゴメン!〟これまで たくさんの方々にお世話になってきた旅ゴメが、感謝の気持ちを込め、街のイチオシを紹介!
今回お邪魔したのは、愛知・幸田町。特産の筆柿をはじめ農作物の生産が盛んな街!そして6月中旬には、本光寺の1万本のアジサイが見ごろを迎えます。

まずお邪魔するのは、こだわりの専門店が軒を連ねる「幸田駅前銀座」にお店を構えるパン屋さん「モモチャミブレッド」 。11年前に夫婦二人三脚でお店を立ち上げたそうです。
お店にズラっと並ぶパンはすべて自家製の天然酵母を使って手作り。モモチャミブレッドでは3種類の酵母を培養し、パンの特性によって使い分け、手間暇かけたこだわりのパン作りをしているんです。
ウドちゃんは〝イチオシ〟の驚くほど もっちもち食感で風味豊かな「ベーグル」と かわいい見た目でチョコたっぷりの「フォンダンショコラ」を購入!その美味しさに思わず踊りだしてしまうウドちゃん。
「オープン当初が特に大変だったね」と夫婦二人でお店をはじめた当初を振り返るご主人。すると、「今は3歳の息子も手伝ってくれます、お手伝いしたいって」奥さんからのほっこりエピソードもとびだし、幸せいっぱいの気持ちでお店をあとにしました。

続いては、やってきたのは坂崎地区。家族で営む平岩農園にお邪魔しました。
代々続く米農家の平岩農園、そんな中、勝三さんが半世紀ほど前にはじめたのがブドウの栽培。生食用・加工品用合わせて11種類ものブドウを生産しているんです。
農業高校出身だというお父さんに、突然「お父さん、FFJ(日本学校農業クラブ)の歌知ってますか」と歌ってみるウドちゃん。農業高校の卒業生ならではの会話に花が咲きます。
そんな平岩農園の〝イチオシ〟は幸田町産のブドウで造ったワイン!お父さんが28年前のフランス旅行で本場のワインを体感、その時に販売を目指し、8年前に完成させた一品なんです。
「Sakazaki Wine」は保育園の園児がつけてくれた名前だそうで、幸田町が誇るワインになりました。
ウドちゃんは、琥珀色が美しいマスカットワインに舌鼓!ご主人の20年越しの夢を叶えた味が染みわたります。「私もフランス旅行がよみがえります」お父さんもどこか嬉しそう。

幸田町の〝イチオシ〟堪能したウドちゃん。食べて飲んで大満足で旅を終えました。

今回紹介した幸田町の〝イチオシ〟は、ふるさと納税サイト「ふるラボ」でも手に入れることができます!(2022.6.5現在)

ウドちゃんの旅してゴメン

#699 5月ONAIR

#699:番外編 決まっててゴメン 愛知・岡崎市

今回は愛知・岡崎市の旅!
今再び注目を集めている武将「徳川家康」のふるさととして知られ、生誕の地として有名な岡崎城や徳川将軍家の位牌を祀る大樹寺など家康ゆかりの史跡があふれる街です。
まず最初に向かうのは家康が創建した『松應寺』。その門前にあるレトロな横丁が岡崎の新名所として話題なんだとか。まずは松應寺横丁の代表を務める柴田さんにご案内していただきながら松應寺を参拝させていただきます。
家康の父、松平広忠公が岡崎城で亡くなり、埋葬されたこの地に松平家の繁栄を願い、家康自ら一本の小松を植えたと言われています。後に岡崎城主となった家康は大きく育った松を見て「我が祈念に應ずる松なり」として松應寺と命名しました。ウドちゃんも初めて聞いた家康のエピソードに深く関心を持った様子。広忠公の御廟所にお参りさせていただきました。そして松應寺横丁の雑貨店や鉄板ナポリタンが名物の『松本なかみせ亭』におじゃまします。「この天井に穴があるでしょ」と柴田さん。その昔、松應寺横丁の界隈は花街として賑わっていて、ここなかみせ亭の建物もその一つ。「わざわざ階段を使わなくてもいいようにお銚子をここから上げたりしていた」のだそうです。当時の賑やかさをまた違う形で取り戻そうとしている横丁の人たちにほっこりしたウドちゃんなのでした。

続いては今も活版印刷の機械を導入してアナログな印刷手法で印刷をしているという『昭和印刷』へ。扉を開けると自動織機のような機械音が〝ガッシャンガッシャン〟と耳に飛び込んで来ます。エネルギッシュな動作音にウドちゃんも大興奮!その昔は活字を一文字ずつ並べて文章を作っていましたが、今は真鍮などでオリジナルの版を作って印刷するのが主流。もともとは広告などの企画をするのが本業という昭和印刷の山本さん。8年ほど前に活版印刷の美しさに惹かれるまま中古機械を購入し、試行錯誤しながら技術を磨いてきました。「欧米ではまだ一般的な印刷方法ですが日本では少ない」とのこと。あえて強い圧力を加えて立体感のある文字に見せる手法も海外の若者の間では流行っているんだそうです。そして今回ウドちゃんの旅ゴメ名刺を作って用意してくださいました。「ウド鈴木」ではなくあえて本名の「鈴木任紀(ひでき)」の文字に「すごい!優しく控えめで芯の強さを感じる!」と とっても嬉しそうなウドちゃん。自分の名前が美しく印刷されている様子に不思議な感動を覚えたウドちゃんなのでした。

ウドちゃんの旅してゴメン

#700 5月ONAIR

#700:番外編 決まっててゴメン 岐阜・大垣市

今回は岐阜県大垣市の旅!大垣城の西側にある城西広場から旅を始めるのですが、ウドちゃんは振り向いて大垣城を見ることができないんです。なぜなら、背後にある「櫓門」からゲストが登場するから!
ゲストが来る回は毎回、ウドちゃんには誰がゲストなのかを教えないのが旅ゴメルール。
今回も大垣城前にいるからか「姫に会いたいな~!」と叫んでいたところ…登場したのは『鈴木福』くん!ウドちゃんと過去にバラエティで一緒になったのはなんと11年も前だそう。
実は福くん、大垣市を舞台にしたドラマの主演を演じ、大垣市のあちこちで撮影したり、空き時間にはプライベートでマネージャーと街を散策したりしていたんだとか。

初めにお邪魔するのは、『美濃染元 福田屋』という染め物屋さん。5代目が「FUKUKITARU」というブランドの風呂敷を開発したという。まさに文字通り「福 来る」ということで盛り上がります!さらに2021年には「MOCHIAJI」という、ウェブサイトを利用してオリジナルの風呂敷を製作できるシステムを独自に開発。すでにウドちゃんの風呂敷は作っておいてくれたが、せっかく福くんが来てくれたので、福くんバージョンを一緒に作ろうということに。
さすが福くん、5代目のアドバイスを受けながらパソコンであっと言う間にひらがなで「ふく」という文字が並ぶスカイブルーの風呂敷をデザインしました。
ウドちゃんとともに今回の旅のお供として手提げ風に縛って持ち歩くことにしました。

次に訪れるのは大垣市の名産となっている「枡」づくしのカフェがあるということで『masu cafe』を目指します。なんと福くん、たまたまこのお店にドラマ撮影の合間にマネージャーと行った事がある事が発覚。かつて水運が発達していた大垣に木曽ヒノキが集まったことから枡の生産が盛んになったという大垣市。今でも枡を作り続ける『枡工房 枡屋』が枡の新しい可能性を探るアンテナショップ的に展開したカフェらしく、店内は壁からテーブルまで枡づくし!福くんは季節限定の「キャラメルナッツの枡シフォン」と「抹茶ラテ」をオーダー。この「枡シフォン」はなんと、枡にシフォン生地を流し込み、枡ごとオーブンで焼き上げるという。しかも食べたあとの枡は持ち帰ることができるんです。福くんは「ヒノキ味がする!ヒノキは食べたことないけど、香りが立って美味しい!」と大絶賛。さらにクルミとヒノキの相性の良さに「クルミをヒノキのチップでローストしたら美味しいかも!」とグルメな発言も飛び出し、「名アイディア!ホントに18歳~?」と驚くウドちゃん。
福くんの好青年ぶりにやられっぱなしのウドちゃんでしたが、福くんとお揃いで大垣市の伝統ある『風呂敷』と『枡』をお土産にできて大満足の旅なのでした。

ウドちゃんの旅してゴメン

#701 5月ONAIR

#701:番外編 決まっててゴメン岐阜・大垣市赤坂

今回は大垣市の北部に位置し中山道56番目の宿場町でもある赤坂地区を旅します。
前回に続きスペシャルゲストの鈴木福君と、風情溢れる美濃赤坂駅からスタート。まず2人が向かうのは『金生山化石館』。日本で最初に化石が発見された「金生山」で採れた化石を展示しているそうで、歩いて向かいます。中山道を歩いていると、「いちご大福」ののぼりを発見。“福"にご縁を感じ和菓子屋さん『金生堂』に立ち寄ってみることに。快く出迎えてくれたご主人によるとお店の創業は130年ほど前になるんだとか。お目当てのいちご大福は、白あんが使われているのが特徴で、福くんも「あま~い!おいしい」と大絶賛!おかわりしたくなる程の美味しさなのでした。

再び歩き中山道から金生山の登山道をウドちゃんは息を切らしながら、福君は軽々と山道を登り、『金生山化石館』に到着!せっかく登ってきたので、展望所から景色を眺めます。138タワーや名古屋駅のビル群なども見えるほど、見晴らしがよく2人は感動。そして化石館にお邪魔します。
研究員の河合さんの案内で館内を見学!金生山は日本有数の石灰石産地であり、石灰石運搬用の線路や車両が今も現役で動いています。また化石が豊富に産出することから、「化石の宝庫」とも呼ばれているんです。化石館ではさまざまな体験も行っており、ウドちゃんと福君は「石の塊をハンマーで割って中の化石を取り出す」ことにチャレンジ。実際に石を割ると中から三葉虫が登場し2人も感心したのでした。
続いて向かう『ぶらりアートギャラリー木装』では、80歳の河瀬さんが昼飯大塚古墳をモチーフにしたグッズを作っているんだそう。お邪魔すると、すぐに目に飛び込んできたのは、古墳のかたちをしたゆるキャラ「ひるっこちゃん」。なんと河瀬さんが大垣市と連携してプロデュースしたという、新しいご当地キャラクターなんです。そして、メインでもある古墳グッズはユニークな作品ばかり!
「昼飯大塚古墳」の観光客が気軽に立ち寄れるお土産屋さんを作ろうと、お店をオープンしたそうで、建築デザイナーでもある川瀬さんは独学で木工加工の技術を身につけ、古墳グッズを手作りしているんです。
最後は、ウドちゃん、福君、河瀬さんの3人で歩いて「昼飯大塚古墳」へ。夕日は沈んでしまったけど、きれいな景色を見ながら大垣市赤坂の旅を終えたのでした。

ウドちゃんの旅してゴメン

#702 5月ONAIR

#702:番外編 決まっててゴメン 愛知・豊田市稲武

今回は豊田市稲武を巡ります!
稲武地区は豊田市の山間部で、長野・岐阜に接する県境に位置し四季を通じて自然の豊かなエリア。
ウドちゃんが旅をスタートした大平井公園は雪で真っ白に覆われていました!
まず最初に向かったのは近年、稲武地区の人気スポットになっている『湧水広場の氷瀑』。名倉川沿いの山肌に、松井さんという方が散水していて個人で氷瀑を製作しているんだそうです。ウドちゃんも最初見た時には「ええ~!なんだこれは!」と驚くばかり!氷瀑の中にはやぐらが組まれていてボコボコと盛り上がったような形で、まるで氷の壁がそそり立っているかのような大迫力!
13年ほど前は観光協会の会長だった松井さん。「稲武を知ってほしい!」という思いから製作を始め、今では名古屋からも観光客が訪れる冬の稲武の名スポットになりました。そして年中13℃という御神水をいただき「水道水よりあったかい!」とびっくり。自然と松井さんの情熱が作り出した氷瀑に圧倒されっぱなしなウドちゃんなのでした。

続いてはこれまた近年、稲武の名物と話題になっている「八(すえひろ)うどん」を求めて『すえひろ家』へ。ウドちゃん、どんなうどんなのか分からないまま、茹でる前の生の麺を見せていただくと…「そういうことですか!」とここで納得。長くて平たい生地が細長い二等辺三角形になっていてまさに末広がり!長さも88cm、最大幅も8cmと“八"にこだわって作られた稲武の新名物なんだそうです。もともとは稲武地区で60年以上続く製麺所の「末広家」。10年ほど前にうどんを食べられるお店を開き「八うどん」を考案したんだそうです。ウドちゃん早速88センチの長~い麺を食べさせていただくと「食べて美味しい!さらに楽しい!」と大絶賛。一晩寝かせた麺を使用するという製麺所ならではのこだわりも、すえひろ屋の美味しさの秘密。
稲武の温かさとチャレンジ精神あふれる人たちに驚かされっぱなしの旅なのでした。

ウドちゃんの旅してゴメン

#703 5月ONAIR

#703:番外編 決まっててゴメン 愛知・豊田市足助

今回旅する豊田市の足助地区は、自然の恵み豊かなエリアで近年猪や鹿などのジビエ料理でも注目されています。
まず訪れたのは『三州しし森社中』。野生動物と人間の関わりについて想いを馳せる竹尾さんは、捨てられる鹿やイノシシの角や牙、骨を何とか利用できないかと考え、流通関係のサラリーマンを55歳で早期退職して独学でアート作品を作る道を選び命の大切さを知ってもらう活動を続けているのだのだそう。ギャラリーを訪れると壁一面に鹿の角を使ったオブジェやインテリア用品が並び、ウドちゃんは「人生で鹿の角を一番たくさん見たかもしれない!」とその迫力に大興奮!
鹿の毛皮はオレンジ色で鹿の子斑のある「夏毛」からグレーっぽくて斑点の無い「冬毛」に生え替わると聞いて、思わず触ってみるウドちゃん。「やっぱり冬毛は厚い感じがします」とびっくり。
このギャラリーの建物自体も自分で作ったという竹尾さん。壮大なビジョンと圧倒的な行動力にウドちゃんはパワーをもらったのでした。

続いては高級食材「天然自然薯」をカジュアルに格安で頂けるという『とろろ庵』へ。
社長の辻さんは父親が瀬戸市内でやっていた和食店からの展開でこの場所に店を開きました。
「父は子どもの頃貧しくて、冬になるとお爺さんと山に入って自然薯を掘ってとろろ飯にして食べていた」んだそう。『とろろ庵』では冬季限定で「天然自然薯」を提供。辻さんのオススメは「とろろかけそばプレミアム」。天然自然薯100%のとろろが熱いかけそばの上にタップリ乗っていて、自然薯の香りが立つ絶品!そしてなんと、地元のブランド米「ミネアサヒ」に麦を20%混ぜた麦ご飯も食べ放題。天然自然薯はかけそばに乗っても粘りが強いまま。まずはとろろだけ一口食べて「うまい!」そばと混ぜて食べて「とろろとそば、合いますねー!」とここでたまらずご飯をセルフで茶碗に盛るウドちゃん。大急ぎで席に戻りご飯にそばつゆごととろろをかける、そして一気にかきこむ!「はぁ…最高…」とあっという間に完食し大満足のウドちゃん!今回も足助ならではの様々な「山の恵み」を堪能した旅なのでした。

ウドちゃんの旅してゴメン

#704 6月ONAIR

#704:番外編 決まっててゴメン 静岡・焼津市

静岡県の中心部に位置する焼津市は、水揚げ高が6年連続日本一(2016~2021年)の漁業の町。
ウドちゃんは『焼津漁港親水広場ふぃしゅーな』から旅をスタート!最初に訪れるのは水産加工品を100年以上作っている『ぬかや斎藤商店』。ここでは娘さんが魚河岸シャツを販売しており、従来のシャツ以外に女性向けの可愛いシャツやオリジナルアイテムの開発もしているそうです。
道中に町を散策していると、『osoto雑貨』というお店を発見。
立ち寄ってみると、アウトドア用品や防災用品など「お外」で使うグッズが並んでおり、中にはオリジナルの焚き火台などが並んでいます。話を聞いてみると、店主の望月さんはなんと『ぬかや斎藤商店』で働く娘さんのご主人でした!キャンプが好きすぎて、『osoto雑貨』を立ち上げたんだとか。
そして、ようやく1件目の目的地『ぬかや斎藤商店』に到着。江戸時代に物資輸送を行う海運業者として創業し、現在はかたちを変え焼津名産のなまり節などの加工品を作っています。ウドちゃん、早速なまり節をお醤油とマヨネーズと混ぜて試食させていただきました。油漬けにしていないため、ヘルシーさっぱり!パスタなどの料理にも使いやすいんだとか。
そして、娘の聖恵(さとえ)さんが手掛ける魚河岸シャツを見るため2階へ。焼津のご当地シャツとして、多くの市民が愛用する魚河岸シャツですが、聖恵さんは女性でも気軽に着られるデザインの魚河岸風シャツやオリジナルアイテムを作り、人気を集めているんです。聖恵さんの焼津愛や、魚河岸シャツへの愛を強く感じたウドちゃんなのでした。
続いては、焼津市を代表するスポット『焼津さかなセンター』へ。19年ぶりに訪れることもあって、ウドちゃんもテンションが上がります。東京や埼玉からのバスツアー客もいて賑わう中、ウドちゃんのお目当ては2015年にブランド化された“赤いダイヤ"と呼ばれる焼津ミナミマグロ!さかなセンター内で聞き込みをして教えてもらった『てっか丼山もと』へ。
名物は丼ぶりから豪快にネタがはみ出した海鮮丼ですが、ウドちゃんは焼津ミナミマグロの赤身を使った握り(7貫)を注文。さらに、道中の看板を見て気になっていた静岡でしか飲めない生ビール、「静岡麦酒」も注文。「うまい!とまりませんね!」と、赤いダイヤ・焼津ミナミマグロと黄金の静岡麦酒の贅沢なコンビネーションに、大満足のウドちゃんなのでした。

ウドちゃんの旅してゴメン

#705 6月ONAIR

#705:番外編 決まっててゴメン 静岡・島田市

今回の旅の舞台は静岡県の中央に位置する島田市。言わずと知れたお茶処で、大井川鐵道のSLや世界一長い木造歩道橋「蓬莱橋」など観光資源も豊富な街!

まずウドちゃんが向かうのは、昔ながらの赤ちゃん用押し車【通称:かたかた】を作っている『前川木工所』!二代目の前川静男さんが出迎えてくれました。
「これ!私も小さいころ使ってました!」〝かたかた〟を見た瞬間子どもの頃の懐かしい記憶が蘇ったウドちゃん。
この地域では〝かたかた〟と呼ばれる押し車は、歩き始めた赤ちゃんの歩行練習だけではなく、上手に歩けるようになってからも、推し回って楽しめる昔懐かしの玩具なんです。この押し車、全盛期は島田市が全国シェアの7割を占めていたという町を代表する逸品。『前川木工所』はその押し車を今も手作業で作り続けている工房なんです。
前川さんは、かたかたを保育園に寄贈したり、小学校で授業を開いたりと、次の世代に伝える活動もしているんだそう。「子どもたちが喜んでくれればいいんです」優しい前川さんの想いに心がいっぱいになるウドちゃんでした。

続いて向かうのは、ウイスキー樽のチップで燻した〝燻製紅茶〟が話題の『カネロク松本園』へ。
体験したことのない紅茶にワクワクドキドキのウドちゃんを待っていたのは、茶園3代目の松本さんと息子さんたち。「おっす!もう撮ってるの?」小学生の明るいパワーにウドちゃんも元気をもらいます。
創業から100年以上お茶づくりを続ける『カネロク松本園』。そんな伝統の茶園で、3代目の浩毅さんが10年ほど前に開発した〝燻製紅茶〟 にウドちゃんも興味津々です。
「他にない特別な紅茶を作りたくて」お茶の可能性を見据えて、独自の研究の末に完成した燻製紅茶は、茶葉を様々なスモークチップで燻した逸品。独特な香りをまとった特別な紅茶は徐々に話題になり、今では海外でも注目されるほどに。
ウドちゃんはおすすめの〝ウイスキー樽〟と〝桜〟をいただきました。「今までの紅茶人生で味わったことのない味です」
松本さんのお茶への情熱が詰まった初体験の燻製紅茶を堪能し旅を終えたウドちゃんでした。

ウドちゃんの旅してゴメン

#706 6月ONAIR

#706:番外編 決まっててゴメン 三重・紀宝町

今回の旅の舞台は三重県・紀宝町!
紀宝町は三重県最南端に位置し、熊野川を挟んで和歌山県と隣接する県境の町。
温暖な気候を活かしたミカン栽培やウミガメが産卵に上陸する七里御浜海岸は町のシンボル。熊野川に浮かぶ御船島は世界遺産にも登録されている熊野速玉大社の境内の一部とされています。
和歌山県との県境に架かる新熊野大橋から旅をスタートしたウドちゃん。
まず最初に向かったのは、世界遺産に登録されている川の熊野古道 熊野川で乗船体験をすることができる『熊野川体感塾』。
熊野川流域唯一の船大工の谷上さんは、川と森の大切さをわかってもらいたいという想いから、およそ40年前に途絶えた「三反帆(さんだんぼ)」を復活させ、乗船体験ツアーを行っています。三反帆は、かつて熊野川で地域の物産である木材、炭、石炭や地域住民の物資の輸送や移動手段として用いられていたそうです。
初めて乗る「三反帆」に大興奮のウドちゃん!「出発!イエーイ!」と大はしゃぎ!「夏は特に、朝は山から風が吹き昼には海から風が吹くんです」と話す谷上さん。エンジンを止め、風に任せて川を下る三反帆の熊野川下りは紀宝町の自然を文字通りに体感できます。そして世界遺産の御船島を2周したところで再び船着き場に戻ります。古くから熊野川流域で生活をしてきた人たちには欠かせない川舟「三反帆」にウドちゃんも感激しきりでした。

次の目的地に向かう途中、『烏止野神社』でお参りしたウドちゃん。「ウドの神社だ!天野君に報告しなきゃ!」と大喜び。
しっかりお参りしたウドちゃんは、道の駅の中にウミガメを飼育研究している水族館がある『道の駅 紀宝町ウミガメ公園』に向かいます。
ここでは、定置網に掛かって負傷したウミガメなどを保護し、元気になったらタグをつけて海に返すという保護活動を目的としてる施設なんだそう。
公園内にある「ウミガメ水族館」に入ってみると、ユニークな顔立ちのカメがお出迎え!「なんですかこのカメ?!」ブタバナガメという鼻が特徴的なカメに親近感を覚えた様子のウドちゃん。ウミガメ水族館の名物飼育員として活躍している伊藤さんが対応してくださいました。ここではウミガメに野菜などのエサやり体験をすることも可能!モサモサと白菜を食べるウミガメの様子に、やはり親近感を覚えるウドちゃんなのでした。

ウドちゃんの旅してゴメン

#707 6月ONAIR

#707:番外編 決まっててゴメン 三重・御浜町

今回の旅の舞台は三重県・御浜町!
今回の御浜町を旅すると、愛知・岐阜・三重3県のすべての市町村の旅をコンプリート!
『年中みかんのとれる町』として売り出している御浜町。温暖な気候と日射量の多い山間部にはミカン農園が多く、その中でも栽培から製品加工、店頭販売まで一貫している唯一の農園が『すぎもと農園』。14haの農地で様々な品種の柑橘類を栽培し、基本的には一年中ミカンを出荷できる体制を取っているんだそう。
人気は、樹上で完熟させ、一番美味しい旬に収穫した柑橘類をそのまま搾った「果汁100%ジュース」。贈答品にと全国から注文が来るという。圧巻なのは、11月が旬の「温州ミカン」を1月まで「袋がけ」して大切に手間ひまかけて育てたものを搾った『宝珠』。なんと720mlで5400円!どうしても飲んでみたいウドちゃん、11月に搾った『みかん旬しぼり』と12月に搾った『完熟みかん搾り』との違いを飲み比べてみることに!ジュース3本で9288円!さすがに飲む前に「緊張します…」とビビり気味。まずは普通のミカンの『旬しぼり』。いや、これも甘さと酸味のバランスが良く充分美味しい。『完熟みかん搾り』は甘さと爽やかさのバランスが絶妙!そしてもはや異次元の美味しさと言われている『宝珠』は… 芳醇な香り、味の濃さ、甘さが飛び抜けてスゴい!「参りました…もうこれから普通のミカンジュース飲めないです」と泣きそうなウドちゃん。すぎもと農園の皆さんの『ミカン愛』が体中に染み渡る異次元の体験でした。

次は、日本では御浜町でしか栽培されていないインド原産のアッサム茶の原木から作った紅茶があるということで尾呂志地区へ。明治時代にインドから持ってきたアッサム茶の種子を温暖多雨な現地に似た御浜町の尾呂志地区で育てることに成功し、当時は「インド茶」と呼ばれて普通に番茶として飲まれていたのですが、普通にお茶として飲むと苦みが強く人気がなかったそう。それから130年。御浜町に「幻のお茶の原木」があるということで1999年、地元の有志が集まり、紅茶の製法もゼロから学び2005年についに幻の紅茶「尾呂志アッサム茶」として商品化に成功しました。
『熊野古道交流センター さぎりの里』で「尾呂志アッサム茶」を作るチームのリーダー山田さん、仲間の山中さん、山下さんに当時の苦労話を聞かせてもらいました。
山田さんたちは今後は次世代がこの紅茶作りを受け継ぎ、増産されるのが夢だという。
24年かけてもまだまだ勉強、という話を聞き、原種の畑も見せてもらいその苦労の歴史も感じたウドちゃん。最後は『さぎりの里』にある『さぎり茶屋』で尾呂志アッサムティーをいただくことに。
山田さんたちが苦労の末、商品化した「幻のアッサムティー」は香りもよく、旨味、渋味、苦みのバランスが取れた美味しい和紅茶。贅沢なアフタヌーンティを過ごして旅を終えたウドちゃんなのでした。

ウドちゃんの旅してゴメン

(C) メ~テレ

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