
運命の渦
「名前のない女」パク・ユンジェ×「カッコウの巣」演出家がタッグを組んだ最強愛憎劇!
運命の渦に巻き込まれた4人の男女!
はたして、生き残る愛は…?
<あらすじ>
母と初恋相手のジナのためだけに真面目に働いてきた明るい性格のナムジン。小さな事務所を運営しながら貧しい生活を送っていた中、ある日自分が有名企業“ヒョンガングループ”会長の30年間行方が分からなかった孫である事が分かり、後継者争いの中に放り込まれる。
一方、もう一人の“ヒョンガン”の後継者候補のシウは、母を守らなければならないという強い思いから後継者争いには必ず勝たなければならなかった。
大企業“ミンハン”の一人娘でシウと政略結婚を控えながらもデザインの道を究めたいスンジュ、ナムジンの初恋相手でファッションデザイナーになるために勉強とアルバイトをしながら努力してきたジナを巻き込みながら、立ちはだかる困難や苦難を乗り越え、最後に勝者の運命を手にいれるのはだれか――!?
On Air Schedule
エンタメ~テレ☆シネドラバラエティ オンエアスケジュール
6
2023 June
#75
5(月)13:05-
#76
5(月)13:45-
#77
6(火)13:10-
#78
6(火)13:50-
#79
7(水)13:10-
#80
7(水)13:50-
#81
12(月)13:05-
#82
12(月)13:45-
#83
13(火)13:10-
#84
13(火)13:50-
#85
14(水)13:10-
#86
14(水)13:50-
#87
19(月)13:05-
#88
19(月)13:45-
#89
20(火)13:10-
#90
20(火)13:50-
#91
21(水)13:10-
#92
21(水)13:50-
#93
26(月)13:05-
#94
26(月)13:45-
#95
27(火)13:10-
#96
27(火)13:50-
#97
28(水)13:10-
#98
28(水)13:50-
#69~71
2(金)11:10-
#72~74
4(日)10:05-
#75~77
9(金)11:10-
#78~80
11(日)10:05-
#81~83
16(金)11:10-
#84~86
18(日)10:05-
#87~89
23(金)11:10-
#90~92
25(日)10:05-
#93~95
30(金)11:10-
7
2023 July
#99
3(月)13:05-
#100
3(月)13:45-
#101
4(火)13:10-
#102
4(火)13:50-
#103
5(水)13:10-
#104
5(水)13:50-
#105
10(月)13:05-
#106
10(月)13:45-
#107
11(火)13:10-
#108
11(火)13:50-
#109
12(水)13:10-
#110
12(水)13:50-
#111
17(月)13:05-
#112
17(月)13:45-
#113
18(火)13:10-
#114
18(火)13:50-
#115
19(水)13:10-
#116
19(水)13:50-
#117
24(月)13:05-
#118
24(月)13:45-
#119
25(火)13:10-
#120
25(火)13:50-
#121
26(水)13:10-
#122
26(水)13:50-
#123
31(月)13:05-
#124(最終回)
31(月)13:45-
#96~98
2(日)10:05-
#99~101
7(金)11:10-
#102~104
9(日)10:05-
#105~107
14(金)11:10-
#108~110
16(日)10:05-
#111~113
21(金)11:10-
#114~116
23(日)10:05-
#117~119
28(金)11:10-
#120~122
30(日)10:05-
Cast
出演
パク・ユンジェ、ソ・ヒョリム、カン・テソン、チン・イェソル
Staff
スタッフ
演出:クァク・ギウォン
脚本:パク・ゲヒョン
Episode
番組内容
#1-10
第1話
ヤン・ナムジンは海辺の村で“人材事務所”を営む社長。社長といえども多額の借金を抱えており、暮らしぶりは豊かとは言えないが、母親と事務所で一緒に働くイ・サンヒョンと3人でつつましくも楽しく暮らしていた。そんなある日、秋も深まり冬へと向かうというのにナムジンの家に網戸の交換業者が突然やってくる。こともあろうにその業者は洗面所にあったナムジンの歯ブラシを持ち出すが…。
第2話
初恋の人チョン・ジナが、父親の借金1億ウォンのカタに町一番の有力者の息子カン・デシクと結婚させられることを知ったナムジン。ナムジンは自分が借金を肩代わりすると言ってしまう。そんな折、ナムジンの会社に訪ねてきたヒョンガングループの顧問弁護士ホ・チョンサンが月給1000万ウォンという破格の報酬でアン会長の看病をする仕事を持ちかける。ためらいつつもナムジンは仕事を引き受ける。
第3話
アン会長の看病人として会長宅に住み込むことになったナムジン。アン会長は今は亡き息子ヨンギュの面影をナムジンに見て感傷に浸る。ナムジンの明るい性格もあり、たちまち打ち解けて談笑する2人だが、亡くなったヨンギュの愛人チェ・スヒと息子チェ・シウが応接間に入った途端、ただならぬ雰囲気に。その頃、デシクが高価な贈り物を抱えて、ジナの家を訪問し「土曜日に結婚式を挙げる」と一方的にジナに告げる。
第4話
アン会長を乗せた車を運転し、病院に向かうナムジン。車の前に飛び出してきたミンハン社の社長令嬢ハン・スンジュは車にひかれそうになったショックで気を失ってしまう。翌朝、意識が戻ったスンジュはナムジンが空港で抱きついてきた男だと気づく。予想外の再会に驚く2人。スンジュが意識を失っている時にうわごとを言っていた様子が気になったナムジンは話し相手が欲しくなったら連絡をするように言う。
第5話
酔った勢いでスンジュはナムジンに涙声で電話をかけてしまう。我に返り、慌てて電話を切るスンジュだが、心の片隅ではナムジンからの折り返しの電話を待っていた。スンジュからの電話が切れ、ナムジンは再び電話を取るが、母親がリウマチで入院したという知らせが。仕事があるので母親の元には帰れないと答えるナムジンだが、事情を知ったアン会長の配慮によりナムジンの母親はソウルで治療を受けることになる。
第6話
シウはアン会長にスンジュのことを結婚を前提に交際している女性だと紹介する。結婚するつもりはないとシウに言うスンジュだが、シウはそんなことはお構いなしで強引だ。その頃、ジナはヒョンガンのデザイン室で働く女性とルームシェアをすることになり、ヒョンガンの公募展にデザインの出品を考えていたジナは奇遇な巡り合わせに喜ぶ。その頃、ジナの失踪に気づいたデシクは「ナムジンがジナを連れ去った」と騒ぐ。
第7話
ヒョンガンの社屋を訪れたジナはナムジンの姿を見かけ、ひそかに涙する。会長の看病人としてヒョンガンを訪れたナムジンだが、掲示してある辞令を見て自分が秘書室長になっていることを知り驚く。一方、海辺の村では、ジナが結婚式直前に失踪したことを謝罪しにジナの母親がカン家を訪れていた。平謝りするジナの母親にデシクの父親は「ジナを連れ戻さなければ詐欺罪で訴える」と冷たく言い放つ。
第8話
理事たちが受け取った賄賂のせいで、新ブランドの推進を一時中止せざるを得なくなったシウは、経営権を手にしてからグループを掌握すればいいと気持ちを切り替える。また、死期が近いと悟ったアン会長はホ弁護士に命じて、遺言を作成し、ナムジンに母親たちを会長宅の離れに住まわせるように言う。その頃、ジナをソウルで見かけたという話を聞いたデシクは両親を説得してソウルへ向かう。
第9話
「ナムジンをどこから連れてきたのか」とナムジンの母親に問い詰めるアン会長。アン会長からDNA鑑定書を見せられ、ナムジンの母親は重い口を開く。昔、ナムジンの母親の内縁の夫が親戚の子供だと言い、連れてきたのが赤ん坊のナムジンだったという。ナムジンの母親に「息子夫婦の赤ん坊がこつ然と消え、まもなくして息子夫婦も交通事故で亡くなった」と話すアン会長。その時、スヒが応接間に入ってきて…。
第10話
アン会長は、ナムジンに「お前は30年前、病院から消えた私の孫だ」と告白する。衝撃の事実を聞かされ、ナムジンは動揺する。その頃、スンジュはシウからプロポーズを受ける。押しの強いシウにモヤモヤした気持ちを抱いたスンジュは胸の内を聞いてもらうために、ナムジンに電話をかけるが…。一方、ジナが家の近所で買い物をしていると、デシクが道行く人を呼び止めて、ジナについて尋ね回っていた。
#11-20
第11話
アン家の離れにナムジンの家族が住んでいることを知り、怒りをあらわにするシウ。家族を出て行かせなければ、解雇すると言うシウに冷静に反論するナムジンだが、シウは反感を抱く。シウはアン会長を見舞うために寝室に行くが、認知症で錯乱状態のアン会長に「こんな男は孫じゃない」となじられてしまう。一方、スンジュはシウから土曜日に行われる取引先の結婚式に未来の妻として同行してほしいと頼まれる。
第12話
ナムジンはシウにジナの顔写真を見せ、「彼女は大事な友人で、エレベーターの前で2人で話しているのを見た」と問い詰めるが、シウは覚えていないと言い張る。2人の関係に興味を持ったシウは、ジナにナムジンのことを聞く。ジナはナムジンに「一方的につきまとわれている」と答えてしまう。スヒはアン会長のために食事の支度をしにアン家に行くが、出来合いの総菜を食卓に並べ、会長の怒りを買う。
第13話
スンジュがシウに連れていかれたのはスンジュの父親マンソクの結婚式だった。父親の再婚を阻止してほしいと頼んだシウに裏切られたと知り、絶望したスンジュは式場で人目もはばからず、怒りをあらわにしてしまう。アン会長の代わりに式に参列していたナムジンは騒ぎを聞きつけ、スンジュのもとに駆け寄る。スンジュはナムジンに家まで送るよう頼み、シウに「私の人生から消えて」と言い放つ。
第14話
アン会長は病院に搬送される。付き添うナムジンとホ弁護士は医師からアン会長は危篤状態だと聞かされる。その頃、マンソクはスンジュと話し合っていた。スンジュはマンソクの再婚は認めるが、家を出て一人暮らしをすると言い、シウとは結婚したくない、心から愛する人ができた、と自分の胸の内を率直に話す。マンソクはスンジュに婚約式の延期を口では約束するものの、シウのもとへと向かう。
第15話
ナムジンに見守られて静かに息を引き取るアン会長。ナムジンはアン会長の死を悲しむ間もなく、ホ弁護士から秘密裏に姓をアンに変更していたことを告げられる。しれつな後継者争いによりヒョンガングループは創業以来の危機にさらされており、ナムジンの身の安全を守るために水面下で動くしかなかったと言うのだ。ナムジンはホ弁護士から喪主を務めるように頼まれるが、スヒとシウが葬儀場に現れて…。
第16話
アン会長の遺言状が公開され、葬儀場は騒然となる。ナムジンが会長の実の孫であることや今後1年間、シウとナムジンで競わせ、その売上により、後継者を決めるというものだったからだ。スヒはシウを後継者とすべく策を巡らせ、株主であるミンハン社の社長令嬢スンジュとの結婚を推し進めるよう再びシウに念押しする。そんなことを知るよしもないナムジンは握手をシウに求めるが、冷たく拒絶される。
第17話
シウに破談にしたいと告げるスンジュ。スンジュは、愛してない人とは結婚できない、他に愛する男性がいるとシウに告白する。激怒したシウはミンハン社と手を切ると脅すが、スンジュは真剣に取り合わない。母を失望させたくないと苦しむシウは一人でやけ酒をあおり、泥酔してしまう。バーからの連絡で駆けつけたジナをスンジュだと勘違いしたシウは、ジナの肩にしなだれかかり、胸の内を打ち明ける。
第18話
シウはミンハン社を訪ね、マンソクに今後 取引をしないと一方的に通告して圧力をかける。社長室から出てきたシウは、コ・ソンギュという社長の義弟が問題を起こしたことを小耳に挟む。その頃、スヒはナムジンを呼び出し、相続税を負担する代わりに、ナムジンが相続したアン会長の邸宅をシウと共同名義にしてほしいと持ちかける。人のいいナムジンはスヒの提案を二つ返事で承諾してしまう。
第19話
ナムジュンはヒョンガングループの後継者争いから降りた理由を自分に能力がないことを見破られるのが恐かったとスンジュに吐露すると、スンジュはナムジンを優しく勇気づける。酔った勢いもあり、2人はお互いに悩みを打ち明けるが、ナムジンは酔い潰れてしまう。その頃、シウはデザイン公募展で大賞を受賞したお祝いと称して、隠れ家にしているバーにジナを招き、2人きりで酒を飲むことに。
第20話
シウに後継者争いの挑戦状をたたきつけるナムジン。シウは負けるはずがないと自信満々だが、一刻も早くシウを後継者にしたいスヒはホ弁護士を代表の座から引きずりおろすべくある画策をする。一方、ミンハン社ではマンソクの義弟ソンギュの横領が明るみとなり、ソンギュは警察に逮捕されてしまう。ソンギュの姉コ・ヨンシルは惚れた弱みにつけ込むように、マンソクに泣きつき弟を助けようとする。
#21-30
第21話
ナムジンはリストラ対象になった社員を訪ね、自分のプロジェクトチームの一員になるよう説得するが、チームの要である専属デザイナーの人選が難航していた。一方、スヒはミンハン社を訪れ破談に応じる条件としてマンソクにヒョンガンの株を手放すよう圧力をかけ、見返りに1年の下請け契約延長を申し出る。その後、ヒョンガンの大株主のうちの1人であるシウの大叔父、アン顧問と連絡を取り…。
第22話
シウとジナが親しげに立ち話をしているところに居合わせたデシクは、シウに向かって自分はジナの夫だと名乗る。衝撃の事実を知ったシウは…。その頃、スンジュは夜の公園で不良に絡まれている女の子を助けだそうとするが、反対に襲いかかられそうになる。とっさに、ナムジンからもらった笛のことを思い出し、笛を吹くと、驚いた不良たちは逃げだし、偶然通りかかったナムジンが駆けつける。
第23話
ナムジン率いるプロジェクトチーム“2チーム"が集結するが、肝心のデザイナーがいない。不安になるチーム員たちだが、ナムジンの片腕であるサンヒョンは決定していないのに「米国留学帰りの優秀なデザイナーと交渉中だ」と大風呂敷を広げてしまう。退勤後、シウは行きつけのバーに1人で行くと、ジナが待ち受けていた。酒の勢いを借りて、ジナは借金のカタに無断でデシクに婚姻届を出されたいきさつを話す。
第24話
スンジュは2チーム専属デザイナーになることを引き受けるが、ある条件をナムジンに提示する。ヒョンガンの社内はナムジンとシウの話題で持ちきりで、大部分の社員はシウが率いる精鋭ぞろいの“1チーム"が勝利すると予想していた。こうして迎えた1次コンテストの説明会で両チームが初の顔合わせをする。運命の渦に巻き込まれるように、ジナ、シウ、ナムジン、スンジュ、そしてスヒまでもが一堂に会す。
第25話
ナムジンを前にジナは重い口を開く。故郷の町は暗い思い出しかないからナムジンの記憶も消したいと話すジナ。冷たく振る舞うジナに長年の思いを打ち明けるナムジンだが、ジナはにべもない。ちょうどそこに忘れ物を取りに来たジナが2人の話を立ち聞きする。退勤後、チーム結成の飲み会が開かれ、スンジュはしたたかに飲み、酔っ払ってしまう。心配したナムジンはスンジュを家まで送り届けるが…。
第26話
ナムジンの母親、スンジャはナムジンのために会社に弁当を届けに行くが、社内でジナを見つけ、息子をストーカー呼ばわりしたことに怒りをぶつける。騒ぎを聞きつけたシウは2人から事情を聞き、実の母親でもないのに過干渉だと言い、スンジャを傷つける。一方、ナムジンのもとにデザイナー志願者がやってくる。有能な女性だが、1チームの面接では子供が幼いことを懸念したシウから落とされたという。
第27話
美しい夜景を見ながら、自分の胸の内をシウに話すジナ。シウは吸い寄せられるようにジナと唇を重ねる。偶然、そこに通りかかるスンジュとナムジン。スンジュはナムジンに2人のキスシーンを見せまいと、動揺するあまりに走ってる自転車とぶつかり、ケガをしてしまう。ナムジンはケガをしたスンジュを車で家に送る。スンジュは車から降りると、心の傷を治してあげるといい、ナムジンを抱き寄せる。
第28話
笛の音を聞き、ナムジンは急いでスンジュの部屋に向かう。部屋が荒らされてはいるものの、金目の物は盗まれていないと答えるスンジュ。実は部屋に忍び込んだのはソンギュで、株式譲渡契約書が持ち出されていたのだった。一方、シウは後継者争いに勝つために大手建設会社の令嬢との見合い話をスヒから持ちかけられる。見合い話に乗るシウであったが、唇を重ねたジナのことが頭から離れず、途方に暮れる。
第29話
シウは大手建設会社の令嬢で世界的バイオリン奏者のソジョンと見合いをする。社長令嬢らしく、美しく教養のあるソジョンに好感を抱きつつも、ギプス姿のソジョンに初めて出会った時のジナの姿を重ねてしまう。その頃、ホ弁護士はナムジンを呼び出し、スンジュを家に泊めたことをたしなめる。ナムジンから事の経緯を聞き、ソンギュへの疑念を深めたホ弁護士は、秘書にミンハン社について調査するよう命じる。
第30話
スンジュはスヒに、部屋から盗まれた株式譲渡契約書の行方について問いただす。しかし、スヒは知らぬ存ぜぬを決め込み、あげくの果てには、スンジュに平手打ちを食らわせる。その頃、ヨンシルとソンギュはマンソクの携帯電話のロックを解除しようと躍起になっていたが、暗証番号が分からず途方にくれていた。ソンギュはスンジュの誕生日が暗証番号ではないかと思いつき、ヨンシルに聞き出すように言う。
#31-40
第31話
過労と睡眠不足が原因で胃けいれんを起こし、職場で倒れたジナをシウは抱きかかえて病院に連れていく。病室で目を覚ましたジナに、「四六時中、君のことが頭から離れない」とシウは愛の告白をする。ちょうどその時、アン家では亡きアン会長の四十九日の祭祀が執り行われようとしていた。家からの連絡を受け、慌てて祭祀に駆けつけるシウだが、終わるとすぐに再びジナのいる病室へと急ぐ。
第32話
ジナが倒れたと聞き、薬を届けに行こうとするナムジン。スンジュは「会長の孫としてヒョンガンを守る大切な時にライバルチームのデザイナーに気を使っている場合じゃない」と一喝し、ナムジンの代わりにジナに薬を渡しに行く。一方、デシクのカフェではスヒとソンギュが株の売買について密談していた。その時ちょうどジナの同居人のヨンジもカフェに昼食を買いに来ており、スヒに話しかけるが…。
第33話
デシクのカフェに偶然訪れたナムジンは、デシクとの意外な再会に驚くとともに、ジナのことを心配する。その頃、告白を聞いたジナは、シウに思いを寄せていたことを打ち明け、社長令嬢と政略結婚をするなら、自分を諦めてほしいと話す。一方、マンソクは所有していたヒョンガンの株が勝手に売られていた件でヨンシルを問い詰める。ヨンシルはしらを切るが、マンソクはスンジュを思ってヨンシルとの離婚を決心する。
第34話
無断でヒョンガンの株を売られた一件が引き金となり、ヨンシルに離婚届に判を押すよう迫るマンソク。ヨンシルは泣きながら離婚を拒否する。食べ物の話を聞いたヨンシルが、えずき始めるのを見たマンソクはヨンシルの妊娠を疑うが…。その頃、デシクは漢方薬を手にジナの夫を名乗り、会社に押しかけていた。ジナとデシクがもめているところに通りかかったスンジュは警察に通報するふりをして、デシクを追い返す。
第35話
シウは、デシク親子にジナの負った借金を全額肩代わりする代わりに、ジナとデシクの結婚を無効にし、カフェを畳むよう迫る。その頃、ヒョンガンでは緊急株主総会が開かれようとしていた。ホ弁護士が臨時代表理事を解任される可能性が高いと知ったナムジンとスンジュは代表理事室を訪れ、ホ弁護士を励ます。株主総会で代表理事の交代が発表されようとしたその時、ホ弁護士はある書類を手に壇上に上がる。
第36話
デシクはナムジンに、ジナの借金を肩代わりした人物について明かそうとするが、脅されていることを漏らし、口をつぐむ。一方、シウはジナをいつものバーに呼び出し、借金を肩代わりしたことと、ジナのために婚姻無効訴訟の手続きを取っていることをジナに明かすが、シウの予想に反してジナは激怒する。また、ナムジンがジナのことを今も思い続けていることを知ったスンジュは1人で焼酎を飲み、むせび泣く。
第37話
ジナの自宅の近くでシウとジナが熱い視線を絡ませながら立ち話をする様子を目撃したナムジン。婚約者がいながら、ジナとつきあうシウに怒りをぶつけるナムジンだが、ジナも納得した上での関係だと、シウは取り合わない。ジナとデートした足で婚約者のソジョンが待つ自宅へと急いで向かうシウ。夕食が終わり、シウの部屋で2人きりになった時、ソジョンは昔、貧しい男性と大恋愛していたことがあったと告白する。
第38話
スンジュはナムジンに遠回しに自分の思いを告白するが、女心に鈍感なナムジンはスンジュが自分に好意を持っているとは気づかない。スンジャとサンヒョンから、ジナが借金を返済したらしいと聞いたスヒは母親の勘でシウが肩代わりしたのではないかと気づき、デシクのカフェに押しかけて真相を確認する。そして、ジナを常務室に呼び出し、息子と交際を続けたら、服飾業界から追い出してやると脅す。
第39話
泣きはらした目をしたジナを心配し、声をかけるナムジンだが、ジナは冷たくあしらう。偶然その様子を目撃したスンジュはナムジンがいまだにジナに未練があると知り、複雑な気持ちになる。1次コンテストを翌日に控え、準備に追われる両チームだが、本番に備えて全員早めに退社する。そんな折、ジナの様子がおかしいことに気づいたシウは、いつものバーに呼び出す。スヒに脅されて別れを決心したジナはシウに別れ話を切り出し…。
第40話
ついに1次コンテストの日を迎える。現役高校生がモデルとして登場し、意外性のある演出で審査員の目を奪う2チームのステージ。しかし、出番直前にもかかわらず、舞台裏で「やっぱり出たくない」と騒いでいるスンジュをスタッフは半ば強引に舞台に押し出してしまう。その頃、ソンギュはスヒを尋ねて常務室に押しかけていた。スヒに会うまで毎日でも来るつもりだと執拗に面会を迫るソンギュだが…。
#41-50
第41話
2チームの1次会の最中、ナムジンはジナから呼び出される。ピンと来たスンジュはナムジンに行かないでほしいと頼むが、ナムジンは急用だと言い、ジナの元に向かう。ジナはシウとの恋が終わったことをナムジンに打ち明け、今まで冷たく振る舞ったことをわびる。また、ナムジンはジナへの思いは区切りをつけ、別の女性に思いを寄せているとジナに話す。その頃、1次会が行われた店の前でスンジュはナムジンを待ち続けていた。
第42話
ヨンシルが流産したと聞かされたマンソクは、スンジャがソンギュのことを泥棒呼ばわりしたせいだと、ナムジンのことを激しく責める。スンジュはナムジンには非がないことを説明するが、激怒したマンソクは今後、金輪際2チームを手伝わないと言う。トラブルに巻き込まれたナムジンだが、そんな中、2次コンテストの課題が発表される。引退した美人女優ハン・ミラをランウェイに立たせたチームが勝つというものだったが…。
第43話
シウの婚約式を翌日に控えたある日、2次コンテストについて打ち合わせ中にナムジンのもとにジナの母親から父親が危篤だという連絡が入る。ナムジンはジナに、すぐ故郷に帰るように説得し、故郷まで送っていくことにする。スンジュは嫉妬を押し隠し、ナムジンを明るく送り出す。一方、スヒはミラをランウェイに立たせる自信があるとシウに打ち明ける。スヒはミラの弱みを握っているというのだ。
第44話
ナムジンはシウに、ジナの気持ちを傷つけたことに対する怒りをぶつける。一方、スンジャは警察にヨンシルを流産させた件で出頭する。被害者側が告訴を望まないため、逮捕できないという警察官の説明にもかかわらず、「罪を償いたいので、刑務所に入れてほしい」と言い張るスンジャだが…。ナムジンの話を聞き、自分がジナを心から愛していることに気づいたシウはソジョンに婚約解消を申し入れる。
第45話
婚約式直前に姿を消したシウを必死に捜すスヒだが、見つからず途方にくれる。その頃、シウはジナの父親の葬儀に参列していた。一方、ホ弁護士はマンソクに1年後、ヒョンガンの株式を譲渡する条件で、2チームの手助けを続けてほしいと交渉する。ジナとシウを気遣い、2人よりも先に葬儀場を後にするスンジュとナムジン。スンジュはナムジンに「ジナと私が溺れていたらどっちを助けるか」と尋ねて、ナムジンにキスをする。
第46話
シウがジナの父親の葬儀に出席していたことを知ったスヒ。スヒはナムジンがシウを後継者にさせないために仕組んだ罠だと思い込み、電話でナムジンのことを罵る。家に帰ったシウはスヒにひざまずき、ジナを愛しているから他の誰とも結婚したくないと自分の気持ちを正直に伝えるが、スヒは自殺を図ろうとする。またその時、ナムジンとスンジュはミラが宿泊しているホテルでミラが姿を現すのを当てもなく待ち続けていたが…。
第47話
スンジャのもとに昔の内縁の夫パン・チョルサンから電話がかかってくる。刑務所帰りのこの男がよからぬことを考えているに違いないと思ったスンジャは一言も話さずに電話を切る。ナムジンとスンジュは、ミラにモデルを断られたことをチーム員に打ち明けるが、スンジュはめげておらず、ミラとの接触を粘り強く続ける。一方、スヒもミラに接触すべく、ミラが所属していた事務所の社長に会い、脅迫まがいの説得をする。
第48話
ナムジンは水族館でミラの愛娘スジを見失い、迷子にさせてしまう。必死に捜すナムジンだが…。また、スヒはミラを呼び出し、昔、モデルに起用したことを恩に着せ、1チームのモデルをしてほしいと交渉するが、ミラは芸能界に未練はないと断る。するとスヒは、ミラの不倫相手で、スジの父親である有名政治家の名前を挙げ、海外に逃げたり断ったりした場合はそのことをマスコミにバラすと脅す。
第49話
スンジャがヨンシルから慰謝料5000万ウォンを請求されたことを聞いたナムジンは支払いに応じることにするが、マンソクの気分を損ねないか不安になる。また、ナムジンとスンジュはミラに会いに行く。2人の説明を聞き、状況を理解したミラはスヒに脅された一件を2人に相談する。するとナムジンは、スジを守る唯一の方法は、ミラがスヒの条件をのみ、1チームのモデルを引き受けることだと言う。
第50話
ナムジンからの温かい言葉に心を動かされたミラはスジを連れてヒョンガンへ向かう。ミラはナムジンにスジを預け、スヒに会いに常務室へ。1チームがミラをランウェイに立たせることになったと落ち込む2チームの面々だったが…。その頃、スンジャの元にチョルサンが押しかけて来ていた。必死に追い返そうとするスンジャだが、「俺とお前が共謀して病院からナムジンを誘拐したことを警察に話す」と脅される。
#51-60
第51話
慰謝料の件でマンソクはアン家に抗議しに行く。サンヒョンは、ヨンシルからの要求にナムジンが応じただけだと説明するが、マンソクは聞く耳を持たず、スンジュとナムジンの交際を許さないと言う。その頃、スヒはシウと結婚させるお金持ちの令嬢を必死に探していた。そんな母親の姿を見て「ジナが諦めない限り、絶対に別れない」と言うシウ。その言葉を聞き、スヒは2人を別れさせようと画策する。
第52話
スンジャの元にまたもやチョルサンが訪ねてくる。ナムジン、スンジャはチョルサンを説得し、追い返そうとするが、2人の説得もどこ吹く風だ。チョルサンに根負けした2人は居場所が見つかるまでアン家に居候させることにする。一方、ミラは車でスンジュを家まで送る。ミラはスヒとの約束を守りつつ、スンジュとナムジンを傷つけることがない方法を考えていると言い、デート用にホテルの食事券を渡す。
第53話
スヒに呼ばれて、新春慈善バザーの打ち合わせに出席することになったジナだが、金持ちの奥様と令嬢に囲まれ、自分の生きてきた世界との差を目の当たりにする。着の身着のままで外に飛び出したジナはナムジンに電話をし、迎えに来てもらう。帰るあてのないジナを哀れに思ったナムジンはジナのためにホテルの部屋を取るが、その様子を目撃したマンソクはあらぬ誤解をし、スンジュにその一部始終を話してしまう。
第54話
スンジュはナムジンに、ジナとホテルに行った件を問いただす。ナムジンは事の経緯を説明するが、スンジュは「彼女のことを忘れられないなら、終わりにしたい。」の一点張りだ。ジナをふびんに思ったナムジンはシウに前日の一件について説明する。シウはナムジンからジナの居場所を聞き、ホテルを訪ねるが、ジナはかたくなにシウとの話し合いを拒否する。ドアをたたき続けるシウに折れたジナは扉を開けるが…。
第55話
シウはスヒに、4歳の時に買ってもらった大好きなおもちゃにたとえて真剣にジナを思っていることを伝える。シウとスヒの話し合いのあと、スヒの部屋から物が割れる音を聞いたスンジャは掃除をしに行く。物に当たるべきではないと諭すスンジャにスヒは全てナムジンが悪いと言わんばかりに八つ当たりをする。翌日、出勤したジナにデザインの盗用を疑うスヒ。必死に否定するジナだが、監査室に呼び出されて…。
第56話
チョルサンの持ち物を調べてみたところ、ホ執事の高級腕時計が見つかる。絶対に盗んでいないと潔白を主張するチョルサンだが、前科持ちのチョルサンに一同は疑いの目を向ける。チョルサンはみんなの冷たい視線に耐えきれなくなり、荷物をまとめてアン家を出ていってしまう。一方、シウは住む家を失ったジナのために部屋を借り、後継者争いが終わった暁には結婚しようとシウはプロポーズする。
第57話
ナムジンがジナに付き添ってホテルに行ったという話をしているところに、スヒがちょうど帰ってくる。その話を聞いたスヒは、ナムジンとジナがグルになり、シウを誘惑して後継者争いに敗れるように仕組んだと思い込み、ナムジンのことを平手打ちする。2次コンテストのモデル選びに難航する2チームだが、スンジュが自らモデルに出演交渉をすると言う。ミラに匹敵する逸材に依頼するというスンジュだが…。
第58話
チョルサンはヒョンガンのエントランスで、スヒに話しかける。スヒのことを昔、近所に住んでいたチェ・グムスンに違いないとチョルサンは言うが、スヒは人違いだと言い張る。一方、ジナはスンジュを部屋に誘い、一緒に杯を交わす。ジナがデザイン盗用を疑われた時に濡れ衣だと証明してくれたスンジュに礼が言いたかったとうれしそうに語る。友達になってほしいと頼んだジナにスンジュは約束を持ちかける。
第59話
チョルサンは警備員としてヒョンガンに就職する。エントランスでまたもスヒを見かけ、スヒがヒョンガンの常務であることを知ったチョルサンはまたよからぬことをたくらむ。ミラはシウと2次コンテスト当日の打ち合わせをするが、ぶっつけ本番で舞台に立つという常識破りの提案をし、「母親を刺激すると痛い目を見る」と捨て台詞を吐く。紆余曲折の末、ついに2次コンテストの日を迎えるのだが…。
第60話
ついに2次コンテストの結果が発表される。両チームともにミラがランウェイに立ったため、引き分けの判定となったが、審査員の採点は5対0で2チームの圧勝となる。1次コンテストは僅差で負けた2チームだったが、1次コンテストで企画した制服の売上が好調なこともあり、挽回の可能性が高くなった。1チームの敗北の可能性が高まったことでいらだつシウはスヒをなじり、1チームから手を引くように迫る。
#61-70 6月ONAIR
第61話
チョルサンを常務室に招き入れるスヒ。冷たい態度を取るスヒに、チョルサンは30年前ナムジンを誘拐するように唆したのはスヒだったという衝撃の事実を語る。誘拐事件が時効を迎えたのをいいことに、スヒを脅そうともくろんでいたチョルサンだが、反対にスヒに脅されてしまう。ホ弁護士はスヒに実母がいたことをシウに確認すると、実母がいるにも関わらず、児童養護施設出身だと話していたスヒに疑念を抱く。
第62話
シウが家を出ていったと知ったスヒは、電気もつけず暗い部屋で1人でさめざめと泣く。後継者争いに勝ち、ヒョンガンの経営権を引き継いだらスンジュと一緒になることを認めるとマンソクに言われたナムジンは、一層仕事に情熱を注ぐ決心をする。スヒもまた、シウとジナを呼び出す。スヒはシウが後継者争いで勝ったら結婚を認めると言い、シウに家に戻るように諭す。3次コンテストのテーマが発表された。
第63話
スヒはソンギュにジナの家の住所を調べるように命じる。その頃、シウは2次コンテストで発表したスパンコールのついたドレスの製造の請け負いを要請しにミンハンに出向く。破格の工賃を提示するシウだが、株の不正取得を理由に首を縦に振らないマンソク。そんなマンソクに、ソンギュが売った株式を正当に取得しただけだと言い張るシウだが、ちょうどスンジュが部屋の外で2人のやりとりを聞いていた。
第64話
シウが後継者になるために働いた数々の悪行を知り、シウを非難するナムジン。そんなシウに「絶対にヒョンガンを渡さない」とナムジンは宣戦布告する。一方、スンジュはマンソクから「情の深いナムジンは妻を蔑ろにしてでも周囲の人に親切にするだろう」と言われ、その言葉が頭から離れない。スンジュがナムジンを好きになったことを後悔していると、外から「愛している」というナムジンの声が聞こえてきて…。
第65話
ホ弁護士はスヒの過去を知る児童養護施設の施設長の妻の居所を突き止める。しかし施設長の妻は認知症を患っており、会話がかみ合わない。その頃、スヒはチョルサンを常務室に呼び出し脅迫するが、チョルサンは刑務所に入ることなど何とも思っていないと開き直り、誘拐事件が迷宮入りしたのは自分のおかげだと反対にスヒを脅す。スヒは口止め料として5000万ウォン払うことをチョルサンに約束する。
第66話
ホ弁護士はスヒの近くで聞こえよがしに、「チェ・グムスンをよく知る人物に会ってみないか」とチョルサンに持ちかける。平静を保ちつつも内心動揺するスヒ。ホ弁護士は、スヒが施設にいた頃の日誌を手に入れ、改名のいきさつを調べる。一方、ヨンシルのミスでミンハンに発注した商品の納入が遅れることになり、2チームが大きな損害をかぶることが判明する。ナムジンは事態の収拾に奔走するが…。
第67話
旧正月のお祝いにスヒも交えて家族で餃子を作っていると、ナムジンのもとにホ弁護士から連絡が来る。児童養護施設の日誌を確認したところ、チェ・グムスンとスヒが同一人物だと判明したと言う。当時、赤ん坊だったナムジン誘拐事件の真相を調べるために、ホ弁護士はチョルサンを伴ってアン家に向かう。動揺が隠せないナムジンをスンジュは気遣うが、家族がそろう中、ホ弁護士がスヒを問い詰める。
第68話
サンヒョンがスヒの部屋を訪ねると、スヒは亡きアン会長の亡霊を見たと恐怖におののいていた。一方、シウはスヒが誘拐事件の黒幕だという事実を受け入れられず、一人苦悩していた。誘拐事件はでっちあげだと、ホ弁護士を告訴するために奔走するシウだったが、スヒはシウが法に訴えることで真相が明らかになることを恐れる。そこでスヒは、ジナが姿を消せば、シウは告訴を諦めるのではないかと思いつく。
第69話
ジナの家に押しかけ、シウと別れるように迫るスヒ。シウの幸せを願うなら、別れるべきだと強硬な姿勢を見せるスヒだが、妊娠が発覚したばかりのジナはひざまずき、結婚を許してほしいと必死に頼む。ジナの真摯な姿を見たスヒだが、2人の交際を認めるどころか、「別れなければ死ぬ」と言い、本当に別れなければ、留守中にこの部屋で首をつると脅す。スヒの自殺を止めるために、ジナは姿を消す決心をする。
第70話
ジナが姿を消してしまったショックで酒に溺れるシウ。「ナムジンのものを奪ってやりたくてジナとつきあったが、飽きたから捨てた」とシウはナムジンに嘘をつく。突然、ジナが姿を消したため、1チームは3次コンテストの準備がなかなか進まずにいた。ジナのパソコンが開けず、途方にくれるチーム員。そんな中、シウはジナが自分たちが付き合い始めた日を暗証番号に設定していたことを思い出す。
#71-80 6月ONAIR
第71話
スンジュはジナを部屋に招き入れ、ナムジンと一緒に失踪のいきさつを聞く。ジナがシウとの子供を中絶したと聞き、驚く2人。ジナはシウへの思いを断ち切り、独立してブランドを作ると言い、ナムジンに3000万ウォンを貸してほしいと頼む。ジナを諦めきれないシウはナムジンにジナの居場所を問い詰める。ナムジンは前夜にジナに会ったことを打ち明け、もしかしたら中絶はしていないのかもしれないと話す。
第72話
シウはスンジュに今までのことを謝罪するが、突然倒れてしまう。心労と酒の飲み過ぎが原因で肝臓を傷めたシウは入院をすることになり、ナムジンとスンジュも泊まり込みで付き添う。ナムジンは仕事で徹夜することになったとスンジャに連絡するが、家族はスンジュと外泊するために嘘をついたのではないかと勘ぐる。ナムジンが家に戻らないことを知ったスヒは、シウのためにジナを捜しているのではないかと疑う。
第73話
ナムジンがジナに3000万ウォンもの大金を貸したことを知ったスンジャは激怒する。スンジャは長年、ナムジンがジナに利用されてきたと思っているためだ。心配したスンジャはスンジュに会い、ジナにはくれぐれも気をつけるように警告する。その頃、ジナは小さな洋服のリフォーム店を開業する。実はジナは中絶しておらず、ジナはお腹の子の超音波写真を見ながら、シウに思いをはせていた。
第74話
スヒは一時期の不安定さから脱し、表情が明るい。自分の思惑どおり、ジナは姿を消し、シウも告訴どころではなくなったためだ。そんなスヒの様子から、ナムジンは、ジナの失踪はスヒが仕組んだのではないかと話す。とぼけるスヒに「他人を不幸にしたら、その何倍も不幸になる」とナムジンは忠告するが…。一方、ソンギュはヨンシルに付き添って行った洋服のリフォーム店でジナを見かけて驚く。
第75話
ホ弁護士は、スヒとチョルサンを呼び出し、数日前チョルサンが誘拐事件当日にナムジンの担当看護師だった女性に大金を渡したことを問い詰める。「看護師が介護事業を始めるというので投資した」という苦しい言い逃れをする2人だが、ホ弁護士は誘拐事件の再捜査を要請するための手続きを着々と進めていた。一方、3次コンテストのデザインと製作報告書の提出日を翌日に控え、両チームは準備に余念がないが…。
第76話
ホ弁護士が誘拐事件の再捜査のために動いていることを知ったチョルサンはスヒに相談する。自分に捜査の手が及ぶのを恐れたスヒはチョルサンに逃亡資金3億ウォンを渡すことを約束し、海外逃亡を勧める。ソンギュはジナの店を訪れ、スヒに協力したことを謝り、助けたいと言う。ソンギュも昔、金持ちの女性と交際し、無理やり別れさせられた経験があり、ジナに同情したのだ。ジナはソンギュにシウに会いたいと頼む。
第77話
ホ弁護士は、誘拐事件の証人からチョルサンと話していたスヒの目撃情報を引き出す。また、スヒは3次コンテストで1チームが負けたことを頑として認めず、コンテストのやり直しを求めると言って聞かない。シウはスヒの言うことには耳を貸さず、潔く敗北を認め、辞表を出す決意を固めていたが、またもや倒れてしまう。スンジャはホ弁護士に電話し、チョルサンから一緒に海外で暮らそうと誘われたことを話す。
第78話
ホ弁護士は、スヒが誘拐事件の黒幕である可能性が高いことと、チョルサンの出国停止手続きを踏んだことをスヒに話すが、スヒは知らぬ存ぜぬを貫き通す。一方、2チームは、染料に含まれていた有害物質によるトラブルで対応に追われていた。スンジュはサンヒョンに問題の染料を薦めた人間は誰か問い詰める。スヒがわざと有害な染料を薦めたことを知ったナムジンたちはスヒに抗議しに行くが…。
第79話
居直るスヒの態度に業を煮やしたスンジュは、シウが病気になったのはあなたのせいだと責めるが、スヒは自分の過ちを認めようとしない。自分の形勢が不利だと悟ったスヒはチョルサンを呼び出し、密航してでも一刻も早く外国に逃げるように伝える。一方、ナムジンたちは、染料でアレルギーを起こした被害者たちに謝罪行脚を行う。また、ジナの元にはスヒから使いを頼まれたソンギュが訪ねてくるが…。
第80話
スヒはジナを訪ね、肝臓の移植手術が必要なほどシウの症状が重いことを明かす。結婚を許すからシウに会ってほしいと涙ながらに頼み込み、ナムジンにドナーになるように説得してほしいとジナに懇願する。スヒの虫のいい申し出に一度は断るジナだったが…。また、ホ弁護士はチョルサンとスンジャを会社に呼び出し、チョルサンに“スヒから大金を受け取りつつも誘拐事件の真実を明らかにする方法"を伝授する。
#81-90 6月ONAIR
第81話
2チームの誠意ある謝罪対応が被害者の心を打ち、マスコミもナムジンのことを故アン会長の後継者にふさわしいと賞賛する。シウの担当医から、シウとスヒが実の親子ではない可能性が高いと聞かされたホ弁護士は、ホ執事にスヒとシウの歯ブラシと髪の毛を持ち出すように頼む。また、ジナは1チームに復帰し、シウと念願の婚姻届を出すが、スヒは執ようにジナにナムジンに肝臓を提供するように説得しろと迫る。
第82話
DNA鑑定の結果、スヒとシウが実の親子ではないと知ったホ弁護士は故アン会長とシウのDNA鑑定を依頼する。一方、スヒは染料による健康被害を起こしたナムジンの責任を問い、ナムジンを停職に追い込もうと画策する。日に日に悪化していくシウに一刻も早く生体肝移植の手術を受けさせたい親心からだ。スンジュはナムジンを助けるためにサンヒョンの娘ソニからスヒの悪事の証拠を得る。
第83話
シウは故アン会長の孫ではあるが、スヒの息子ではない…、DNA鑑定の結果を見て、頭をひねるホ弁護士。ホ弁護士はシウの出生当時のことを詳しく知るチャン室長から、出生届に記載されたシウの誕生日は太陽暦ではなく、陰暦だったと聞き、ナムジンとシウが同じ誕生日だったことを知る。シウとナムジンが同じ産院で同じ日に生まれたことを知ったホ弁護士はスヒとナムジンのDNA鑑定を依頼する。
第84話
ホ弁護士はチョルサンを呼び出し、誘拐する際に「キム・ソヨンの赤ん坊か確かめて誘拐したか」と聞くが、怖くて焼酎を2本飲んでいたのではっきり覚えていないと言うチョルサン。ホ弁護士は、スヒとチョルサンのせいで2人の若者の人生が台なしになったと怒り心頭だ。一方、ナムジンとスンジュは1チームが自ら開発した商品を不正に買い取っていると気づき、証拠をつかむために坡州(パジュ)に向かう。
第85話
スヒに、シウとスヒが親子ではないというDNA鑑定書を突きつけるホ弁護士。スヒは、ホ弁護士がナムジンを後継者にするために鑑定書を偽造したと主張し、激怒する。ヒョンガンはいよいよ緊急理事会の日を迎える。スヒの数々の悪事を理事会で公表するために入念な準備をしたナムジン。しかし予想に反して、スヒは自ら辞意を表明し、辞任届の受理を3か月後にしてほしいという条件を提示する。
第86話
ナムジンに「実の母親に会ったらどんなことを聞きたいか」と聞くスンジャ。ナムジンは「生まれた時の話が聞きたい」と答え、ナムジンが自分の実の息子かもしれないと思い悩んでいるスヒは、複雑な思いでナムジンの言葉を聞く。その時、スヒのもとにペニシリンの副作用でシウの容体が悪化したという知らせが入る。亡き副会長夫人も同じ原因で苦しんだことがあるという話を聞き、スヒは内心、動揺する。
第87話
スヒとスンジャの会話を偶然聞いたスンジュは、ナムジンとスヒが実の親子であると知り、衝撃を受ける。動揺するスンジュの姿を見たスヒは「ナムジンを後継者にするためのホ弁護士の策略に決まってる」と言い張る。現実を受け入れようとしないスヒに、ホ弁護士はチャン室長に、スヒがナムジンたちに謝罪し、罰を受けるように説得してほしいと頼む。その頃、ナムジンはシウに肝臓を提供するために入院する。
第88話
チョルサンは、ナムジンとスヒが実の親子であることを生体肝提供手術を控えたナムジンに話してしまう。動揺したナムジンは事実を確かめるために病院を抜け出し、ホ弁護士のもとに向かう。誘拐される前に産院のミスで取り違えられていたのではないかというホ弁護士の仮説を聞き、更なるショックを受けたナムジンはスヒのいる常務室に行き、スヒに向かって「あなたの血を継いだと思うとぞっとする」と言う。
第89話
スヒは母子手帳に謝罪の手紙を挟み、ナムジンの病室にそっと置いて立ち去る。ナムジンを訪ねたホ弁護士に、スヒは気持ちを整理するためにしばらく旅に出ると打ち明け、シウには自分が実の母親ではないことを秘密にしてほしいと頼む。シウの病室を訪ねたホ弁護士にナムジンは妙な胸騒ぎがすることを話し、2人で屋上に行ってみると、スヒがまさに屋上から飛び降りようとしているところで…。
第90話
スヒはチョルサンをシウの病室から連れ出し、自首することにしたと打ち明けるが、2人の会話を陰でジナが聞いており、スヒとナムジンが実の親子だったことを知ってしまう。また、ヒョンガンの社内でもスヒとナムジンが実の親子だという噂が広まっていた。ホ弁護士は、出生の秘密が明らかになった以上、会長の直系の孫であるシウがヒョンガンの次期社長に就任するのが筋ではないかと一人思い悩む。
#91-100 6月ONAIR7月ONAIR
第91話
ついに生体肝移植手術を受ける日を迎えるシウ。シウと一緒に手術室に入るナムジンを見たスヒは、2人の息子の無事を祈り、ひそかに涙を流す。手術は無事に成功するが、その1か月半後、ジナの目の前でシウは不可解な言動をとる。一方、スヒは出頭に向け、身辺を整理し、財産をナムジンとスンジャ、シウに譲渡する手続きを取る。そしてシウの回復を見届けたスヒは自らの罪を償うために検察庁に出頭する。
第92話
ナムジンの証言により、誘拐事件の時効が成立し、刑を免れることになったスヒとチョルサン。しかし、スヒは自分を罰してほしいと検察官に涙ながらに訴える。一方、スンジャは裕福な家で育つはずが、苦労させてすまないとナムジンに謝り、外浦(ウェポ)に戻る決意をしたことを打ち明ける。しかしナムジンはスンジャに育ててもらったことを感謝し、スンジャが外浦に戻るなら、自分も一緒についていくと言う。
第93話
スンジュが作ったのり巻きを持ってピクニックに出かけるナムジン、スンジャ、スンジュ。楽しそうな3人を横目にスヒは留守番し、1人寂しくのり巻きを頬張る。ピクニックのあと、スンジュをカフェに連れ出すナムジン。ついにナムジンはスンジュにプロポーズするが、スンジュはナムジンに「愛している人はナムジンしかいない」と言いつつも、少し考えさせてほしいと頼む。シウは後継者争いから退く決心をする。
第94話
ジナとの結婚の挨拶をしに納骨堂に行くシウだが、遺影を見て動揺する。一方、後継者争いの行方は混迷の様相を呈しており、1チームが2次コンテストで商品化したドレスが予想外に売上を伸ばしており、コンスタントに売上を伸ばしていた2チームに迫る勢いを見せていた。スヒは今までの悪行を悔い改め、ナムジンとスンジュと親しくしたいと願うが、ナムジンは譲渡された財産の受け取りを拒否する。
第95話
ナムジンがスヒの実の息子だという噂が社内で流されていると知ったシウは事実を確かめるべくホ弁護士の元に向かう。しかし、噂ではなく真実だと知ったシウはスヒを責めたて、「二度と顔を見たくない」と言ってしまう。また、スンジュはナムジンに別れ話を切り出す。誘拐事件を起こし、ナムジンのことを妨害するために悪事を働いてきたスヒを姑として受け入れることはできないと率直な気持ちを打ち明ける。
第96話
ジナと一緒に家を出ようとするシウをナムジンは引き止めるが、シウの決心は固い。ナムジンは、後継者に選ばれても辞退するつもりだとシウに打ち明け、ヒョンガンの発展のために力を尽くしてほしいと頼む。その頃、スヒは育ての親であるスンジャに義理を感じているためナムジンが自分に心を開かないと思い込み、しばらく故郷に戻ってほしいと頼む。スンジャはスヒの頼みを聞き入れ、バスターミナルに向かう。
第97話
ついにヒョンガンの次期代表理事が決まる。一同緊張に包まれるが、後継者候補だったナムジンとシウが共に放棄したため、代表理事はホ弁護士が引き続き務め、2年後に再び選任することが発表された。また、1チーム、2チームの売上が過去5年の会社の売上より良かったため、両チームの社員は共に昇進し、特別休暇が与えられることに。その時、スヒは会社の発展を大義名分とし、会社の分割をたくらんでいた。
第98話
ナムジンとスンジュの結婚に先立ち、両家顔合わせの食事会が開かれる。食事会が開かれることを知ったスヒは結納品に高価な宝飾品を贈るが、スンジュは受け取りを拒否する。一方、シウは結婚式を土曜日に挙げることにしたとジナに告げる。ジナはスヒには知らせたのかと聞くが、シウは自分の母親はあくまでも交通事故で亡くなった副会長の妻であり、スヒには結婚式に参列してほしくないと言う。
第99話
スヒには秘密でシウとジナの結婚式がひっそりと開かれる。サンヒョンからの連絡で挙式のことを知ったスヒは動揺し、チャン室長の運転で心当たりのある教会へと向かうが、既に結婚式は終わっていた。誰もいない教会で泣き崩れるスヒ。その教会は、従順だったシウが唯一、反抗的な態度を見せた思い出のある教会で、その教会で挙式したということは自分を捨てたも同然だとチャン室長に胸の内を明かす。
第100話
シウはスヒに「30年前僕を殺そうとしたように、ジナのお腹の子を殺そうとしたのか」と衝撃的な言葉を投げかける。更にシウはスヒのことを常務と呼び、母親とは認めないと言う。30年間、シウを我が子だと信じて、自分なりに必死に育ててきたにもかかわらず冷たい態度を取られたうえにナムジンからは、「上司としてなら結婚式に参列しても構わない」と言われ、スヒは更に精神的に追い詰められてしまう。
#101-110 7月ONAIR
第101話
パニック障害の疑いがあるスヒを病院に連れていこうとするジナだが、断られてしまう。アン家の人々の心配をよそに、スヒは仕事に行くと言って聞かない。ジナに付き添われて出勤するスヒだが、社内で偶然会ったスンジュに向かって「この女に殺されてしまう」などと不可解な言動を見せる。またホ弁護士は、スヒが推し進めるヒョンガンの分割計画を阻止するためにナムジンとシウに協力を仰ぐ
第102話
朝食の時にスヒがなかなか食卓に来ないことを心配するアン家の面々だが、スンジャと一緒に寝ていると聞き、一同安心する。スンジャと一緒に寝たスヒは久しぶりにぐっすりと眠る。一方、スンジュはスヒと顔を合わせるたびに罵詈雑言を浴びせられるため、思い悩んでいた。しかしスンジュは、よりによってスヒを中心に推進してきたイタリアブランドとのコラボ企画のチーフデザイナーに抜擢されてしまう。
第103話
アン家の面々はスヒを心配し、病院に行くように勧めるが、スヒは頑として聞かない。会社で打ち合わせをしていると、スヒは再び発作を起こし、スンジュの顔を見るだけで胸が苦しくなるから出ていってほしいと訴える。ホ弁護士はスンジュをチームから外し、代わりにジナにチームに入ってもらうよう提案する。スヒの心ない言葉と態度に深く傷ついたスンジュはナムジンに退職願を提出し、別れ話を持ちかける。
第104話
スンジュとの別れ話に納得できないナムジンは、スンジュの部屋のドアをたたき続けるが、悲痛なナムジンの呼びかけにもスンジュは答えようとしない。一方、チャン室長とサンヒョンは、スヒをキャンプに連れ出す。チャン室長はこの旅行を「思い出をたどる旅だ」と言い、スヒも心を開く。スヒはシウの父親との出会いや別れざるを得なかった悲しいいきさつについて2人に語り、今日が彼の命日だと気づく。
第105話
病気が原因とはいえ、不可解な言動を繰り返すスヒにナムジンは内心困惑し、ホ弁護士に相談する。ホ弁護士はスヒが誘拐事件から現在に至る記憶の一部を失っているのではないかと推測し、ナムジンとシウが実の息子だと思い込んでいるようだと語る。スヒの病状が日に日に悪化していくことに困り果てる2人だが、イタリアブランドとの協約式が迫っており、企画の責任者であるスヒを休職させるわけにはいかず…。
第106話
スンジュの決心は固く、ナムジンの説得にも耳を貸さない。しかし、ナムジンは「君が戻るまでいつまでも待つ」と語りかける。ジナの母親はジナのために、手作りの小豆粥を携えてアン家を訪れるが、それを見たスヒは小豆粥は妊婦によくないと小言を言う。プライドを傷つけられたジナの母親は「シウの実母でもないくせに姑面をするな」と言い返すが、スヒは「シウとナムジンは2人とも自分の息子だ」と言い張る。
第107話
解離性健忘が原因で自分に都合の悪いことは忘れ、自分勝手な言動を繰り返すスヒに耐えきれなくなったジナは、スヒに自分の思いをぶつけてしまう。スヒの更なる異変に気づいたナムジンはスヒを病院に連れていくが、主治医から病状が悪化していることを告げられる。いつ発作を起こすか分からない時限爆弾のような危うい状態のスヒをサポートするためにナムジンはイタリアブランドとのミーティングに出席する。
第108話
一人暮らしの部屋に引きこもるスンジュのもとにジナが訪ねてくる。その頃、スンジュのことを諦めきれないナムジンは、マンソク夫妻のもとを訪ねるが、ヨンシルの口からスンジュの決心が固いことを聞かされる。その頃、ジナの母親はスヒにアン家の奥の間をシウたちに譲るように話すが、スヒは激怒する。興奮して暴れるスヒをなだめるために、ナムジンはスヒのことを“お母さん"と呼びかける。
第109話
川のほとりでナムジンはスンジュのことを今も愛しているが、スヒのせいで諦めざるを得ない状況を切々と訴えると、スヒは涙を流してナムジンに謝罪をする。そしてナムジンはスンジュに自分の思いをつづった長いメールを送る。そのメールを読んだスンジュはマンソク夫妻とサンヒョンの前で涙を見せてしまう。サンヒョンはナムジンの気持ちを無視し、無理に別れるとはむごいとスンジュのことを責めたてる。
第110話
スンジャはスヒと一緒にナムジンとよりを戻すようスンジュを説得するが、スンジュは聞き入れようとしない。一方、イタリアブランドのコラボチームのメンバーは、ナムジンとシウが正反対の指示を出すため、板挟みになり困惑する。チャン室長は、まとめ役としてスヒの復帰を願うが…。ナムジンのことを忘れられず、苦しむスンジュは「デザインの勉強をやり直すためにもう一度留学したい」とマンソクに相談する。
#111-120 7月ONAIR
第111話
ジナの母親がスヒに「奥の間を譲れ」と言った件でまたも2人は口論となり、サンヒョンまでもがジナの母親を罵る。そこにちょうどシウが帰ってくるが「育ててくれたから“母さん"と呼んでいるだけで母親ではない」と言われ、スヒはショックを受けてへたり込んでしまう。慌ててスヒを寝室に連れていくナムジン。事もあろうにサンヒョンが口を滑らせたせいで、ジナの母親はスヒが誘拐事件の主犯だったと知る。
第112話
ヒョンガンの社屋のロビーで罵倒し合うジナの母親とチョルサン。ジナの母親はチョルサンがスヒの指示でナムジンを誘拐したと大きな声で罵ったため、事件は社員の知るところとなってしまう。一方、ナムジンはマンソク夫妻に挨拶しに行く。そこでヒョンガンを退職することを打ち明け、世話になったことを感謝し、スンジュの幸せを祈っていると伝える。スンジュには「全てを忘れ、笑顔になってほしい」と言う。
第113話
アン家を出て、ホテルに1人滞在するスヒ。家に戻るよう説得するシウだが、スヒは聞き入れようとしない。そこでチャン室長が一時的にスヒを預かると申し出る。スヒの失踪事件は無事に一件落着したかのように見えたが、記者がスヒの失踪を嗅ぎつけていた…。そしてナムジンは2チームのメンバーに退職届を出したことを打ち明ける。ナムジンの退職をメンバー全員が惜しみ、引き止めるが、ナムジンの意志は固い。
第114話
牛乳アレルギーの発作を起こし、意識を失ったシウだが、スヒが常備していた薬のおかげで命拾いする。このことがきっかけで、シウは幼少期から病弱だった自分が無事に大人になれたのは育ててくれたスヒのおかげだったと痛感する。起業を決意したナムジンだが、スンジャから3次コンテストの時に起こった健康被害の際、被害者救済のために私財をほとんど使ってしまい、事業資金がないことを明かされる。
第115話
スヒが行方不明だという連絡を受け、シウとジナは捜索に向かうが、その頃、スヒはナムジンの運転する車に乗っていた。ナムジンはスヒの望みで亡き副会長が眠る納骨堂に向かう。副会長とのなれそめをナムジンに語るスヒ。まだスヒのことを“お母さん"とは呼べないナムジンだが、ふらつくスヒをおぶってやるのだった。一方、1チームのメンバーは記者相手にスヒの精神状態が不安定なことをしゃべってしまう。
第116話
スヒの病状とナムジンが退職する件が新聞記事となり、イタリアブランドとのコラボが中止の危機に陥る。一方、シウの大叔父にあたるヒョンガンのアン顧問とチョ常務はこの報道に乗じて、ホ弁護士を退任に追い込み、会社を掌握しようとたくらんでいた。コラボが中止となれば、莫大な違約金をイタリア側や下請け業者に支払うこととなるため、ヒョンガンは株主から激しい抗議を受けることになる。
第117話
いまだにナムジンへの思いを断ち切れないスンジュだが、取引先のエリート御曹司ソン・ジェユンから「3回だけデートしてほしい」と半ば強引に交際を申し込まれる。一方、記憶を完全に取り戻したスヒは、ジナ、シウ、ナムジンに今までのことを謝罪する。ナムジンからアン家が記者たちに囲まれていると聞かされたシウは、大叔父であるアン顧問がチョ常務と手を組み、暗躍していることに気づく。
第118話
アン顧問とチョ常務の画策により緊急理事会が開かれる。スヒの精神状態の不安定さが原因でイタリアブランドとの事業が中止の危機にさらされていることや誘拐事件のことが俎上に上がり、その対策が後手に回ったという理由でホ弁護士をも糾弾される事態となるが、肝心のスヒが姿を現さない。チョ常務は「当事者であるチョ常務が釈明しないのであれば、ホ弁護士を代表理事から解任する」と発言する。
第119話
ヒョンガンのブランドイメージの低下に頭を痛めたシウはスヒに代わって謝罪会見を開くことを決心し、ナムジンとジナも家族の一員としてスヒのために会見に臨む決意をする。しかし、シウたちの動きを察知してかアン顧問は株主総会での提議の前に経営陣の一新と専門経営者を代表にするとマスコミにリークしてしまう。世間の批判を追い風に発言権を強めるアン顧問の行動にナムジンたちは頭を抱える。
第120話
家族の反対を押し切り、2度目のアメリカ留学に発つことにしたスンジュ。ジナはナムジンにスンジュが明日アメリカに発つことを知らせ、スンジュを引き止めるように話すが、ナムジンは株式総会の準備を優先したいと答える。アン顧問の画策により株主総会での投票が認められなくなった大株主のシウとナムジン。逆境の中、ナムジンはSNSを使い少数株主に株主総会に必ず出席するように呼びかける。
#121-124 7月ONAIR
第121話
株主によるブラインド審査でヒョンガンの代表理事に選ばれたのはシウだった。動揺するアン顧問とチョ常務。2人は粛清人事を覚悟するが、シウは役員の続投をもちかける。そしてナムジンは、シウの代表理事就任をきっかけに退職を撤回し、専務に昇進するだろうという周囲の予想をよそに、退職を心に決めていた。その頃、スンジュはアメリカに出発するためにジェユンと一緒に空港に向かう。2年の月日が流れ…。
第122話
シウはヒョンガンの代表理事として忙しくも充実した毎日を送っており、ナムジンが立ち上げた会社もまた順調に業績を伸ばしていた。いまだにスンジュのことを忘れられず、独り身を貫くナムジンのことを心配するサンヒョンとナムジンの家族たち。サンヒョンはインターンのキム・ハナをアン家に招待してナムジンとくっつけることを思いつく。一方、スンジュは家族に秘密で韓国に帰国していた。
第123話
食事会で胃もたれを起こしたハナを家に送り届けている最中に偶然、ソンギュと再会したナムジン。ソンギュから、アメリカ生活で痩せ細っていたというスンジュの近況を聞き、ナムジンはスンジュに会いたい気持ちを募らせる。そんなナムジンの気持ちとは裏腹にアン家の人々はハナとナムジンをくっつけようとしていた。その頃、スンジュは自分の店を開くために、ジェユンの力を借りて開店の準備に追われていた。
第124話(最終話)
ナムジンは倉庫で倒れていたハナを介抱する。そんなナムジンにハナは積極的にアプローチするが、ナムジンは冷たくあしらう。一方、帰国したスンジュは久しぶりに家に帰り、ジェユンと一緒に店を開く準備をしていることをマンソクたちに報告する。ジェユンとはあくまでも友達でビジネスパートナーだと言い張るスンジュだが、ヨンシルは、ナムジンに新しい恋人ができたらしいと口を滑らせてしまう。
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